こんにちは。
武田塾北浦和校です。
今回のブログのテーマはこちら!
総合型入試選抜について詳しく知ろう!
暑い日が続いていますが、皆さん夏のお勉強は順調でしょうか?
今年は特に猛暑が予想されているようです。。
こまめに水分と塩分を補給して、
体調に気を付けていきましょう!
勉強はもちろんのこと、
そろそろ募集要項も確認をしていきたい時期ですね。
志望校のホームページやパンフレットで、今回のテーマの
総合型入試選抜
という言葉を目にしたこともあるのではないでしょうか?
聞いたことはあるけど、詳しくは知らないな…という方は、
今回のブログで詳しくご紹介するので、
要チェックです!!!
総合型入試選抜とは...
ではまず、「総合型入試選抜」ってどんな入試?
というところから、
お話をしていきましょう!
2021年度から名称が変わった入試形態
この総合型入試選抜ですが、
元々は「AO入試」と呼ばれていました。
「AO入試」なら聞いたことある!
という方もいらっしゃいますよね!
ちなみにAO入試のAOとは、
A:admission
O:office
の頭文字から取られており、「入学事務局」を意味しています。
日本では大学入試というと、一般入試のイメージが強いですが、
アメリカでは逆に、AO入試のほうが多いのです。
受験生の「意欲」が重視!
では総合型入試選抜は、一般入試と何が違うかですが……
一言でいえば、一般入試と比べて
受験生の「意欲」を重視する入試です。
一般入試では、試験の得点=学力を基準に合否が決まります。
一方で総合型入試選抜では、
・高校での成績や調査書
・志望理由書
・面接
・小論文
などを中心に、
学生がその学校で学ぶにふさわしい人物かどうかで合否が決まります。
上記以外にも、
プレゼンテーションやディスカッション、
一般入試のような学力試験が課される学校もあるようです。
実施している大学が増えている!
一般入試とは異なる選抜方法の受験ですが、
実は実施している大学は年々増えています!
私立大学よりも、出願条件が厳しくなる場合もありますが、
国公立大学でも導入されているのです。
学力だけではなく、
・受験生自身のこれまでの活動
・在学・卒業後、主体性や多様性を発揮できるか
・社会性や表現力・対応力
といった、総合的な人物像を踏まえて、入学者を決定したいということですね。
もちろん、学力はまったく関係ない!というわけではないですが、
必ずしも学力が高い=総合型入試選抜で合格する、
ということではありません。
志望大学・学部が定めているアドミッションポリシーを満たしていれば、
出願しやすいのも魅力的ですね。
受験期間が長い!
一般入試は、共通試験が終わった1月~3月頃、
学校推薦は11月~12月頃に行われます。
一方で総合型入試選抜は、
9月1日~出願が始まります。
ですが、学校によっては、
夏までに行われるオープンキャンパスやイベントの参加が必須だったり、
必須でなくとも有利になる場合があったり、
実質的にはもっと早い段階から、
選考がスタートしている場合もあります!
先に紹介をした面接や小論文、ディスカッションなど、
入試内容がしっかりと中身のあるものなので、
そのぶん選考にかかる時間も長いということですね。
対策方法は?
学力試験だけではない……
となると、対策方法に悩む方もいらっしゃるはず。
では、何をするべきかをご紹介していきましょう。
①自分がやりたいことは何なのかを考えよう
これは総合型入試選抜に限ったことではありませんが、
まずは大学でやりたいことを明確にしましょう!
・将来〇〇になりたいから、△△学部に行きたい!
・これまで取り組んできた□□を活かして、××をより深く勉強したい!
といったイメージです。
そして、これが具体的になればなるほど、
志望理由書や自己PRで盛り込める内容が深くなっていきます。
②大学の募集要項をしっかり読んで、マッチする大学を探そう
総合型入試選抜は、
大学の求めている人物像に、受験生がふさわしいかどうか、
いわばしっかりマッチングしているかどうかが重要でした。
たとえば、ある大学の文学部を志望しているとします。
でも、文学部って多くの大学にありますよね?
たくさんある文学部の中で、どうしてその大学の文学部を志望しているか、
ということがしっかり話せれば、
大学に対して、自分がふさわしい学生です!というアピールができます。
ネームブランドや偏差値だけではなく、
①でお話した自分のやりたいことと合わせて、
出願する大学はよく考えて選びましょう。
そのためには、ホームページやパンフレットをよく読んでみたり、
オープンキャンパスや学祭をはじめとする、大学のイベントに参加してみたり、
大学についてよく知ることが大切です!
③面接や小論文の練習を積む
やはりここが一番重要になってくると思います。
面接も小論文も、いきなりやろう!と思ってできるものではないので、
なるべく早くから取り組めるとベストです。
面接に関しては、どの形式で行われるのかを最初に確認しましょう!
個人の場合、グループの場合に加え、
今年度はWEB面接で実施する学校もあるのではないかと思います。
・志望理由
・高校で取り組んできたこと
・入学後はどんなことをしたいか
といった、よく聞かれる質問は、自分の言葉でスムーズに言えるようになっておきましょう。
同じ内容を書類で提出していても、改めて聞かれるケースもあるため、
自分の言葉で、というのがポイントです!
小論文に関しては、最初に書き方の基本を押さえるようにしましょう。
小論文対策用の本を使うのがおすすめです!
書き方のパターンを覚えたら、
志望校や志望学部の傾向にあわせたテーマで、実際に書く練習をしつつ、
最終的には志望校の過去問に挑戦します。
練習をするときは、
この志望校・この学部は、どんなことを求めているのか
を常に意識してくださいね。
EX:資格や経験を増やしておく
資格や経験(ボランティアなど)は、もちろんですが、
ないよりはあった方が絶対にいいものです。
ただ、あった方がいいからといって、
志望校や学部とあまり関係のないものを、
闇雲に増やしたりするのはおすすめしません。
とりあえずすぐ取れそうだから、参加できそうだからといって数だけ増やしても、
これも求めている人物像にマッチしていなければ、
あまり意味がないですよね。。。
また、1つ取るために時間がかかってしまうものもあります。
高校1年生や2年生で時間に余裕のある方や、
持っていることで、評価につながるものがあった場合は、
必要なものを見極めて取得していくといいと思います。
実際に実施している大学は?
では最後に、実際に総合型入試選抜を実施している大学・学部をご紹介いたします。
※記載の情報は、各大学の8月3日時点での内容です。
早慶上理は……
・早稲田大学
創造理工学部 建築学科
スポーツ科学部
国際教養学部
・慶応義塾大学
理工学部
総合政策学部
環境情報学部
看護医療学部
上智大学・東京理科大学は、
公募推薦・指定校推薦のみで、総合型選抜入試の実施はありません。
偏差値も上位の学校なだけあり、それぞれ出願条件は難しいものもあります。
そのぶん、条件を満たせていれば、一般入試よりも
アピールポイントの多い受験生になりますね!
GMARCHは……
・学習院大学
国際社会学部
・明治大学
理工学部
・中央大学
法学部(名称はチャレンジ入試)
法政大学・立教大学は、総合型選抜入試の実施はありませんでした。
が、
法政大学は自己推薦入試、
立教大学は自由選抜入試と、
総合型選抜入試に近しい、大学独自の入試形態が実施されているようです!
成成明学獨國武は……
・成蹊大学(名称はAOマルデス入試)
経済学部
経営学部
法学部
文学部
理工学部
・成城大学
経済学部
文芸学部
法学部
社会イノベーション学部
・明治学院大学
文学部
経済学部
社会学部
法学部
国際学部
心理学部
・獨協大学
外国語学部
国際教養学部
経済学部
法学部
・國學院大学
文学部
神道文化学部
法学部
経済学部
人間開発学部
・武蔵大学
経済学部
人文学部
社会学部
国際教養学部
なんとすべての大学で、複数学部が実施していました!
経済学部は、全大学総合型入試選抜を行っているため、
先ほどお話したような、
どうしてその大学を志望しているのか
をしっかり調べて、話せるようになっておきましょう。
日東駒専は……
・日本大学
法学部
文理学部
経済学部
芸術学部
国際関係学部
危機管理学部
スポーツ科学部
理工学部
生産工学部
工学部
・東洋大学
文学部
経済学部
社会学部
国際学部
ライフデザイン学部
総合情報学部
生命科学部
食環境科学部
※それぞれ一部学科のみ
〇専修大学
経済学部 国際経済学科
国際コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科
ネットワーク情報学部
駒澤大学では、総合型選抜入試の実施はありませんでした。
日大を筆頭に、多種多様な学部が揃っている印象です。
入学後の大学での学習内容も踏まえて、志望理由書を作成できると、
好印象になりそうですね◎
大東亜帝拓は……
・大東文化大学
文学部
経済学部
外国語学部
法学部
国際関係学部
経営学部
スポーツ・健康科学部
社会学部
・東海大学
文学部
文化社会学部
教養学部
体育学部
健康学部
法学部
政治経済学部
経営学部
観光学部
国際学部
情報通信学部
理工学部
情報理工学部
建築都市学部
工学部
海洋学部
人文学部
文理融合学部
農学部
国際文化学部
生物学部
・亜細亜大学
経営学部(名称はホスピタリティAO入試/ホスピタリティ入試/グローバル人材育成入試/一芸一能入試/スポーツ・文化活動入試)
国際関係学部(名称はグローバル人材育成入試/スポーツ・文化活動入試)
都市創造学部(名称はグローバル人材育成入試/一芸一能入試/スポーツ・文化活動入試)
法学部(名称は一芸一能入試/スポーツ・文化活動入試)
・帝京大学
薬学部
経済学部
法学部
文学部
外国語学部
教育学部
理工学部
医療技術学部
・拓殖大学
商学部
政経学部
外国語学部
国際学部
工学部
こちらもすべての大学で、複数学部の実施がありました!
総合型選抜入試は、基本的には専願のみとなり、併願できないケースが多いです。
しかし!
帝京大学では、併願が可能・さらに複数回受験すると、受験料が割引になる制度も導入しているようです。
第一志望の方は何度もチャンスをもらえますし、
第一志望でない方は、併願することで実際の雰囲気をつかんだり、
合格がもらえれば、安心して第一志望へ臨むことができますね。
一般入試対策も忘れずに!
というわけで、今回は総合型入試選抜について、
ご紹介をしてまいりました!
ただし!!!
総合型入試選抜が残念な結果で終わってしまったときに、
面接や小論文に全力投球しすぎて、一般入試対策を何もしていない
となると、大惨事ですので、、、
かならず、一般入試対策も並行して行うようにしましょうね!!
武田塾では、
総合型入試選抜の対策も、一般入試対策も、
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