こんにちは、武田塾神戸湊川校です。
本日は関西学院大学のAO入試についてご紹介したいと思います。
今回は国際学部、教育学部、総合政策学部をご紹介します。
推薦入試のポイントを知らないままで受験に向かうと危険ですよ~
もうすぐ公募制入試の時期がやってきます。ぜひこの記事を参考に合格を掴んでいきましょう!
関西学院大学には複数の種類の推薦入試が設けられています。
以下の3つが該当します。
・AO入試
・SGH公募推薦入試
・スポーツ能力入試
AO入試→大学の入学管理局(admissions office)による選考基準に基づいて、学力試験のみで合否を判定せず、高等学校における成績や小論文、面接などで人物を評価し、入学の可否を判断する選抜制度のことです。
SGH公募推薦入試→スーパーグローバルハイスクール、SGHアソシエイトおよびその実績校(過去に指定された学校)の教育課程内の授業等において、課題研究を通じて能力を高めた生徒を、多面的・総合的に評価を行い、関西学院大学が採択されたスーパーグローバル大学事業への接続を促進するための入学試験です。
スポーツ能力入試→この選抜入学試験制度は、スポーツ活動において優れた能力と競技実績を有し、入学後は学業と課外活動を両立させる強い意欲をもつ者を積極的に受け入れ、関西学院大学における教育の活性化と課外活動の一層の振興に寄与することを目指すものです。
提出された書類に基づきスポーツ実績を評価するとともに、本学で学ぶにあたっての基礎学力、知識、表現力、論理的思考力を筆記試験により評価を行います。
一次合格者に対する二次審査は面接(口頭試問含む)を実施し志願する学部で学ぶ意欲を中心に評価を行います。
② AO入試の倍率
大まかな関学の推薦入試の概要はご理解いただけたのではないかと思います。
次は、昨年のデータを基にして倍率をご紹介したいと思います。(引用元:大学受験 パスナビ)
・国際学部
募集人数:30名
志願者数:110名
合格者数:29名
倍率:3.8
・総合政策学部
募集人数:60名
志願者数:142名
合格者数:47名
倍率:3.0
・ 教育学部
募集人数:90名
志願者数:186名
合格者数:90名
倍率:2.1
③各学部のポリシーと評価方法を理解せよ
ここからはそれぞれの学部別に焦点をあててご紹介したいと思います。
推薦対策においては関西学院大学の各学部ごとの学びの趣旨(ポリシー)と評価ポイントを理解する必要があります。 *以下は関西学院大学の入試要項を参考にしています
③-1 国際学部のポリシー&評価ポイント
(国際学部のポリシー)
「国際性の涵養」という教育・研究上の理念
↓
「国際事情に関する課題の理解と分析」を教育・研究上の目的
↓
「国際」(世界理解、国際理解のための能力)と「人間性」を備えた世界市民として、国際的なビジネス・市民社会で活躍できる人材の養成
↓
学生が高い外国語能力を習得し、世界の各地域を様々な角度(特に人文・社会科学の観点)から理解し、分析できるようになる。
(評価基準)
・強い関心と学習意欲
・文化・芸術活動に関して秀でた体験や経験を有する人、社会人を対象
・従来の一般学力試験では判断することができない多様な経験、活動を通じて身につけた豊かな人間性、将来性、可能性、能力
(評価方法)
入学者選抜に際しては上述の趣旨にのっとって総合的に判断します。
・提出された書類・調査書
⇒キリスト教理解を中心とした「知識・技能」と志望動機を評価します。
・面接審査
⇒おもに「思考力・判断力・表現力」と「主体性・多様性・協働性」を評価します。
③-2 総合政策学部のポリシー&評価ポイント
(総合政策学部のポリシー)
現代社会は、環境破壊や資源・人口問題、国際紛争など多くの深刻な問題をかかえており、各国政府や国際機関、
非政府組織、民間団体などさまざまな組織や団体が、問題の解決をめざす。
↓
関西学院大学総合政策学部では、“Think Globally. Act Locally.”(地球規模で考え、足元から行動せよ)をモットーに、こうした地球規模の問題に対して、いかにして適切な政策を打ち出せるかを幅広い学問領域を結集させ、総合的に追求
(評価基準)
・現実世界の問題を解決したいという志と情熱を持っていること
・複雑に入り組んだ現実世界の問題を解きほぐし、その中から具体的な課題を発見・抽出するための想像力と論理的な思考力
・自らの考えや意見、政策提案を的確に表現し、伝達するための発信型のコミュニケーション能力
(評価方法)
審査は書類審査・筆記審査・面接審査
↓
学力「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を多面的・多元的に評価
・書類審査
⇒提出された書類や調査書に基づき、高等学校での学びや活動の成果から「主体性・多様性・協働性」などを中心に評価を行います。
・筆記審査
⇒日本語資料による読解・論述審査、英語資料による読解・論述審査を行い「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を中心とした学力を評価します。
・面接審査
⇒上述の本学部で学ぶ意欲を中心に総合的に評価を行います。
③-3 教育学部のポリシー&評価ポイント
(教育学部のポリシー)
「子ども理解」を基本的な教育理念
↓
学校教育及び保育の現場で活躍する「教育者」、広く社会で子どもを育てる活動にかかわり、またそうした活動を支援できる「教育者」を養成することを目的
↓
「実践力」、「教育力」、「人間力」など「教育者」に求められる資質をさらに伸ばそうとする
(評価基準)
・人間・社会に対する幅広い関心をもち、教育・保育現場などで学びと育ちを支える資質を身につけようとする意欲をもつ
・高等教育に相応しい学力をもち、主体的に問題を発見し、その問題解決に実践的に取り組もうとする意欲をもつ
・多様な価値観への理解・共感をもち、相互に人間的な成熟へと向かうことが期待できる
・関西学院のスクール・モットーである「Mastery for Service(奉仕のための練達)」という精神を体現しようとする意欲をもつ
(評価方法)
書類審査・筆記審査・面接審査
↓
「態度・関心」「知識・思考」「技能・表現」を多面的・多元的に評価。
・書類審査
⇒提出された書類や調査書に基づき、高等学校での学びや活動の成果から、「態度・関心」「技能・表現」を中心に評価します。
・筆記審査(英語論述審査・課題小論文審査)
⇒日本語資料および英語論述審査による読解・論述審査を行い、「知識・思考」「技能・表現」を中心に評価します。
・面接審査(グループディスカッション含む)
⇒「態度・関心」「技能・表現」を中心に、総合的に評価します。
④志望理由書は合否に大きく関わる! その書き方とは?
志望理由書は「その大学を志望する理由」をアピールするための書類となります。
必要な文字数は大学によって異なりますがおよそ1000字から2000字程度となります。
関学は文字数を指定していませんが、上記の字数は書いておいた方がいいでしょう。
志望理由書に書くことが多いのは「志望動機」「自己PR」「学びの設計書」「キャリアプラン」の四つです。
(志望理由書に書く上で意識してほしいポイント)
①志望動機は、その大学、学部を志したのかを簡潔に述べること。
「ほかの大学ではなくなぜその大学なのか」が明記されていること
②志望する経緯については、いつ、どんなストーリーからその学部を志望するようになったのかを明記すること。
この際のポイントは、「自分のバックグラウンドと学部での学びが密接に関わっていること」
③学習計画は、大学4年間において、いつまでにどんなスキルを習得するのかを説得的に述べること
「ここの学部なら、自分の目標達成のために必要なスキルについて網羅的に勉強できる」ということを明記
④将来の目標は、自分の目標に基づいてここの学部でしか自分は学びたくないのだという書き方をすること
「目標に独自性があり、またその目標達成が、社会問題の解決に繋がっている」ことを主張すること
⑤ まとめ
いかがでしたでしょうか?
基本的には先述の各学部のポリシーと評価のポイントになぞらえて推薦入試対策を行っていく必要があります。
推薦入試は大学の各学部が打ち出しているポリシーを意識した対策がすごく大事になってきますので、
大学の推薦入試要項をよく読んで対策していくと良いでしょう。
武田塾×あのちゃん (無料受験相談)
武田塾について
勉強されている中学生、高校生、既卒生の皆さんは
「これで勉強が出来るようになっているのか不安」
と思ってしまうこともあると思います。
武田塾ではその不安を「確認テスト」と「個別指導」で無くします!
<確認テストと個別指導>
武田塾では1週間に1度「確認テスト」と「個別指導」を行います。
テスト内容は宿題の問題と全く同じ問題なので
しっかりこなせていれば満点を取ることが出来ます!
そのため毎日頑張って勉強しないとやっていないことがバレるのです。
また、確認テストで80点以上を超えないと次に進めないため
志望校合格までの道を進んでいくことも出来ないのです。
こうして武田塾では確認テストで「勉強をサボれない」仕組みを作っているのです。
ずる賢い人や要領の良い人はここまで聞くと
「解答の丸暗記をすれば良いし楽勝♪」と
思ったかもしれませんがそれは絶対に出来ません!
それには2つ理由があるので説明していきます。
①宿題の量が丸暗記出来ない程多い
そもそも武田塾の宿題はどの科目でも丸暗記することが不可能な量です。下の表が実際に出される1週間の宿題量です。
例えば、英文法の問題集ネクステージは9~16章で全部で数百問あります。
これを全て丸暗記することは不可能だとは思いませんか?
②個別指導の時間で口頭チェックがある
武田塾の個別指導の時間では一般的な個別指導塾のような
問題解説や新しい事項の説明をすることはほとんどありません。
本当に問題が出来るようになったのか、暗記になっていないか
口頭でチェックさせてもらっています。
この口頭でのチェックでは「答えを答えるのではなく何故その答えを選んだのか」
その根拠や理由を講師の先生に説明してもらっています。
武田塾の目的は参考書の問題が解けたり確認テストで点数を取ることでは当然ありません。試験や入試で得点できなければ意味がないので、そのために根拠の確認をしていくわけです。
これを続けていくことで
「自分で考えて理解する力(思考力)解法やプロセスを説明する力(表現力)」
が養われていくのです。
今挙げた2つの力は大学入学共通テストにも必要な力です。
一般的な個別指導塾では授業中に進んでいくことが講師の先生に求められるため、
「生徒が本当に分かっているか」「明確な根拠があって答えられているか」
まで見ることはほとんどありません。
また、そのほかに確認テストの結果や生徒のノートを確認と
生徒へのヒアリングを行うことで1週間の勉強のやり方や
学習時間が適切かどうかをチェックし状況に応じて
アドバイスしていきます。
例えば、今週英単語が中々覚えられず
確認テストで8割を切ってしまった生徒の場合は
どのように英単語を覚えて来たのか、時間は毎日取れていたか
2日間の復習日でもしっかり取り組めていたかとノートを確認し、
その上で効率の良い正しい単語の覚え方を指導します。
ここまで講師の先生から手厚く見てもらえるのが武田塾の個別指導です!
③カリキュラムを全体で管理
もう1つ武田塾と普通の個別指導塾の違いは「カリキュラムを塾全体で管理」していることです。
個別指導塾では講師の先生に生徒のカリキュラムを丸投げしていることが多いです。
教室長の受験知識や教務知識が高い場合はひとりひとりのカリキュラムを設定していることも
あるのですが大半の場合は講師の先生にすべて任されてしまっています。
アルバイト講師が全て自分でカリキュラムを決めるなんてこともよくあります。
この方法ですと自身の経験のみを元に作っているため非常に危険ですよね?
しかし武田塾では志望校に応じてカリキュラムが決まっておりそれをもとに
講師の先生が指導しているため講師の先生に依存することはありません。
ここまでをまとめると武田塾と他の個別指導塾の違いは
①授業をしない
②毎週やってきた範囲の確認テストと個別指導
③カリキュラムを全体で管理している
の3点です。
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