【勉強したくないと思ってる受験生必見】
メンタルケア講座
受験において大切なものとして、あなたが思い浮かべるものは何でしょうか。
もちろん勉強の質や量も大切ですが、勉強をする環境作りの一環としてメンタルを整えるといったことも大切です。
メンタルを整えないと、集中した環境下で勉強をすることはできません。
さて、今回は受験期にメンタルを崩さないようにするためにはどうすればよいのかについて解説していきます。
メンタル不調を減らす
そもそも、受験期においてメンタル不調はどのようなときに起こるのでしょうか。
メンタルを崩しやすい時期としては、長期休暇の後、模試の返却後、受験の直前など様々ですが、いずれも勉強した成果について深く意識するときに起こりやすいです。
その原因として挙げられるのは、勉強があまりできなかったことの焦りや、反対に勉強をたくさん頑張ったのに成績が思うように上がらなかったこと、この調子で本当に志望校に受かるのかという不安などです。
では、メンタルの問題が生じたとき、どのように解決すればよいでしょうか。
日頃から勉強を怠らない
受験期においてメンタルが不安定になるのはいつだって自分の行ってきた勉強に対する不安です。
そのため、この解決法としては日頃から勉強を怠らないという意識を持つことにあります。
筆者自身が実際にそうでしたが、毎日たくさん勉強をしてきたということは特に受験直前においては大きな自信につながります。
逆に、勉強をさぼりがちであれば、どうしても焦りにつながってしまいます。
例えば、受験勉強における天王山ともいえる夏に勉強をさぼってしまったらどうでしょう。
周りが必死に勉強していた中、自分はさぼってしまったという焦燥感に駆られてしまうのは言うまでもありません。
特に、夏休み明けは模試も多く開催されているので、自分の勉強した成果が目に見える形でわかってしまい、メンタル的にもかなり良くないでしょう。
夏休みという長期休みに限らず、毎日勉強を怠らないというのは受験生としては当たり前のようですが、案外難しいものです。
ほとんどの人にとって勉強は”歯を磨く”ことや”お風呂に入る”といった無意識に習慣化されたことではありません。
そのため、普段から勉強を意識して行い、習慣化することでメンタルが不安定になることも少なくなるはずです。
塾の自習室を利用する
次に紹介するのが、塾の自習室を利用することです。
これには意外に思った人もいるでしょう。
塾の自習室がメンタルを整えることに重要な役割を担っているといえる根拠は二つあります。
まず、周りに自分と同じく勉強を頑張っている人がいるという点です。
家で勉強をしていると、自分が頑張っている一方で、周りの受験生も頑張っていると言われてもあまりピンときません。
これでは、自分だけが辛い思いをしているとつい錯覚しかねません。
そのため、勉強を頑張っているのが自分だけではないと肉眼で確かめられる自習室は、”辛いのは自分だけではない”という気持ちにさせてくれる場所と言えるでしょう。
2つ目の根拠としては、勉強のスイッチを入れられる点です。
自習室には当然勉強をしに来ているわけですから、勉強に取り掛かると同時にスイッチが入ります。
すると、メンタル的にも辛いけど頑張ろうという前向きな気持ちに自然と切り替わります。
また、自習室は比較的集中して勉強をしやすい環境なので、まさに一石二鳥と言えるでしょう。
メンタル不調をどのようにとらえるか
さて、ここまではメンタル不調を減らす方法について、主に勉強という観点から解説してきました。
次は、実際にメンタル不調が起こってしまった時にどのように解決すればよいのでしょうか解説していきます。
ポジティブに考える
メンタル不調に対しては起こってしまったことをポジティブに捉えること、つまりは考え方次第で不調と感じないようにすることが大事です。
ここでも一つ例を挙げてみましょう。
もしもあなたが流行病に感染して丸3日間勉強ができなかったとします。
このとき、どれくらい勉強をすれば遅れを取り戻せるのかを考えてみましょう。
一日に7時間勉強をしていたとすると、遅れてしまったのは7×3の24時間です。
なので、勉強ができるようになった次の日からいつもの勉強時間にプラス1時間勉強をすれば、たったの3週間で遅れが取り戻せます。
受験期に流行病にかかってしまうケースで言うと、真に怖いのは勉強ができないというよりも、このことが原因で勉強のやる気を完全になくしてしまうことです。
そのため、このようにポジティブに捉えれることができるかどうかもメンタルとの戦いでは重要になってきます。
不安な気持ちを吐き出す
不安な気持ちは共有することで薄れていきます。
ここでは、一人で抱え込まず、不安な気持ちを吐き出すことが大切になってきます。
話す相手は基本的に誰でも良いですが、特に一緒に勉強を頑張っている友達や、学校や塾の先生が良いでしょう。
学校や塾の先生に関しては受験を乗り越えた言わば受験における先輩であるほか、これまでもメンタル不調になってしまった生徒を何人も見てきたことでしょう。
これまでの経験を踏まえたうえで、具体的なアドバイスがもらえるかもしれません。
人と話すことでなんとなく気持ちが軽くなるので、ぜひ不安な気持ちは他の人に吐き出すようにしましょう。
まとめ
誰だって不安や緊張は感じるものですから、受験期におけるメンタルの不調はどうしても起こってしまう問題です。
大切なのは日頃から勉強を怠らないことと、万が一メンタルの不調を感じでもポジティブに捉えることです。
辛いことがあれば周りに吐き出すということも忘れないようにしてください。
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