いかにして逆転合格は起こるのか?
逆転合格のメカニズムを徹底解説!
こんにちは!武田塾北千住校です!
夏の暑さが続いていますね。夏バテをしないようにしっかりと体調管理もしっかりとしましょう!
さて、武田塾は「逆転合格」を掲げており、本ブログを読まれている方々の中にはそれを目指している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、逆転合格とはいっても漠然と目指しているだけで実際に何をすれば良いかわからず、とにかく勉強しているという方も多いのではないでしょうか。
目的意識を持たないで勉強をしていたら、たとえ量をこなしても実力は上がらずに他の受験生に追いつくことはならず、となってしまいます。
今回はそんな方々のために、夏休みから逆転合格までの計画の立て方、心構えなどを「逆転される側」と比較しながら解説させていただきます。
逆転合格のメカニズム
そもそも「E判定から逆転合格!」といった現象がどうしてそこかしこで起こっているのでしょうか。
模試の結果を見るとE判定とは合格率が20%以下であることを示していると分かりますが、これだと少し語弊が生じてしまいます。
5回受験をすれば1回ぐらい合格できるという判定だとなんとなくなイメージを抱いてしまいがちですが、E判定とは「本番までに合格ラインに達する確率が20%以下」という判定です。
つまりは必然の合格を得た人が5人に1人よりも少ないということです。
その5人に1人は逆転合格を勝ち取ったわけですが、そうなると逆転された側の存在も浮き彫りになってきます。
逆転された側は、例えば元々A判定だとしたら5人に1人ぐらいは本番までに合格ラインに達することができなかったということですが、そのような人がいなければもちろん逆転合格は起こることがありません。
ということで仮想敵のAくんを考えましょう。Aくんは夏までに模試でA判定を取りますが、その後モチベーションの低下などが原因で成績が停滞し、最終的に合格ラインにあと一歩及びません。そして元々E判定のEくんは、最後の最後で合格ラインに達してAくんを抜かします。
元々は判定が良かった人が落ちてしまう原因は、不運という場合も稀にあるでしょうが、基本的にはモチベーションの低下や体力切れによる努力不足です。
その点で言えばEくんは有利ですね。Eくんは油断できるという状況にはいないので、最後までずっと走り続けなければなりません。
そして逆転合格が起こる理由はこれです。「停滞がないこと」、これがEくんが逆転合格できる理由であり、条件でもあります。
一度でも停滞が起こってしまえば逆転合格は難しくなってしまいます。
しかし、EくんはAくんよりも停滞が起きにくい状況にあります。油断ができないこと、受験の期間が短く体力が切れにくいこと、元々の成績が低いため努力が大きく成績に反映されることなどなど他にも原因はあるでしょうが最後まで走り抜けられる人は多いです。
それでは、停滞がないと分かったところでそれを利用した受験勉強の仕方について解説させていただきます。
逆転合格までの手順
1.自分と合格までの差を測る
思い立ったらまず勉強、ではありません。まずは志望校の入試問題を見てみましょう。
各教科の問題を見てみて、まず自分との差を測りましょう。ここでただ絶望してしまってはいけません。
冬に自分がそのレベルに達しているために自分がすべきことを考えるのです。
そのレベルの問題を解けるようになるためには自分が何をできるようにならなければならないか、具体的に言うとどのレベルの参考書を達成すれば良いのかを考えてください。
今は便利なので参考書のレベルをネットで調べることができます。MARCHならこのレベル、旧帝大ならこのレベルと教えていただけるので是非調べてみてください。
ただ、いきなり難しい参考書に挑戦しても意味がありません。いくら時間がないとはいえ、基礎基本から固めていかないと必ず失敗します。
2.学習計画を立てる
自分が達成すべき参考書が分かったら、それをいつからいつまでに達成すれば良いのか計画を立てましょう。
12・1月は共通テスト対策、1・2月は2次試験対策が基本的なルートではあるので、それに沿って考えれば8月〜11月で全ての参考書を達成しなければなりません。
この4ヶ月間で達成するためには他の受験生の倍のペースで勉強しなければなりません。
たとえば、Aくんだったら高2の冬から、または春から勉強を始めているケースが多いので11月までには半年以上の時間を費やしています。
しかも、受験勉強以外での勉強もしっかりやっているため基礎力が十分ついています。そう考えると倍の時間と倍の学習効率が必要になってきそうですね。
3.参考書を進める
さて、実際に受験勉強をスタートしますが、正しい勉強法は存在しません。
本当に人それぞれですので、ネットの情報は鵜呑みにせず、試してみて自分にあっていたら続けるぐらいにしておきましょう。
例えば執筆者は演習形式の勉強が1番自分に合っており、よく受験のスペシャリストは「復習が最も大事」と言いますが自分に体には効率の悪い勉強法でした。
しかし、全ての受験生に共通する大事なこともあります。
それは、日々の勉強に目的意識を持つことです。
その勉強をすることで自分がどのようにゴールに近づくかを意識して勉強することで、勝手に体が最も効率の良い勉強法を実践してくれます。
そしてやはり停滞は最もNGです。
絶望しないぐらいに焦るというメンタルを持ち続けることが1番良いかもしれません。
参考書が終わって過去問演習に入ってもそれは同じです。
最後に
以上が逆転合格までの概要です。
これらを完璧にこなすことができればきっと他の受験生に追いつくことができるでしょう。
そこからは本番勝負ですが、本番を勝ち取ることができるのは、やはりその日にかける覚悟が強い人です。
その点で言えば、逆転合格を目指して努力してきた人の方が明らかに強いです。
そして合格になれば、これまでの経験は一生ものへと昇華します。
ぜひ、この記事を参考にして、逆転合格を目指して勉強してもらえたらと思います!
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