こんにちは!
神戸市兵庫区にある武田塾神戸湊川校です!
今回のブログでは
過去問演習で点数が上がる5つの時期
について解説していきます!
この時期の受験生の多くが直面する、
点数が伸び悩む時期や不安定な時期を乗り越えていくための具体的な対策法をお伝えしていきますので、
合格点を安定して取れるまでのプロセスを理解して効率よく成績を上げていき、志望校合格を勝ち取っていきましょう!
また、神戸市兵庫区にある武田塾神戸湊川校では
いつでも受験相談を受付しておりますので
お気軽にご相談下さい!
それでは、今回のテーマ「過去問演習で点数が上がる5つの時期」をご覧ください!
シンプル実力不足期
まず1つ目は、「シンプル実力不足期」です。
この時期に当てはまる人は過去問の点数が約3〜4割の人であり、単純に足りていない知識が多すぎるのです。
例えば英語の過去問などを分析してみると、原因として
・熟語を覚えていない
・単語を覚えていない
・文法を覚えていない
・動詞の語法を覚えていない
などなど、主に知識面での粗が目立つ時期です。
この時期の特徴としては、上記のように原因がわかりやすいという点にあります。
ここでよくあるのは、「単語帳を仕上げたと思っていたけど派生後などの細かいところを覚えきれていなかった...」や、
「『英文法・語法Vintageを仕上げたと思ったけど実は点が取れるほど定着していなかった...」というケースです。
ですから、「シンプル実力不足期」は、参考書の詰めきれていなかった部分(覚えれば点が取れる!)を見つけて、参考書のやり方を深める時期でもあります。
内容戦略を磨く期
2つ目は、「内容戦略を磨く期」です。
知識を入れたあと、その次に課題になってくるのは原因分析が難しくなってくることです。
例えば、英語の長文問題などでよくある「内容一致問題」で不正解になってしまったとしましょう。
もちろん、なぜ間違えたのかという原因の分析をするかと思いますが、この問題形式においては「この単語や文法を知らないから間違えた」という単純な原因の話ではなく、
・単語の勘違いで内容を取り違えていた
・選択肢の細かい部分を雑に読んでしまっていた
など、間違えた原因として様々な可能性が考えられてしまうのです。
つまり、間違えた問題を分析したときの原因が、単純な知識もれ以外のことになってくるため、その戦略を磨くことがこの時期の難しい点ですが、大切になってくることといえます。
内容戦略を磨く期でやるべきこと
「内容戦略を磨く期」でするべきことは、「シンプル実力不足期」で蓄えた知識をもとに、問題の内容を理解するための対策や勉強になってきます。
英語長文であれば、
・文を読む前に最初に設問を見る
・必要なキーワードには印をつける
・まずはサラッと読んで2周する
・文章を全部で3段階に分けて1段階目を読んだら一旦内容一致問題をやる
というふうに、「どういう解き方をしていけば良いのか」「各大学の難しい問題にどう挑むのか」、しっかりと戦略を立てることが重要です。
このような戦術をインプットしてから問題演習を積んで行った方が、自分の解き方の良いフォームを確立しやすくなるので、
参考書の『合格講座シリーズ』やYouTube、合格体験記などで、各大学のリサーチをして自分なりの戦略を立てるのもおすすめです。
また、「受かる人はどうするのだろう?」と考えることも重要です。
間違えた問題を分析するときに「ここでこうすればこの選択肢が消せたのか?」など、答えから逆算して受かる人の思考やその道筋を検証し、自分で習得することを目指しましょう。
時間間に合わない期
3つ目は、「時間間に合わない期」です。
ここまでで「知識は入れました!」「各設問の解き方もある程度は身についてきました!」「時間無制限ならそこそこ点数も取れます!」という人も多くなってきますが、次に問題になってくるのが、時間が全然足りないことです。
まず前提として、知識も入っていなければ、解き方も固まっていないのに、急ごうとしすぎて時間のことだけを気にしているのは最悪のパターンですので、まずは知識と解法のインプットを済ましてから、時間無制限で解けるようになるということを目指してください。
時間間に合わない期でやるべきこと
時間が間に合わない場合は、もちろんその原因を考えて対策をしていきます。
例えば、
・解く順番を変えてみる
・各大問ごとに目安の時間を設けて、その目安の時間内にそれぞれの単体の問題を仕上げてみる
・難しい問題やいわゆる捨て問題と言われるものに出会ったときの対応を考えておく
など、アプローチの仕方を見直してみると、時間の短縮につながったりすることがよくあるので、意識してみましょう。
過去問を制限時間内に解き終わるために、戦術をしっかり組み立てる練習をしましょう。
過去問の頻度
そして、この段階まで来ると、過去問の頻度を上げていってもOKです。
実力がついていない最初の段階で過去問を解いても演習した意味があまりないので、過去問をやりすぎてもよくありませんが
時間が間に合わない時期になってくると、ある程度各大問ごとに解くスピードを上げたりするためにも演習が鍵を握ってきます。
本番の試験の時間感覚に慣れるために、本番同様に時間を測った演習を取り入れていくようにしましょう。
点数ブレブレ期
続いて4つ目は、「点数ブレブレ期」です。
ここまでで、知識もつけ、解き方も身につけ、時間配分も練習してきているはずですが、どうしてもまだ点数は安定しづらい人が多いです。
点数がブレる要因として考えられるのは
・大学の問題の難易度
・その問題との相性
など様々ですが、ここで注意して欲しいのは、
調子が悪かった!相性が悪かった!だけで済ませないのが重要だということです。
下振れしてしまった時は、自分の弱点が明らかになる、つまり伸びしろがあるというわけですから、逆にチャンスと捉えてその原因はなんだったのかを突き止めて修正していきましょう。
点数がブレてもメンタルを落とさない、慢心しない、できなかった時は真摯に受け止めるということを意識しましょう。
安定期
最後5つ目は、「安定期」です。
ここまでくると、自信がついてきます。
大学受験において、自信は一番と言っても過言ではないくらいとても大事なものです。
「自分はこの大学だったら受かる点数が取れる!」という安心感は、何よりも合格の可能性を上げるものです。
入試会場へは、大半の受験生は不安な気持ちで向かっていくと思いますが、その余裕がない状態で受験に臨んでしまうとよくありません。
メンタル面でやられてしまうと、どうしても冷静さに欠けてしまうので、普段なら解けていたであろう問題もなんだか難しく見えてきてしまったりします。
なので、普段の過去問演習で、毎回安定してボーダーの点数プラス10点ほどが取れるようになってくると
「どんな問題が来ても大丈夫!」という気持ちで臨めるので、最終的にこの段階まで来れるようにしていけるとベストです。
今「シンプル実力不足期」の人なども、「自分は無理かも...」と思う必要はありません。
誰もが今回紹介した段階を通って、着実に点数を上げていっているので、今後このような壁があるんだということを理解した上でその壁を一つずつ乗り越えていってもらえれば、合格の可能性は上がります。
今回のまとめ
今回のまとめはこちら!
① 点数が下振れした原因を突き止めて補強する!
② 合格のためには安定期まで行くことが重要!
③ 安定期までの4つの壁を乗り越えて合格可能性を上げよう!!
参考動画
今回の参考動画はこちら!
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