どうすればいい?
定期テストと受験勉強のバランス
こんにちは!武田塾北千住校です!
新学期が始まり、新しく高校3年生になった皆さんは受験勉強を意識し始める頃だと思います。
受験勉強をしていく中で、悩みの種となってくるのが学校の定期テストとの両立です。
定期テストの勉強が受験勉強に直結すればよいのですが、学校の定期テストでは教科書の穴埋めのような問題が出たり、そもそも受験に使わない科目のテストを受けたりしなければなりません。
定期テストの勉強は、受験勉強の障害となってしまうこともあるのです。
そこで今回の記事では、「受験勉強と定期テスト勉強のバランス」について紹介します。
人によって、また学校の定期テストの方式によって適切なバランスは違うので、この記事を参考に自分に合ったバランスを考えてみましょう。
1.もちろん受験勉強が優先
学校側の評価が必要な指定校推薦を狙っている方を除けば、受験生である高校3年生にとって優先すべきは、言うまでもなく「受験勉強」です。
実際に、受験勉強を最優先にして定期テストの勉強を全くしない受験生も存在します。東大や早慶など、高いレベルの学校を志望する受験生ほどその傾向は高いです。
では、受験期に定期テストの勉強はしない方がよいのでしょうか?
実は、必ずしもそうとは言えません。
受験期に定期テストの勉強をすることのメリットも確かに存在するのです。
2.受験期に定期テストの勉強をするメリット
では、そのメリットとは何なのでしょうか。大きく3つ紹介していきます。
①赤点の回避
高校のテストには赤点というものがあり、赤点以下の点数を取ってしまうとその授業の単位が取得できません。
多くの高校では、赤点以下の生徒にも単位を与えるために追加の課題を出し、その課題を提出させることで単位を与えます。
したがって、大半の高校生が知っていることですが、定期テストで赤点を取ると追加の課題をやらなくてはいけないのです。
追加の課題に取り組むために受験勉強の時間を割くなんてもってのほかです。
受験勉強を優先するとしても、赤点を回避できるくらいには定期テストの勉強をしておくべきでしょう。
②モチベーションの維持
定期テストがすべて赤点ギリギリの成績でもまったく気にせず、切り替えて受験勉強に打ち込める人もいると思いますが、何となく気にしてしまう人もいると思います。
そういった人は、定期テストに関しては自分の受験科目は力を入れて勉強するのがおすすめです。
特に世界史、日本史など社会系の暗記科目が受験科目にある場合は、定期テストの勉強で得た知識を受験にそのまま活用できる可能性が高いのでしっかり勉強しておきましょう。
定期テストは自身が勉強した分だけ良い成績を出すことができるので、しっかりやればやるほど勉強に対する自信もつきます。
ただ、英語の定期テストに関しては注意が必要です。
多くの学校の英語のテストには、学校で使用している教科書や参考書等の穴埋め問題や暗記した文章を書かせる問題が出題されます。
このような問題に関しては高得点を取れるようにたくさん勉強しても、受験で生かせる語彙力や読解力が大きく成長するわけではありません。
英語の定期テストに関しては受験科目であっても力を入れすぎず、赤点を取らない程度の勉強に収めることをおすすめします。
③基礎固め
定期テストの問題は同じ学校に通う高校生全員が解くものなので、基礎的な問題が多く出題されます。
したがって受験に使う科目に関しては、あまり自信のないテーマでも定期テストの勉強の際に重ねて復習することで、基礎固めがそのままできるというメリットがあります。
ここで注意してほしいのが、たとえ定期テストであっても間違えた問題はしっかり解きなおし、同じ間違いはしないようにすることです。
既に書いたように、定期テストの問題は基礎的なものがほとんどです。受験勉強で発展的な問題を解いていると基礎的な問題は軽視してしまいがちですが、受験はどれだけ基礎的な問題が安定して解けるかの勝負でもあります。
模試に限らず、定期テストでも間違えた問題はしっかり復習するようにしましょう。
④学校の先生に質問しやすくなる
受験期の後半になってくると過去問など難易度の高い問題を解くことが増え、付属の解答や解説を読んだだけでは疑問が解消しないことが多くなってきます。
したがって学校のその科目担当の先生に質問したり、解いた問題の添削を頼んだりする機会も増えていくものです。
この時、自分の定期テストの成績が毎度赤点ギリギリだと何となく後ろめたい気持ちになりませんか?
もちろん学校の先生は定期テストの結果は関係なしに質問には答えてくれますし、添削もしてくれると思います。
しかし、学校の定期テストは多くの場合その担当科目の先生が作っているものです。そのテストであまり良い結果を残せていないと、人によってはその先生を頼りにしにくいと思ってしまうこともあります。
もちろん気にならないという人もいますし、それが悪いというわけでは全くありません。
ただ、いざ受験期後半になって、先生に質問したり、添削を頼んだりすることを何となく躊躇してしまう人もいるので、普段から定期テストである程度得点を取っておくことで、気兼ねなく質問できるようにしておきましょう!
3.まとめ
受験期に定期テストの勉強をするメリットとして、
①赤点の回避
②モチベーションの維持
③基礎固め
④学校の先生に質問しやすくなる
の4つを紹介しました。
ただ、これらのメリットはすべての受験生に有効なわけではありません。
特に、基礎学力はまんべんなく身についており、定期テストの成績が全く気にならない人は受験勉強に時間を使ってください。
一方で多少なりとも学校の定期テストの成績も何となく気になる人は、自分に合った定期テストへの力の入れ方があると思うので、定期テストの勉強も決して無駄にはならないということを念頭に置き上手くバランスをとることを意識しましょう。
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