「早稲田大学の英語はどんな参考書でどんな対策をしたらいいの?」
「現時点ではE判定だけど早稲田に逆転合格したい!!」
今回はこのような方々へ向けての記事となっています。
こんにちは!武田塾神戸湊川校です!
今回も前回の理系数学に引き続き早稲田大学の主に理系を対象とした記事を書いていきます。
そして今回の科目はズバリ、第2弾 英語編です!
なんでも、巷ではこの早稲田理工は「日本一難しい英語の入試問題」と言われているそうで、
私は早稲田と神戸大学を受験しましたが、英語のレベルは段違いに早稲田のが難しかったです。
ですが、心配せずとも完璧に読めている人なんてほぼいないので周りと同じくらいとれば大丈夫!合格ラインは50~60%くらいです!
そのための傾向と対策や入試に向けてどんな参考書に取り組めばよいかを受験経験がある身としてみなさんにお教えできればなと思います!
神戸湊川校では自学自習の徹底管理・サポートで、
早稲田、関関同立、旧帝大、神戸大、医学部医学科など数々の合格者を輩出した
教務、講師陣が合格へと導きます!
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傾向について
理工英語は大問は5つで試験時間は90分となっています。
問題は全て記号問題でa~dの中から1つ選ぶ四肢択一式で、全部で50問くらいです。(ここ数年は53問)
この時点で1つ1つをサクサクこなさないと時間がないともうみなさんお気づきだと思いますが、
さらに追い打ちをかけるのが全て英語で書かれた問題文です。
本文も問題文も、何から何まで英語なのでしっかり過去問研究をし、各大問で問われることはしっかり頭に叩き込んでおきましょう。
内容は単語力を前提とした難解な長文から文法問題まで幅広く問われます。
ただ、幸いにも英作文はないので単語・熟語、文法、構文、長文読解に絞ってゴリゴリ勉強を進めましょう。
以下では大問ごとに特徴を述べていこうと思います。
①大問1 長文読解
この大問では1つの大きなテーマの文章がtextⅠ~Ⅲの3つに分かれていて、それぞれを読み進める→解くというのを繰り返していきます。
それぞれの文章は100~500字ほどで、全体でこの長文から15問出されます。
ここで出される文章はとにかくテーマが難しく、何に対し筆者がどのようなことを述べているのかを速く正確に掴む力が求められるでしょう。
そのためにも、特にポイントとなるtextⅠ流れに乗ることを意識して練習しておきましょう。
ここ数年のテーマは
2019年 「人間の知性に関するさまざまな理論や研究」
2018年 「人口移動に関する理論とその研究」
2017年 「人間が道徳的な判断を下す際のプロセス」
と、何を言っているのかもうこの時点で分かりません。
さらに過去を遡って見てみると、テーマとして自然科学に基づいた研究や理論といった専門的なものが扱われやすいです。
また、その中で出てくる専門用語にわざわざ注釈をつけて訳を教えてくれる、なんてことはあまりないです。
普段から専門的な文章では大まかなテーマから専門用語をイメージして解くことを練習してみましょう。
わざわざ単語帳を買ってそれだけの対策をする必要はないですし、みんな予想しながら解いてるので問題ないです!
②大問2 整序問題
この大問では長文中のある部分がバラバラに並び替えられており、それを正しい順に直せ、というものが計5問出てきます。
ゴリゴリの文法問題なので、わざわざ長文を読んで内容理解なんてことはする必要はないです。
読むとしても前後だけ読んで「あーはいはい」となればOKです。
単語・熟語と文法事項をしっかり押さえ、並び替え問題の練習をしっかりして対策しておきましょう。
③大問3 空所補充、段落整序
この大問は前半と後半の2つに分けることができます。
前半では前置詞や接続詞、副詞などが4つ与えられ、長文中の空欄内に当てはめるのにどれが一番適切かを選ばせる問題が6題出ます。
大まかに内容を取りながら、ここは順接なのか、逆説なのか、や例を題して説明しているのかなどを読み取り、
and,but,for exampleなどを埋めていきましょう。
前置詞に関しては熟語や特定の形しか取れない動詞と絡めて出される傾向にあります。
熟語を反復練習し、動詞についてもofを取るもの、withを取るもの、toを取るもの、としっかりパターン分けしておきましょう。
④大問4 長文読解(グラフやデータをもとに考える問題)
この大問も2つに分かれており、ここはどちらも理系学部らしさ全開です。
前半は論理学の長文を読み解く問題が頻出です。
ただ読むというよりも、その内容を踏まえるとどんなことが考えられるか、どんなことが正しいと言えるか
といった発想の応用力が試されるため難易度はかなり高いです。
時間と相談しながらどこまで考えるかをしっかり自分なりにあらかじめ決めておきましょう。
後半はグラフを読み取ったり計算したりする問題が良く出ます。
ユニークな問題が多く、2019年には数学的帰納法による1+2+2^2+2^3+…+2^(n-1)=2^n-1を証明する問題を英語でやってみよう!というものが出ていました。
あまり他に見ない形式が出題されやすく、特徴的なので過去問を使ってしっかり専用の対策をしておきましょう。
⑤大問5 文法問題
この問題が一番特殊で、苦戦する人も多いと思われます。形式を理解するところからしっかり過去問を活用して慣れていきましょう。
ここでは2つの文章に共通する単語を埋めてください、という多義語を選ばせる問題が15題出ます。
頻出の訳については単語は1語1訳は前提知識として、様々な使い方が浮かぶように覚えこむ必要があります。
対策と使用する参考書
ここからはおススメの参考書について、順に話していこうと思います。
①単語・熟語
受験を英語で戦う上で単語力がないとまず勝負の場にすら立てません。
今から単語を始める方は「システム英単語」からまず始めましょう。
必要不可欠な単語が一通りそろっており、難易度も基礎~標準なのでとっつきやすく、進めやすいでしょう。
また、派生語や頻出用法が例文と共に各ページ上部にまとめられているのでフレーズで覚えるのに役立ちます。
これと併用して「速読英熟語」を進め、読解や文法問題に必要な熟語の知識を深めましょう。
熟語は1つ1つの単語の意味が分かっても推測で答えるのが困難なものがたくさんあるので、手を抜かず徹底的にやりこみましょう!
シス単が一通り完璧になり、時間に余裕があればぜひ「東大英単語 鉄壁」でさらに固めるというのもおすすめです。
②文法
一通り文法を学習してない方は「大岩英文法」をまず進めましょう。
一通りが学習した方は「Next Stage」や「Vintage」といった参考書を使って実際に問題を解きながら重要事項の確認をしましょう。
例えばNext Stage(ネクステ)では見開きページのうち左に問題が、右に解説が載っているので1題1題確認しながら、
同じ分野でも特に何が苦手なのかを細かく確認することができます。
また、それに伴って解説とまとめて覚えられるものをグルーピングしてくれているので効率よく重要事項を押さえていくことができます。
これらを何週も何週も繰り返し、力がついてきたら「ファイナル英文法」を使って実際に問題を解いていきましょう。
ネクステでは順番に並んでいたものがランダムになり、また並べ替えや誤った用法のものを選ばせるなど多彩な問題が揃っているので、
ここまで完璧にできれば文法に関しては申し分ない力がつくでしょう。
③構文
構文の勉強を進めるなら、まず基礎固めに「英語長文解釈70」が絶対的なおススメです。
長文を読み取っていく中で、内容の根幹にかかわるような部分に含まれる基礎構文が一通りそろっています。
いきなり長文を進めたい気持ちもわかりますが基礎がないと読めません。この1冊は絶対に完璧にしましょう。
まずは①、②と並行してこの参考書を進め、出来たら簡単な長文に入る、というイメージで取り組みましょう。
長文のレベルが上がり、共通テストぐらいの長文なら読める!となってきたら次は「ポレポレ英語読解プロセス50」です。
こちらは複雑で応用レベルの文章が50パターン用意されており、ただ知っている知らないのレベルでなく、
前後関係を考えながらどことどこがつながるのかをしっかり考えないと読み解くことはできない難易度の高いものが揃っています。
構文はここを最終目標に進めていきましょう。
④長文
③で構文解釈70を一通り終えたら、まずは「英語長文レベル別問題集4 中級編」から入り、「やっておきたい300」などでまずは慣れていきましょう。
長文演習では今までで培った総合力をもとに内容を読むことを意識し、「日本語に直す」だけでなく「文章を読み解く」ことが大事です。
ただ訳すのはできても問題が解けないという方は、各段落ごとに1~2行ぐらいで自分でまとめる練習をしてみてもいいでしょう。
その後は、
「英語長文ハイパートレーニング(ハイトレ)2」、「やっておきたい500」、「イチから鍛える500」、
「ポラリス2」、「ハイトレ3」、「ポラリス3」
といった参考書を自分のレベルに合わせて順に進めましょう。
最終的に「やっておきたい700」が解ければ本番でも合格点は十分に取れるようになるでしょう。
以下で図にまとめているので気になった方は探してみましょう!スタートを切るのに、早いに越したことはないですよ!
参考書が多い分、慣れるためにも毎日読む習慣をつけることが大事です。
まとめ
いかがでしたか?
日本最高峰レベルで難しい早稲田大学理工の英語は、実際上記の参考書を完璧にしても「自信をもっていける!」と言える人は少ないと思います。
ですが、周りもみんな同じであり、英語において基礎力を高めておくことは絶対に裏切りません。
7割、8割をもちろん狙うことも大事ですが、まずは合格に必要なラインが取れることが大事です。
単語力、文法力を中心に、総合的な力を高めていきましょう!!
武田塾では上記の参考書をもとに、それらをいつどんな時期にどれくらいの期間で進めるかを生徒1人1人に合わせてスケジュールを組んでいます。
これを武田塾では「ルート」と呼んでおり、生徒の自学習を徹底的にサポートしています。
「何に取り組めばいいかはわかったけど、でもどのタイミングでどんな風に進めればいいかわからない、、」
とお悩みの方はは是非武田塾神戸湊川校へ受験相談に足を運んでみてください!お待ちしています!!
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武田塾×あのちゃん (無料受験相談)
武田塾について
勉強されている中学生、高校生、既卒生の皆さんは
「これで勉強が出来るようになっているのか不安」
と思ってしまうこともあると思います。
武田塾ではその不安を「確認テスト」と「個別指導」で無くします!
<確認テストと個別指導>
武田塾では1週間に1度「確認テスト」と「個別指導」を行います。
テスト内容は宿題の問題と全く同じ問題なので
しっかりこなせていれば満点を取ることが出来ます!
そのため毎日頑張って勉強しないとやっていないことがバレるのです。
また、確認テストで80点以上を超えないと次に進めないため
志望校合格までの道を進んでいくことも出来ないのです。
こうして武田塾では確認テストで「勉強をサボれない」仕組みを作っているのです。
ずる賢い人や要領の良い人はここまで聞くと
「解答の丸暗記をすれば良いし楽勝♪」と
思ったかもしれませんがそれは絶対に出来ません!
それには2つ理由があるので説明していきます。
①宿題の量が丸暗記出来ない程多い
そもそも武田塾の宿題はどの科目でも丸暗記することが不可能な量です。下の表が実際に出される1週間の宿題量です。
例えば、英文法の問題集ネクステージは9~16章で全部で数百問あります。
これを全て丸暗記することは不可能だとは思いませんか?
②個別指導の時間で口頭チェックがある
武田塾の個別指導の時間では一般的な個別指導塾のような
問題解説や新しい事項の説明をすることはほとんどありません。
本当に問題が出来るようになったのか、暗記になっていないか
口頭でチェックさせてもらっています。
この口頭でのチェックでは「答えを答えるのではなく何故その答えを選んだのか」
その根拠や理由を講師の先生に説明してもらっています。
武田塾の目的は参考書の問題が解けたり確認テストで点数を取ることでは当然ありません。試験や入試で得点できなければ意味がないので、そのために根拠の確認をしていくわけです。
これを続けていくことで
「自分で考えて理解する力(思考力)解法やプロセスを説明する力(表現力)」
が養われていくのです。
今挙げた2つの力は大学入学共通テストにも必要な力です。
一般的な個別指導塾では授業中に進んでいくことが講師の先生に求められるため、
「生徒が本当に分かっているか」「明確な根拠があって答えられているか」
まで見ることはほとんどありません。
また、そのほかに確認テストの結果や生徒のノートを確認と
生徒へのヒアリングを行うことで1週間の勉強のやり方や
学習時間が適切かどうかをチェックし状況に応じて
アドバイスしていきます。
例えば、今週英単語が中々覚えられず
確認テストで8割を切ってしまった生徒の場合は
どのように英単語を覚えて来たのか、時間は毎日取れていたか
2日間の復習日でもしっかり取り組めていたかとノートを確認し、
その上で効率の良い正しい単語の覚え方を指導します。
ここまで講師の先生から手厚く見てもらえるのが武田塾の個別指導です!
③カリキュラムを全体で管理
もう1つ武田塾と普通の個別指導塾の違いは「カリキュラムを塾全体で管理」していることです。
個別指導塾では講師の先生に生徒のカリキュラムを丸投げしていることが多いです。
教室長の受験知識や教務知識が高い場合はひとりひとりのカリキュラムを設定していることも
あるのですが大半の場合は講師の先生にすべて任されてしまっています。
アルバイト講師が全て自分でカリキュラムを決めるなんてこともよくあります。
この方法ですと自身の経験のみを元に作っているため非常に危険ですよね?
しかし武田塾では志望校に応じてカリキュラムが決まっておりそれをもとに
講師の先生が指導しているため講師の先生に依存することはありません。
ここまでをまとめると武田塾と他の個別指導塾の違いは
①授業をしない
②毎週やってきた範囲の確認テストと個別指導
③カリキュラムを全体で管理している
の3点です。
武田塾神戸湊川校への問い合わせについて
神戸市兵庫区にある
武田塾神戸湊川校では自学自習の徹底管理・サポートで、
早稲田、関関同立、旧帝大、神戸大、医学部医学科など数々の合格者を輩出した
教務、講師陣が合格へと導きます!
ホームページからのお問合せ・受験相談をお申し込みの方は、
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