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【早稲田志望必見!】現役早稲田生が語る早稲田の国語対策!

早稲田志望必見!

現役早稲田生が語る早稲田の国語対策!

 

みなさんこんにちは武田塾北千住校です。

今回は早稲田大学の国語について説明していきます。

 

さて、みなさんは「早稲田の国語」と聞いて何を思い浮かべますか?

おそらく、私立大学入試の国語で最も難しいと思うと思います。

なぜなら私立トップの早慶のうち慶應には国語問題が課されないから。

実際早稲田の国語の難易度は非常に高いです。

しかし、入念に問題の傾向を確認し対策すれば全く歯が立たないということはないはずです。

今回のブログを読んで「早稲田の国語」に対する不安を払拭してしまいましょう!

 

「早稲田の英語」について解説した記事もあるので、よければこちらも覗いてみてください!

【早稲田志望必見!】現役早稲田生が語る早稲田の英語対策!

 

 

 

早稲田受験生が最低限身に着けるべき知識

まず初めに早稲田受験生が身に着けるべき最低限の国語の知識について説明していきます。

 

現代文

現代文に関しては早稲田以外の受験でも必要となる現代文特有の単語です。

この知識を身につけるには「現代文キーワード読解」など、それらの単語に特化した参考書に取り組むことが効率的です。

英単語や古文単語同様、この単語はこういう意味なのである、と暗記してしまうしかありません。

それらの単語は日常生活で利用するときと全く異なる意味になることが多々あるので気を付けましょう。

 

古文

次に古文に関してです。ここで取り上げるのは古文単語です。

早稲田受験を考えているのであれば400語程度の単語帳一冊を完璧にすることが理想です。

大学受験生が良く使う単語帳は300語程度のものが多いですがそれだと少しこころもとありません。

単語という基礎中の基礎を他の受験生より多めに覚え完璧にしておくことで古文の成績はかなり大幅に上げることを可能にできます。

「読み解き古文単語」などの難易度の高い単語帳を一冊仕上げると良いと思います。

 

漢文

次に漢文です。このブログの読者の方で私立志望に絞った方はおそらく「漢文」という熟語を見るとぞっとするでしょう。

それもそのはずで、私立大学で漢文が出題されるのは早稲田以外にほとんどないからです。

早稲田以外で漢文が出題されるとするならば文学系統の学部学科の入試程度でしょう。

しかし、漢文は意外と難しくないです。

早稲田では記述式解答がほとんどないので、実は共通テストレベルの基本的な知識を身に着けるプラスα程度で問題ありません。

また、漢文は古文の派生科目と考えてしまえば簡単に感じます。

ですから、古文がある程度解けるようになってから取り組むことをお勧めします。

 

文学史

そして、現古に共通する重要な知識は文学史です。

みなさん、文学史って意外としっかり勉強する機会ってないですよね?

にもかかわらず早稲田の入試を説いていて文学史問題が出題されて勘で解答せざるを得ないという経験が多々あると思います。

早稲田の現代文も古文も毎年必ずどこかの学部で文学史問題が出題されます。

文学史問題を解けなかったせいで不合格なんてこともあり得ます。入試は1点を争うものなので。

ただ、文学史は短期間で集中的に取り組めばすぐに得点できるようになります。

「SPEED攻略10日間 国語 文学史」など参考書自体が薄くて内容もしっかりしているものに短期集中で取り組んでしまいましょう。

高校の授業で使っている国語便覧の文学史の範囲も意外と有用です。

 

 

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学部ごとの特徴

それでは次に学部ごとの特徴を確認していきましょう。

 

政治経済学部

政治経済学部は英語と国語が融合した特殊な問題が出題され、国語とひとくくりにすることが難しいので今回は割愛させていただきます。

 

商学部

現代文に関してはかなり読みやすいものが多いと言えます。

ただ、年度によっては難解なものが出題される可能性もあるので油断禁物です。

古文の文量はおよそ1000語から1500語程度です。

漢文は設問数が非常に少ないのでかなり説きやすいです。

商学部は現古漢総じて読みやすい文章が多く設問も取り組みやすいです。

 

社会科学部

社会科学部の大きな特徴は何と言っても現古漢融合問題です。どういうことかというと、古文や漢文に関する評論が出題されるということです。

現古漢融合というと気が引けるかもしれませんが、融合であるからこそそれぞれの要素は深堀されないため現古漢それぞれの基礎知識さえあれば難しいものではありません。

過去問にたくさん取り組んで慣れていきましょう。

融合問題が出題されなくても社学の国語は他学部に比べて易しい傾向にあります。

 

文学部

現代文に関してはあまり難解なものは出題されません。早稲田の中の標準的な難易度であるといえます。

しかし、古文と漢文が他学部に比べると難易度が高いという特徴があります。

過去には2年連続で和歌が多数並べられる大問が出題されるということがありました。

文学部を受験するのであれば古文漢文はかなり問題演習に力を入れるべきです。

 

また、有名出典の内容を把握しておくことも重要です。

特に「源氏物語」は頻出なので、漫画などでも良いのであらすじを把握しておきましょう。

 

文化構想学部

文化構想学部の特徴は社学と同様現古漢融合問題が出題されることです。

融合問題は上述のとおり慣れさえしてしまえば難しいものではありません。社学、文構の過去問で慣れておきましょう。

また、近代文語文も出題されます。

しかしこちらも漢文の書き下し文のようなものなので、そこまで難しいものではありません。

特殊な問題形式であることは間違いないので、過去問をたくさんやり込んでおくことが重要です。

 

教育学部

教育学部の国語はこれ!といった傾向はありません。

強いて言えば、大問構成は文学部と似ているかなといった印象です。

年度によりかなり難易度のばらつきがあります。現古漢融合問題が出題されることがあります。

上記のことから教育学部を受験する方は他の学部の過去問も多めに解いておくことをお勧めします

 

法学部

法学部の特徴は現代文の難易度が他の学部に比べて高いことです。法学部ということもあり古文では昔の法律に関する物語文が出題されたりもします。

現代文は読解にかなり苦労すると思うので、法学部の対策こそ法学部の過去問に取り組むことが重要です。

また、少し長めの論述問題が毎年出題されています。

他学部で出題されることは少ないので、国公立大学の過去問を使って練習しておくと良いでしょう。

 

人間科学部

人間科学部の難易度は商学部と同様早稲田の中で標準的です。

現代文の特徴として「現代思想論」や「表象文化論」、「情報存在論」に関する本文が多く出題されます

また、古漢融合問題が出題されることもあるのでここでもやはり漢文の知識が必須になってきます。

 

 

まとめ

ここまでで早稲田の国語を解く際に必要になる基礎知識と各学部の特徴について説明してきました。

 

早稲田の国語は私立最難関であることから早稲田受験生の皆さんは「難易度の高い文章」「読解力重視」「論理的思考力」「幅広い語彙力と漢字の知識」「時間配分の重要性」「出題形式のバリエーション」に慣れておかなければなりません

 

「早稲田の国語」という字面に圧倒されずに過去問を入念に分析し、合格を勝ち取りましょう!

 

 

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