こんにちは!神戸湊川校です!
大学入試受験勉強をするにあたって参考書選びの中で
念頭に置いておくべきことが一つあります。
それは、どの参考書(分野別でないもの)を買っても、
大半は共通している部分ばかりだということです。
もちろん全く同じ問題が出てくることはないでしょうが、
例えば英文法参考書のPower StageをやりながらNext Stageをやる。
というよりは、Power Stageを1冊完璧にする方がいいでしょう。
つまり、参考書をむやみやたらに買うことは
自身の勉強を妨げることに相違ないということです。
このことを第一に置いておいてください。
もし買うのであれば、レベルの違うものや、
講義系のものというような選び方をススメます。
~おススメ参考書物理編~
講義系参考書
1.教科書
2.物理のエッセンス
3.漆原晃の 物理基礎・物理が面白いほどわかる本
英語や国語と違い、化学と物理に関して教科書はかなり優秀です!
教科書はコンパクトかつ無駄の少ない標記で使いやすいです。
私が使っていたのは啓林館の物理教科書でしたが、
「物理のエッセンス」やほかの講義系参考書と
比べてはるかに素晴らしいものでした。
ただ、私がそう感じるのは物理が好きだった
という部分が影響しています。
もしかしたら物理が嫌いな人にとって、
教科書を読むことは億劫に感じてしまうでしょう。
そんな人に向けて「物理のエッセンス」と
「漆原晃の 物理基礎・物理が面白いほどわかる本」があります!
前者は問題演習をおおく含んでいるので、
学んですぐに実践!ということができて、
手を動かして学びたいかたにおすすめです。
後者は本文がほぼ授業の会話形式で書かれていて、
物理がとても苦手だ!! と感じている人にも使いやすくなっています。
ただし! 教科書を読んで楽しいと感じる人には
この2つの参考書を買うことはお勧めしません。
なぜなら、この2つの参考書は内容を分かりやすくした分、
教科書を読んだ後であると、学ぶことがなくしょうもないと感じるからです。
ただし、難関大に入りたいと思っているのであれば、
物理を暗記的な科目ととらえるのではなく、
数学などに基づいた理解がとても大切になります。
よって、勉強するときには必ず「式の使い方・本質」「事象の本質」
の理解を心掛けてください。
ちなみにそのためにはやっぱり教科書が一番良いと私は思います!
問題集
レベル0.(勉強開始)
物理のエッセンス
レベル1.(センター試験)
セミナー物理+物理基礎
レベル2.(地方大学2次試験)
良問の風
レベル3.(旧帝+東工+国公立医科大)
重要問題集
名門の森
レベル4.(+α)
難問題の系統とその解き方
知識の入力をしたら出力の勉強を!!
が私の受験勉強のモットーでした。
レベル1の問題集は、英語でいうところの単語帳みたいなものです!
超基本的な現象に関する問題が多く揃っています。
何周もする価値のあるよい問題がたくさん揃っています!
高校でセミナーは配られることが多いですが、
もしセミナーが配られていなければ、
本屋でちょっとのぞいてみて自分の高校の問題集と近ければ
わざわざセミナーを買うのではなくて、その高校の問題集に取り組みましょう。
レベル2は有名参考書の「良問の風」です。
大門一つにつき3~6くらいの小問がついていて、
ほぼすべて実際の過去問から一部抜粋したもので構成されており、
入試実践勉強の始めとしてとても良い参考書です。
レベル3.は「重要問題集」と「名門の森」です。
特徴的なところは、「入試問題を大門そのまま持ってきた」
というような問題が多いことです。
重要問題集化学と違い、
物理の重要問題集は大門一つあたりの小問の数が多くて
解くのに時間がかかります。
超実践的な問題ばかりなので、
入試本番だと思って解いてみることをおすすめします。
そして化学と異なりA問題は別に易しくありません。ので、
なめてかかると入試までに1冊終わらないなんてことも…。
B問題はレベル4.の参考書に匹敵する問題が入っているので
別に解かなくても難関大には余裕で合格できるレベルになれます。
ただし、悲しいことにB問題の掲載数はとても少ないですが、
とっっても面白い問題ばかりでなので
自分の物理への真の理解度を調べるのに最適です。
ちなみにちょっと問題がフォントや配置の仕方的に読みにくい……。
お次にみんな大好き「名門の森」を紹介しましょう。
「重要問題集」と比べて、「名門の森」は
単元別にしっかりわかれた問題が多く入っています。
簡単に言うならば「セミナー物理」を難しくしたヤツです。
小問がそこまで多くないので、
大門1つ10分を目安に日々の計算練習に使うのが最適です。
もちろん、理解してちゃんと解けるようになった後の話ですが!
この2つから選ぶなら、
入試問題そのものに挑戦したい人→「重要問題集物理」
単元別に少ない問題数で難しい問題まで解けるようになりたい人→「名門の森」
な感じです。「名門の森」は「重要問題集」よりも解説が丁寧
なので実力に不安がある人は「名門の森」にしましょう。
それでも足りないという方にむけて、
レベル4.「Toitemi入試必修問題集高校物理」「難問題の系統とその解き方」があります。
「Toitemi」は私が学校で配られて愛用していたものなのですが、あんまり有名な参考書じゃないのでレビューしている人も少ないと思います。
簡単に言うならば、「重要問題集」+「名門の森」+「難易度」な感じです。
「セミナーチックな問題」から、
「東大の入試問題そのまま」まで幅広い名門が集まっていて物理の締めに最高の問題集です。
ただし、解説が淡泊なので
物理をしっかり習得していない人は絶対にやめておいた方が良いです。
「名門の森」に取り組んでください。
さて最後の一冊は、入試物理問題集の最難関として有名な
「難問題の系統とその解き方」です。
こちらは「Toitemi」などの問題集と違って、
教科書のような講義ページがしっかりとあります。
難易度は「Toitemi」とあまり異なりませんので、レベル4は好きな方を選ぶといいですよ!
武田塾×あのちゃん (無料受験相談)
武田塾について
勉強されている中学生、高校生、既卒生の皆さんは
「これで勉強が出来るようになっているのか不安」
と思ってしまうこともあると思います。
武田塾ではその不安を「確認テスト」と「個別指導」で無くします!
<確認テストと個別指導>
武田塾では1週間に1度「確認テスト」と「個別指導」を行います。
テスト内容は宿題の問題と全く同じ問題なので
しっかりこなせていれば満点を取ることが出来ます!
そのため毎日頑張って勉強しないとやっていないことがバレるのです。
また、確認テストで80点以上を超えないと次に進めないため
志望校合格までの道を進んでいくことも出来ないのです。
こうして武田塾では確認テストで「勉強をサボれない」仕組みを作っているのです。
ずる賢い人や要領の良い人はここまで聞くと
「解答の丸暗記をすれば良いし楽勝♪」と
思ったかもしれませんがそれは絶対に出来ません!
それには2つ理由があるので説明していきます。
①宿題の量が丸暗記出来ない程多い
そもそも武田塾の宿題はどの科目でも丸暗記することが不可能な量です。下の表が実際に出される1週間の宿題量です。
例えば、英文法の問題集ネクステージは9~16章で全部で数百問あります。
これを全て丸暗記することは不可能だとは思いませんか?
②個別指導の時間で口頭チェックがある
武田塾の個別指導の時間では一般的な個別指導塾のような
問題解説や新しい事項の説明をすることはほとんどありません。
本当に問題が出来るようになったのか、暗記になっていないか
口頭でチェックさせてもらっています。
この口頭でのチェックでは「答えを答えるのではなく何故その答えを選んだのか」
その根拠や理由を講師の先生に説明してもらっています。
武田塾の目的は参考書の問題が解けたり確認テストで点数を取ることでは当然ありません。試験や入試で得点できなければ意味がないので、そのために根拠の確認をしていくわけです。
これを続けていくことで
「自分で考えて理解する力(思考力)解法やプロセスを説明する力(表現力)」
が養われていくのです。
今挙げた2つの力は大学入学共通テストにも必要な力です。
一般的な個別指導塾では授業中に進んでいくことが講師の先生に求められるため、
「生徒が本当に分かっているか」「明確な根拠があって答えられているか」
まで見ることはほとんどありません。
また、そのほかに確認テストの結果や生徒のノートを確認と
生徒へのヒアリングを行うことで1週間の勉強のやり方や
学習時間が適切かどうかをチェックし状況に応じて
アドバイスしていきます。
例えば、今週英単語が中々覚えられず
確認テストで8割を切ってしまった生徒の場合は
どのように英単語を覚えて来たのか、時間は毎日取れていたか
2日間の復習日でもしっかり取り組めていたかとノートを確認し、
その上で効率の良い正しい単語の覚え方を指導します。
ここまで講師の先生から手厚く見てもらえるのが武田塾の個別指導です!
③カリキュラムを全体で管理
もう1つ武田塾と普通の個別指導塾の違いは「カリキュラムを塾全体で管理」していることです。
個別指導塾では講師の先生に生徒のカリキュラムを丸投げしていることが多いです。
教室長の受験知識や教務知識が高い場合はひとりひとりのカリキュラムを設定していることも
あるのですが大半の場合は講師の先生にすべて任されてしまっています。
アルバイト講師が全て自分でカリキュラムを決めるなんてこともよくあります。
この方法ですと自身の経験のみを元に作っているため非常に危険ですよね?
しかし武田塾では志望校に応じてカリキュラムが決まっておりそれをもとに
講師の先生が指導しているため講師の先生に依存することはありません。
ここまでをまとめると武田塾と他の個別指導塾の違いは
①授業をしない
②毎週やってきた範囲の確認テストと個別指導
③カリキュラムを全体で管理している
の3点です。
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