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【ココを見直せば解決?!】古文が読めない原因を分析!

ここを見直せば解決?!

古文が読めない原因を分析!

 

こんにちは、武田塾北千住校です!

 

突然ですが、皆さん古文は得意ですか?

きっと古文に苦手意識があり、宇宙語を読んでいるような感覚になっている方も多いと思います。

 

そこで今回は、古文で躓いたときにやってみてほしいことを紹介します!

ぜひ最後まで読んでいってください!


 

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まずは基礎確認!

まずは基礎ができていないと文章は読めませんね!

ここで一度確認してから本題に移りましょう!

 

単語

英語などと同じく、単語は最も重要な要素の一つです。

特に古文単語は複数の意味がある単語が多く、それらの判別ができないと全く違う意味で文意を取ってしまうということになりかねません。

今持っている単語帳でいいので、単語を見た瞬間にすべての意味を言えるくらいまで仕上げましょう!

 

文法

文法も単語と並ぶ重要事項です。

特に助動詞、助詞、敬語は文意を把握する上で重要です。

文法事項を暗記するだけでなく、文法問題の解答の根拠を指摘できるかどうかを確認しておきましょう!

 

解釈・読解

単語や文法の勉強はしている人が多いとは思いますが、解釈や読解の勉強をしている人は少ないのではないかと思います。

ここでいう解釈・読解とは、一文を正確に読み、理解するということです。

英語でも英文解釈を勉強するように、古文でも必要な要素になってきます。

 

おすすめの参考書は、『岡本里奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』です。

古文でつまずいたら、ぜひ手に取って勉強を始めてみてください!

 

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読むときのポイント

先ほどもお話ししたように、古文の読み方を知ることもとても重要です。

そこでここでは、古文を読むときに着目すべきポイントを紹介します!

 

主語

古文は主語が省略されることが多々あるため、周辺の情報を使って主語を推測しなければなりません。

特に着目するべき点は、敬語と接続助詞です。

 

注目ポイント

敬語は敬意の方向を見極めることで、主語の判別をすることができます。

接続助詞は、前後で主語が変わりやすいものを覚えると主語の判別に役立ちます。

 

それでも主語が分からない場合は、注釈やリード文から人物関係を精査し、関係図を書いてみると良いと思います。

主語が分からないまま読み進めるのは危険すぎるので、一度立ち止まってでも主語を考えるようにしましょう。

 

最初は時間が足りなくなっても大丈夫なので、少しずつ主語を捉えられるようになっていきましょう!

 

敬語

先ほども触れたように、敬語は主語判別のためにとても重要です。

 

尊敬語は主体への敬意、謙譲語は動作の受け手への敬意を表します。

敬語が出てきたらそれらの敬意の方向を考えることで、場面の詳細を捉えやすくなります。

 

特殊な敬語

また、「奏す」や「啓す」といった特殊な状況でしか使われない敬語もあります。

どちらも「言ふ」の謙譲語で、「奏す」は天皇・上皇への敬意、「啓す」は皇后・中宮・皇太子への敬意を表します。

 

さらに、敬意を表す助動詞というものもあります。

「る」「らる」「す」「さす」は尊敬の意味を持つ助動詞で、多くの場合他の尊敬語と併用され、相当身分が高い人への敬意を表します。

 

これらの敬語をうまく使って、文脈を取り違えないようにしましょう!

 

接続助詞

接続助詞も主語の判別に役立ちます。

 

「を」「に」「が」「ど」「ば」の前後では主語が変わりやすいです。

反対に、「て」「で」の前後では主語は変化しにくいです。

 

これらは必ず当てはまる法則ではないので、参考程度に文脈と照らし合わせて考える必要があります。

 

因果関係の把握

また、因果関係の把握にも接続助詞は役立ちます。

順接なのか逆接なのか、因果関係があるのかないのかを取り違えると全く別の文になってしまいます。

特に「を」と「に」は順接と逆接の両方の意味があるため、丁寧に文脈を見る必要があります。

 

接続助詞をマスターして読み違いを減らしましょう!

 

省略

古文では省略がよく起こります。

特に多いのは、文末の省略、名詞の省略、主語の省略です。

 

例えば、「にや」で文が終わっていると、後ろに「あらむ」の省略が起きています。

他にも、「こと」という名詞が省略されるなど、補って読まないと意味が通じない箇所が何か所もあります。

また、主語の省略が起きている場合は、主語が作者や主人公である場合が多いです。

これは、古文では分かり切っているいることは省略されやすいためです。

 

文の意味がよくわからないときは省略が起きていることが多いので、丁寧に読んで理解しましょう。

 

成績が上がる勉強法

それでは、古文を読めるようになるためにはどうすればよいのでしょうか。

おすすめの勉強法は、読んだ文章を品詞分解するということです!

そして敬語や助動詞、助詞には意味や敬意の方向をすべて明確にし、主語と省略箇所も明らかにしましょう。

 

品詞分解の例

例えば、「帝、中納言に御文を書かせ給ひ申しけれど、承り給はらず。」という文を考えましょう。

 

この文は以下のように分解できます。

「帝、/中納言/に(格助詞)/御文/を(格助詞)/書か(カ行四段・未然)/せ(尊敬・連用形・帝への敬意)/給ひ(補助動詞・尊敬・帝への敬意)/申し(補助動詞・謙譲語・中納言への敬意)/けれ(過去・已然形)/ど、(逆接)/(中納言から帝が)承り(本動詞・謙譲語・帝への敬意)/給は(補助動詞・尊敬語・中納言への敬意)/ら(可能・未然形)/ず。(打消・終止形)」

 

ここまで分析しましょう。

一見面倒くさそうですが主語の判別、敬意の方向、助動詞、助詞、省略などすべてを一気に練習することができて、とても効率が良いです!

まずは簡単な文からで良いので、是非やってみてください!

 

最後に

最後まで読んでくれてありがとうございます!

 

今回は古文を読むときのポイントについてお話ししました。

古文でつまずいたときは是非参考にしてみてください!

 

また、武田塾には古文の参考書ルートがあり、そのルートをこなしていけば志望校に合格できるというカリキュラムを組んでいます。

担当の講師のサポートのもと、苦手な科目も自分のペースで勉強を進められるので、気になった方は是非無料受験相談に足を運んでみてください!

 

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