こんにちは!
武田塾神戸湊川校です!
兵庫県立大学の英語について
兵庫県立大学の英語の大問構成は全部で4題です。大問それぞれがどういった問題なのかを詳細に見ていきましょう。
1⃣長文問題
2⃣長文問題
3⃣長文問題
4⃣自由英作文問題
大問1、2、3が英語長文問題、大問4が自由英作文問題となっています。
大問1と2の長文問題は、設問に対して記述するようなオーソドックスな形です。
大問3の長文問題は、文章を読んでその内容を150〜180字程度で要約する形式の問題です。
大問4の自由英作は100字程度で自身の意見を述べるものです。
受験生の間で差が出てくるのは、要約問題と自由英作文でしょう。
特に、自由英作文は、80~100語と記述量が多く、根拠を述べるように指示されます。
テーマはオーソドックスなものが多いのです。
特に現役生は自由英作文まで対策が追いつかない生徒さんが多く、点数差がついてしまいます。
兵庫県立の英語は、精読力と読解力、英作文では構文知識がしっかり身についた表現力が求められます。
対策① 単語と文法という英語の基礎の土台を作ろう!
英語学習の基本でもあり、どこの大学を受けるにしても必ず必要なのが単語と文法という英語の基礎の土台です。これが築かれていないと、英語の受験勉強のスタートラインに立つことはできません。単語と文法を固めて初めてファーストステージがクリアになります。
では、具体的な対策方法を単語・文法別にみていきましょう。
・単語の対策
①単語帳に掲載されている赤文字(メインの意味)のみを覚える
➁掲載されている単語のすべての単語の赤文字(メインの意味)を覚えたら、黒文字(メインでない意味)も覚える
➂単語の関連語を覚える
④①~➂を繰り返す
・文法の対策
①解説書を読む
➁解説書で読んだ単元を問題集を使って復習する
➂一通り①➁の流れを全ての単元で行ったら、ひたすら問題を解く
④苦手なところ、不安なところはその都度解説書を読んで復習する
武田塾では、単語帳としてシステム英単語(駿台文庫)やターゲット1900(旺文社)といった参考書を推奨しており、文法書としてはVintage(いいずな書店)やNext stage(桐原書店)といった参考書を推奨しております。
対策➁ 英文解釈で英文の構造を捉えられるようになろう!
英文解釈は、文構造を捉えてそれを正確に訳すために必要な勉強で長文読解の要となります。残念ながら、単語と文法の勉強だけでは長文が読めるようにはなりません。そこで、英文解釈の勉強が必要となってきます。英文解釈の学習の流れを見ていきましょう。
・英文解釈学習の流れ
①S,V(Sは主語、vは述語)のマークをつける
➁S,Vのマークに基づいて自分の力で訳してみる
➂自分なりの訳ができたら解答と見比べる
④解答と違う箇所があったらどう違うのか、どうとらえるのが正解なのかを確認する
⑤正確な訳ができたら英語そのままの形で読み解く練習をする(いちいち、日本語訳を考えず音読などをする)
英文解釈の練習では、日本語訳を導き出すより英語の形でそのままとらえられるようになることが真の目的なのです。
そうすることで速読力と精読力をつけることができ、本番において余裕をもった解答をすることができます。
武田塾で推奨している参考書は、入門英文解釈の技術70(桐原書店)です。
対策➂ 英語長文の問題演習をしよう
英文解釈で英文構造が捉えられるようになったら、英語長文の問題演習にうつりましょう。実際に問題を解き、きちんと内容を把握したうえで設問に答えることができるのかを確かめるためにも問題演習をしましょう。長文問題演習の手順は次の通りです。
・長文の問題演習
①問題を解く(時間を測ってやってみましょう)
➁採点をする
➂解答した問題全て根拠が正しいかどうかを確かめる
④文章の内容を自分で理解しているか確かめる
⑤文章をもう一度読み直す(できれば音読する)
長文問題演習で意識してほしいのが、訳せるのかということではなく本文の要旨を理解できているかどうかということです。
長文問題演習で武田塾推奨の参考書はやっておきたい英語長文シリーズと英語長文レベル別問題集などです。兵庫県立大学のレベルでしたら、やっておきたい英語長文500(河合出版)と英語長文レベル別問題集レベル4(中級編)かレベル5(上級編)<東進ブックス>で演習しましょう。
対策④ 構文知識を身につけ、正確に使えるようにせよ!
この対策が兵庫県立大ならではじゃないかと思います。兵庫県立大学の英語は最後の大問に自由英作文が出題されます。自由英作文だからど書けば点がもらえるものではありません。内容点と正しい構文知識を活かした表現ができているのかという表現点で自由英作文の点数が決まります。対処するには、正しい構文知識を身につけないといけないわけです。では、構文知識ってなに?って疑問に思われた方もいらっしゃることだと思います。
・構文知識=英語の表現フレーズの知識
(例)
①be used to doing ~することに慣れている
➁had better do ~した方が良い
➂cannot help doing= cannot but do ~せざるを得ない
④not only A but (also) B AだけでなくBも
⑤should have done ~するべきだった など
このような構文知識は文法の学習の時に触れますが、正確に使えるようにしなければなりません。
皆さんは、今から言う文を英語で書くことができますか?
「水曜日になって初めてそのニュースを知った。」
正解は、It is not until Wednesday that I knew the news. です!
この文は、It is not until 構文を使います。このように日本語での表現を英語に書き換えるための構文知識を使えるように訓練しなければなりません。この対策に有効なのが、例文を暗唱することです。構文知識をただ暗記するのではなく、実際に使われている例文で覚えることで活用の仕方を身に着けることができます。
オススメなのが、新・基本英文700選(駿台文庫)です。
・学習の流れ
①英語文を日本語で解釈してみる(英文解釈の練習になる)
➁英語と日本語の文を対比させてみる(英語でこう書くのか!ということを理解する)
➂日本語から英語に繰り返し反復して覚える(何も見ずに日本語の文を英語で書けるようになるまで)
上記の①~➂のステップを踏んでやっていくと良いです。
対策⑤ 過去問で実践的な演習しよう!
最終対策として過去問を解きましょう。ここが一番大事なところです。実際に大学が出題した問題を解くことで時間配分、傾向、形式、解答の仕方といった本番に役立つ実践的な対策が出来るからです。
・過去問演習の流れ
①時間を測って問題を解く
➁採点をする
➂解答の根拠が正しいかどうかを確かめる
④自由英作文は先生に添削してもらう
④の自由英作文の採点をするときは、英語の担当の先生に添削を受けることをお勧めします。自分で採点すると主観的な評価になってしまいますので、先生に添削をしてもらい客観的な分析のもとで改善していけるようにしていきましょう。
武田塾×あのちゃん (無料受験相談)
武田塾について
勉強されている中学生、高校生、既卒生の皆さんは
「これで勉強が出来るようになっているのか不安」
と思ってしまうこともあると思います。
武田塾ではその不安を「確認テスト」と「個別指導」で無くします!
<確認テストと個別指導>
武田塾では1週間に1度「確認テスト」と「個別指導」を行います。
テスト内容は宿題の問題と全く同じ問題なので
しっかりこなせていれば満点を取ることが出来ます!
そのため毎日頑張って勉強しないとやっていないことがバレるのです。
また、確認テストで80点以上を超えないと次に進めないため
志望校合格までの道を進んでいくことも出来ないのです。
こうして武田塾では確認テストで「勉強をサボれない」仕組みを作っているのです。
ずる賢い人や要領の良い人はここまで聞くと
「解答の丸暗記をすれば良いし楽勝♪」と
思ったかもしれませんがそれは絶対に出来ません!
それには2つ理由があるので説明していきます。
①宿題の量が丸暗記出来ない程多い
そもそも武田塾の宿題はどの科目でも丸暗記することが不可能な量です。下の表が実際に出される1週間の宿題量です。
例えば、英文法の問題集ネクステージは9~16章で全部で数百問あります。
これを全て丸暗記することは不可能だとは思いませんか?
②個別指導の時間で口頭チェックがある
武田塾の個別指導の時間では一般的な個別指導塾のような
問題解説や新しい事項の説明をすることはほとんどありません。
本当に問題が出来るようになったのか、暗記になっていないか
口頭でチェックさせてもらっています。
この口頭でのチェックでは「答えを答えるのではなく何故その答えを選んだのか」
その根拠や理由を講師の先生に説明してもらっています。
武田塾の目的は参考書の問題が解けたり確認テストで点数を取ることでは当然ありません。試験や入試で得点できなければ意味がないので、そのために根拠の確認をしていくわけです。
これを続けていくことで
「自分で考えて理解する力(思考力)解法やプロセスを説明する力(表現力)」
が養われていくのです。
今挙げた2つの力は大学入学共通テストにも必要な力です。
一般的な個別指導塾では授業中に進んでいくことが講師の先生に求められるため、
「生徒が本当に分かっているか」「明確な根拠があって答えられているか」
まで見ることはほとんどありません。
また、そのほかに確認テストの結果や生徒のノートを確認と
生徒へのヒアリングを行うことで1週間の勉強のやり方や
学習時間が適切かどうかをチェックし状況に応じて
アドバイスしていきます。
例えば、今週英単語が中々覚えられず
確認テストで8割を切ってしまった生徒の場合は
どのように英単語を覚えて来たのか、時間は毎日取れていたか
2日間の復習日でもしっかり取り組めていたかとノートを確認し、
その上で効率の良い正しい単語の覚え方を指導します。
ここまで講師の先生から手厚く見てもらえるのが武田塾の個別指導です!
③カリキュラムを全体で管理
もう1つ武田塾と普通の個別指導塾の違いは「カリキュラムを塾全体で管理」していることです。
個別指導塾では講師の先生に生徒のカリキュラムを丸投げしていることが多いです。
教室長の受験知識や教務知識が高い場合はひとりひとりのカリキュラムを設定していることも
あるのですが大半の場合は講師の先生にすべて任されてしまっています。
アルバイト講師が全て自分でカリキュラムを決めるなんてこともよくあります。
この方法ですと自身の経験のみを元に作っているため非常に危険ですよね?
しかし武田塾では志望校に応じてカリキュラムが決まっておりそれをもとに
講師の先生が指導しているため講師の先生に依存することはありません。
ここまでをまとめると武田塾と他の個別指導塾の違いは
①授業をしない
②毎週やってきた範囲の確認テストと個別指導
③カリキュラムを全体で管理している
の3点です。
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