日本史を劇的に伸ばす方法を徹底分析!
みなさんこんにちは!
武田塾北千住校です!
今回は暗記量が膨大な日本史に苦戦している受験生が多いことを鑑みて、日本史の勉強法について筆者の体験を基に分析していきます。
前提として日本史は暗記科目的な要素が極めて強いため、絶対的に量的資源(時間)を割く必要性があります。
今回はこれを大前提としたうえで、同じ量的資源下で結果を最大化する方法論を記述します。
おすすめの参考書
日本史の主要な参考書には「山川出版の詳説日本史」と「一問一答」があります。
これらの参考書の共通点は網羅性が高いこと、情報の圧縮性が高いことです。
つまりはこれらの参考書を完璧に暗記することで、効率よく勉強ができます。
一方でこれらの参考書は文章が難いと一般的に言われているため、理解に支障が出たり読みにくい方は他の平易な参考書を用いても良いでしょう。
ですが文が平易になれば必然的に文量が増えるため効率的とはいえません。
なるべく内容が圧縮されている参考書を使いましょう。
また、山川出版の詳説日本史と一問一答のいずれかしか取り組めない場合は、原則として山川出版の詳説日本史を完璧にすることを心がけましょう。
例外として志望校で空欄補充問題が出る場合は、一問一答でも対応できる可能性があります。
両方を中途半端に取り組むより、片方を完璧にしたほうが網羅性の観点から有利ですので意識して取り組んで下さい。
日本史を劇的に伸ばすインプット方法
暗号化
日本史は暗記科目ですが、暗記にも種類があります。
そして日本史で厄介となるのがペア暗記です。
例えば京都五山を5つ答えなさいという問題があれば東福寺・万寿寺・天龍寺・建仁寺・相国寺と回答できなければなりません。
しかし日本史で登場する寺の名前は数は余りにも膨大です。
そこで5つをペアで覚えるために有意味な暗号化(語呂合わせ)を行います。
各寺の先頭部分の文字をとって「とうふまんじゅ(う)点検しよう」とすれば覚えやすいですね。
ですが、「有意味な」暗号化に囚われるがあまり余計な文字が加わり原型を留めない語呂合わせが生まれることがあります。
また、原則として語呂合わせにしようとするあまり、余りにも長い暗号が完成することがあります。
なので少し考えて適切な語呂合わせが作れない場合は無意味な暗号化をしましょう。
例としては「鳥羽天皇・八条院領・大覚寺等」と「後白河天皇・長講堂領・持明院統」のペアです。
これは有意味な暗号化は難しそうですね。
その場合は各頭文字をとって「とはだ・ごちじ」とすれば組み合わせを暗記することができます。
こうすると各単語さえ記憶していれば頭の中でペアとして組み立てることが可能です。
体系化
パズルを想像してください。
仮にある一つのピースの空間にどのピースが入るのかわからない場合がありますね。
こうした場合周りのピースの形からどのピースが適合するか推測しなければならないわけです。
そして周りのピースが埋まっていればいるほど推測しやすくなりますね。
これは日本史単語にもいえることです。
ある一つの単語といくつものキーワードを結びつけます。
こうすれば、その単語自体を忘れてしまってもその周囲のキーワードから推測できるようになるわけですね。
紐付けは単なるこじ付けでも構いません。
例えば、キーワードAと関連する単語Xの頭文字が一緒だった等でもいいわけです。
とにかく抽象化して、関連するキーワードの紐付けを行います。
そしてあらゆる単語の紐付けを行えば、やがて一つの塊が完成します。
そしてその塊を強固にしていくことにより、盤石な基盤が完成します。
キーワードを結びつければ結びつけるほど、正誤問題に対応できる力もつくので日常生活で日本史単語の連想ゲームなどをして知識を体系化していきましょう。
やってみて成果のあった特殊な方法
ここでは一般的に推奨されている暗記方法ではありませんが、筆者が一定の成果を得ることができたと感じる方法を3つご紹介します。
1. 天皇を全て覚える
1つ目は天皇を全て覚えることです。
日本史では否が応でもその時代都度の天皇を覚えなければなりません。そこで私は一気に全てを覚えることにしました。
YouTubeで歴代天皇を順番に歌う替え歌を聴くことによって、全天皇を順番に暗記することに成功しました。
これによって天皇で時代感覚が身につき、時代整序や天皇を答える問題に強くなりました。
2. 教科書に落書きをする
2つ目は教科書に落書きをすることです。
私はとにかく教科書のページの隅にひどい落書きをしました。
これが功を奏して各ページの落書きからページ全体の映像が浮かぶようになり、映像記憶性能が高まりました。
3. 忘れた単語を体に書く
3つ目は忘れた単語を体に書くことです。
頭の中でアウトプット演習を行い、わからない単語があれば手や足、腕にまでボールペンで書き続けました。
これは覚えてない自分への自戒の意もあります。
この方法により入浴時に1日を通してわからなかった単語を見直せるため、劇的に復習の効率が高まりました。
ノートに書くよりもインパクトが大きいので効果的です。
日本史を劇的に伸ばすアウトプット方法
日本史は一見インプット偏重の科目に見られがちですが、実際入試ではアウトプット力が問われます。
問題に回答する際には脳の中に入ってる知識を志望校の問題という形式の中で、解放しなければなりません。
そして,その志望校の問題形式に適合するアウトプットの形式を分析、演習しなければなりません。
ではアウトプット形式はどのように形成すれば良いのでしょうか。
方法としてまず志望校の問題を見て、どこまで覚えればいいか、どこを重点的に覚えればいいかを確認します。
これは情報を予め取り出しやすくするための過程です。
続いて頭の中で志望校で出された問題を基に、頭の中で志望校風の問題を作り解いていきます。
解く際のポイントとしては、出てきた単語はどんどん連想して体系化もその都度行いましょう。
これは脳内アウトプットですが、アウトプット教材を購入して解くのも良策です。
一問一答などを活用したり、教科書をマーカーで消すのも良いでしょう。
兎にも角にもインプット偏重の学習になるのは避けましょう。
また、ただ言われるがままにインプットをするのではなく、どうインプットすれば実用性が高まるかを考えながら取り組んでください。
最後に
今回は日本史勉強法をお伝えしましたが、最も大事なのは皆さん自身に合う勉強法を自分で考えることです。
今回お伝えしたことは参考までに、オリジナルの勉強法を確立してください。
また、オリジナルの勉強法を自分で立てるのは厳しい、オリジナルの勉強法では伸びないというかたは、
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