こんにちは! 武田塾神戸板宿校です!
今回は「小説問題で感情移入しない方法」についてお話ししていきます。
現代文の指導をしていると、「小説問題でどうしても自分の感情を入れて問題を判断してしまう」という生徒が一定数います。
確かに、物語を読むことは娯楽の一種であり、その楽しさは登場人物と自分の境遇や気持ちをリンクさせるところからも発生していますので、おかしなことではありません。
しかし、だからといっていつまでも問題文を「楽しんで」しまうと、点が取れないのも確かですよね。
そこで今回は、小説に感情移入してしまう人たちに対し、どうすれば冷静に本文を読むことが出来るのか、お伝えしていきたいと思います。
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小説は「変化」を読み取る
そもそも小説は、「変化」がないと成り立ちません。
例えば、少年が旅を通じて精神的に成長する。少女がいじわるな継母から逃げ出し、王子様と幸せな未来を手に入れる。
ありがちな物語ですが、どちらにも最初と最後で「変化」がありますよね?
前者ならば少年の精神の成長という「変化」、後者ならば少女の境遇という「変化」。
特に登場人物の気持ちは、最後まで二転三転していくことが多いですよね。
そして、小説の問題というのは、何か変化が起きたところを抽出して問題が作られることが多いのです(何も変わっていない所を問題とするのは難しいので)
小説の問題を解くときは、「変化」を押さえる。これが肝です。
あくまで小説内での「変化」を押さえる
登場人物に感情移入するときは、その登場人物の周辺や人物自身が「変化」したときが多いのではないでしょうか。
登場人物と自分を重ね合わせすぎて、登場人物と共に「変化」してしまうのです。
しかし、問いでもその「変化」について聞かれることが多いので、いつまでも物語に没頭していてはいけません。
物語の何かが「変化」したとき、何がどう変化したのか、それはどの表現からわかるのか、これをしっかりと押さえていくことが感情移入しないためのポイントとなります。
「変化」で自分は感情移入してしまうのだなということを知っておくだけでも、やはり気を付けるべきポイントがわかるだけで大分意識しやすいはずです。
むしろ、感情移入してしまう人はその「変化」に気付くことが出来ているともいえる為、有利なのです。
「変化」に気付き、自分が感情移入してしまうポイントであることを意識しながら何がどう「変化」したのか、またそれは文章のどこから判断出来るのかを押さえていく、これがポイントです。
「変化」はわかりやすいものだけではありません。
直接的に描かれる以外にも、登場人物の行動や周囲の情景描写で間接的にあらわされることもあります。
小さな「変化」を見逃さないよう、問題演習をする際は、本文のどこで「変化」が起きているかを意識しながら読むようにしてください。
また、問題演習を積み重ねることで、どういう風に「変化」があらわされているのか、その知識をつけることができるので、問題演習をすればするほど初見の問題でも「変化」に気付きやすくなるはずです。
小説に感情移入するのは悪いことではない!
今回は「小説の問題で感情移入しない方法」についてお話ししてきました。
感情移入してしまうことは悪いことだと思いがちであったと思いますが、先ほども述べた通り「変化」を見つけられているという点で、良いことでもあります。
その利点を生かし、逆にコントロールすることで小説の問題を得点源にしていきましょう!
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