集中力の秘訣!90分勉強法で効率アップ
皆さんこんにちは!武田塾北千住校です!
突然ですが、皆さんは一日にどれくらい勉強できていますか?
大学受験生の理想の勉強時間は、平日5時間・休日11時間と言われています。
しかし、これだけ長い時間集中することは、とても難しいですよね。
勉強時間は確保できていてもなかなか集中できないという人もおおいのではないでしょうか。
そこで、今回は科学的な観点から集中力が持続する勉強法について紹介します。
はじめに
人間がもっとも集中できる時間は15分程度で、最大でも90分程度が限界であると言われます。
それ以上集中しようとしても、かえって集中力が低下してしまい、どんどんパフォーマンスは下がってしまいます。
このことから、90分経ったら15分ほど休憩し、また90分勉強するといったサイクルの勉強法が理想的であるのです。
今回は、この「90分勉強法」を取り入れることでどのように集中力を高め、効率的な学習ができるかについて、詳しくお伝えします。
なぜ90分勉強法は理想的なのか?
まずは、なぜ90分勉強法は理想的な勉強法といえるのかについて説明します。
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脳の疲れを最小限に
90分勉強法は、長時間の一貫した作業による脳の疲労を最小限にすることができます。
脳は集中して作業することでエネルギーを消費し、神経伝達物質のバランスが乱れることがありますが、90分の集中的な作業の後に15分の休憩を挟むことで、疲れが蓄積しにくくなり、長時間の作業に耐えることができます。
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効果的な記憶定着
90分勉強法は、学習内容の効果的な記憶定着に寄与します。
短い集中力のブロックを組み合わせることで、情報を短期記憶から長期記憶に移すプロセスが効果的に働きます。
また、休憩を挟むことで新たな情報の処理や整理が行われ、学習の定着が促進されます。
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モチベーションの維持
作業と休憩の明確なサイクルを作ることで、モチベーションを維持しやすくなります。
長時間の一貫した作業では疲労が蓄積し、モチベーションが低下しやすいですが、短いサイクルを設けることで、小さな目標を達成しやすくなります。
これにより、達成感やモチベーションを維持しやすくなります。
90分の勉強時間と15分の休憩のサイクルは入試の試験時間と休憩時間に似ていますよね。
入試本番で集中が切れないためにも、「90分勉強法」をとおして集中と切り替えの癖を身につけましょう。
また、ほとんどの大学の講義時間は90分です(中には100分の大学も...)。今のうちから、大学の時間割についていけるように意識してみましょう!
90分勉強法のポイント
次に、90分勉強法を実施していくうえで意識するポイントについて紹介します。
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集中力の限界を知る
科学的にも証明されているとおり、人の集中力は約90分が限界です。
それを超えると疲労が蓄積し、効率が低下します。
このため、90分単位で計画的な休憩を組み込むことが大切です。
また、一日の中やその日その日で集中力のピークは異なります。
90分経っていなくても、集中力が途切れたら無理に続けないようにしましょう。
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90分の集中勉強
90分の間は、徹底的に一つのテーマや科目に絞って勉強するようにしましょう。
計画的に進めるために、予め進めるべき範囲や目標を設定し、休憩時間のうちにノートや参考書を準備しておくようにしましょう。
また、90分の勉強セッションでは、できるだけ集中するためにも、外部の気を散らす要因を最小限にすることを心がけましょう。
実は、スマートフォンがポケットに入っているだけで、集中力が低下するという研究結果があります。
スマートフォンがポケットに入っているだけで、脳の処理能力が分散されてしまうことが分かっています。大学生500人の記憶力と集中力を調査すると、スマートフォンを教室の外に置いた学生の方が、サイレントモードにしてポケットにしまった学生よりもよい結果が出たという研究結果もあります。
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アクティブな休憩
90分の勉強の後は、15分の休憩を挟みましょう。
この時間は、体を動かし、深呼吸をするなどアクティブな休憩を心がけましょう。
これにより、次の90分に備えて脳をリフレッシュさせることができます。
また、この休憩時間をスマホやゲームに費やすことは控えましょう。
ゲームやSNSの類は、苦でなくても疲労として体に蓄積してしまいます。
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計画的な進捗管理
90分ごとの勉強セッションを複数組み合わせて、1日の勉強計画を立てましょう。
計画を立てることで、どの分野にどれだけの時間割けるのか明確になります。
週単位でも進捗を確認し、予定の修正を行いましょう。
また、小さな目標を設定し、それを達成することでモチベーションを維持しやすくなります。
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タイマーを使用する
この「90分勉強法」を実施する際は、タイマーを使って時間を計るようにしましょう。
特に休憩時間をあいまいにしてしまうと、ずるずると休憩時間を延長してしまうことにつながります。
また、タイマーを使うことで、時間の経過を視覚的に得ることができ、時間を無駄にして過ごしてしまうということがなくなります。
まとめ
90分の勉強時間と15分の休憩のサイクルの「90分勉強法」について紹介しました。
本文でも述べたように、この勉強方法は科学に基づいた理想的な勉強方法です。
なかなか勉強に集中できない方や、効率的な勉強を探している方は是非実践してみてください。
また、集中できる時間には個人差があります。
90分は長すぎるという方や、入試の試験時間が90分ではないという方は80分のサイクルで回すといったように、この「90分勉強法」をアレンジしてみてください。
そして、「90分勉強法」の意識するべきポイントは、この勉強法の利点をフルで活用するために必要なことです。
是非意識してみてください。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事を読んで理想的な勉強法や休憩時間の使い方に興味がわいてきたのではないでしょうか。
こういった情報は、YouTubeやネットにたくさん載っているので、自分に合った勉強法はどれなのか模索してみてください。そして、人の記憶の仕組みや集中力の持続法は専門書で詳しく知ることができるので、新たな勉強法を発見したいという方はそちらを読んでみるといいかもしれません。
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