「早く勉強しなさい」からさよなら!
子供が勉強するようになる方法
皆さんこんにちは! 武田塾北千住校です。
子供って、なかなか勉強してくれないですよね…
小さいときには怒れば最後には手を付けていたものの、最近は怒るのにも疲れてしまって、遊んでばかりの子供に対して、もう言いたくないなと思いつつ、何度目になるかもわからない
「もう、勉強はやったの?」
の一言。
自分が同じくらいの年だった時を思えば、勉強が面倒な気持ちはわかるし、言っても恨めし気に「はいはい」と返されるか、黙ってどっかに行ってしまうかの二択で、響いている気がしないし、もう言いたくない。
でも子供の将来を思えば言わざるを得ない呪いの言葉。
今回はそんな呪いの言葉に頼らざるを得ず、自分自身さえもストレスを感じる環境にいる方々に向け、ひたすらに「自学自習」に重きを置いてきた武田塾から、子供が自分から勉強するようになるための「コーチング」の極意の一端をお話していきたいと思います!
この記事では 最近子供が勉強してくれないという方、勉強はしてほしいけど強く言うのも心配という方、最近子供の成績が落ちてきて不安という方に、「教える」のではなく、子供自身の学びを「サポート」するコーチングの目線から、子供が自分から勉強するようになるための方法を紹介していきます。
なぜ子供に勉強してほしいと思うのか…
子供に勉強をさせる難しさ
子供に勉強してもらうのって大変ですよね。
教育のプロである学校の先生ですら、大学や短大で座学や実習を乗り越え、試験に合格して教育免許を取り、採用試験に合格して初めて実際に子供たちに教えるようになります。
それなのに親になるときは一瞬で、それでも産まれる前も産まれてからも目が回るような思いで育てているうちに、気づくと将来のために学力が求められる年になっています。
勉強の教え方なんて誰からも教わっていないし、心の準備だってできていないのに、手探りで進めていかなければならないのです。
そうこうしているうちに、自分でも何をすればいいのか分からなくなってきて、仕方がないからせめて最低限の学力はつけてもらおうと「勉強しなさい!」と言ってしまいます。
しかし今、それでも子供が勉強しなくなってしまい、立ち止まって考える必要が出てきました。
なぜ勉強をさせたいのか
それならば、立ち止まってしまった今が、一度立ち止まることが出来た今が、これまでの自分を振り返り、努力を認めた上で、これからの子供との関わり方や、我が子に対する自身の考えを再確認する良いきっかけなのかもしれません。
このきっかけを大切にして、一度自分の中にある、教育についての考えを再度見つめなおしてみるのはいかがでしょうか。
まずは、そもそもどうして子供に勉強してほしいと思うようになったのでしょう?
そして、その答えに対してそのために、なぜ勉強が重要なのかという問いを、答えが出なくなるまで繰り返してみてください。
今の時代は学歴が無くても大きな経済力を手にし易くなったとは言われていますが、学歴がないとスタートラインにすら立てない世界もあります。
学歴が必要なくとも自分で考える能力が必要な業界もあります。
自分の中で問いを繰り返し、それでもやっぱり勉強が必要だと思ったのなら次に進みましょう。
「自分から勉強する子」のイメージ
さて、学校でのうわさ話やテスト結果、テレビやSNSを見ていると、自分から勉強する子供たちがたくさん出てきます。
学校から帰ってきて手洗いうがいを済ませるとそのまま勉強机に向かう子供、塾へ行く子供、そこで教科書やノートに向き合う真剣な顔。あなたは「自分から勉強する子供」と聞いてどんな子供を思い浮かべますか?
嫌々ながらも死んだ顔をして、ゾンビのように課題をこなす子供でしょうか?
それとも、ただ機械のように黙々とタスク(宿題)をこなす子供でしょうか?
あるいは、テストの点数に比例して高くなるお小遣い欲しさに勉強する子供でしょうか?
どれも違うのではないでしょうか?
これはおそらくですが、想像したのは
「自分の目標に向け、学ぶ過程を楽しみながら勉強する子供」だと思います。
ここまでくると、何をすれば我が子が勉強するようになるかも見えてきたのではないでしょうか?
必要なのは
・自分自身で建てた目標
・目標達成に勉強が不可欠だという認識
・勉強しやすい環境
の3つです。
この3つが揃うことで、人は自分から勉強しようと思うことが出来ます。
自分から勉強する3条件を揃えるために
話を切り出すタイミング
さて、3つの条件も分かったし、さっそく子供に人生の目標を聞いて、その目標達成のために勉強が必要なことを説明して、自分が見守れるリビングで勉強させよう!
と思ったそこのあなた。
一度冷静になって考えてみましょう。
もし自分が子供の時に、急に親から「あなたの人生の目標は?」なんて聞かれたら真面目に答えると思いますか?
まず、驚きますよね。そして警戒します。
「なんでいきなりそんなことを聞いてくるのだろう…」と。
武田塾では面談や初回特訓の際、自分が勉強する目的、今の志望校を目指す理由を聞いていますが、それは入塾という一度自分が勉強する理由を見つめなおすきっかけが存在するから自然に答えられるのです。
従って重要になってくるのは、いつ、だれが、どういう理由で、聞いているのかということです。
そこでまず、切り出す「タイミング」から考えてみましょう。
子供に人生の目標を聞く機会なんてそうなさそうに感じられますが、例えば進級するとき、例えば年末年始、例えばテスト終わりなど、考えてみると子供がこれからどうしていきたいのかを聞く機会は意外と多いことに気づくのではないでしょうか。
そうして思いついた候補の中から、一番切り出しやすいタイミングを選んで聞いてみるとスムーズに会話がしやすいと思います。
子供の話を聞く
続いて「誰が」というところですが、こちらは一言でいえば「話を聞いてくれる人」です。
話を聞くとは言っても、ただその子の話に頷くだけではありません。
その話から何を伝えたいのかをしっかりと読み取り、その気持ちに共感し、考えを深めるために質問を重ね、望む形で応援してくれるというところまで含めての「話を聞いてくれる人」です。
武田塾では生徒に教える以上に生徒に聞くことを重視して特訓を行っています。
勉強において「わからない」ということや成績が伸びないことは大きなストレスとなりますが、少し前まで同じ悩みを持っていた者として共感を示し、どうすればその悩みを解決できるのかを一緒に考え、確実に実行していけるように支えていきます。
その上で普段大切にしていることは、一度生徒の考えをありのままに受け入れることです。
外から見ていると、大きな悩みには見えなかったり、悩んでいるなら少しでも勉強した方がいいのではないかと思われたりする時もあるかもしれません。
しかし、悩んでいる人間本人にしてみれば、それが解決しなければ一歩も動けないような悩みであることがほとんどです。
人生の目標や夢についても同じで、はたから見て無謀だったり、地に足がついていないように見えても、本人にとってはそこに人生を掛けたいと思えるような素敵な夢なのです。
もちろん子供よりも人生経験を積んだ親の目線から見える、甘い部分や失敗するリスクを指摘しなければという気持ちも出てくると思います。
そこで、その点を含め我が子にはこうあってほしい、あるいはこうあるべきと思う子供像を一度横において、本人にとってその気持ちがプラスであれマイナスであれ、どれほど大きなものなのかを考え、受け入れてみるのはいかがでしょうか。
その後で、その目標のために超えなければならない壁として、思い浮かんだものを上げ、どういう風に対策をしていくのか、そこに勉強が必要なのかを一緒に話し合うことが出来れば、信頼関係をより強くしていけるでしょう。
理由を伝える
最後に「どういう理由」で聞いているのかということを話す必要があります。
どういう理由かと聞かれれば、もちろん勉強してもらうためですよね。
しかし相手が勉強の必要性を認識していなかったり、そもそも現状勉強が嫌いだったら、そんな理由で聞かれた質問に正直に答えようとはしないでしょう。
ですがもちろん嘘をつく必要もありません。
なぜ勉強してもらいたいのかまで含めて伝え、それでも勉強をしたくないのであれば、どうしてそう思うのか、どうすれば勉強に手を付けることが出来そうかを一緒に考えていけば良いのです。
どうして子供に勉強してほしいのかという理由にはきっと、あなた自身の中にある勉強してきたことによる自負や勉強してこなかったことに対する後悔が含まれていると思います。
その点を含めて話し合うことが出来れば、より心を開いて本当の目標を話しやすくなるでしょう。
実際のサポートに必要な調整
さて、ここまでくればあなたの子供は自分の人生の目標を言語化することができ、その目標達成のために必要な勉強も明確になっているでしょう。
あと必要なのはその努力を続けていくためのサポートですが、そこで最も重要になってくることは、必要なサポートは子供によって大きく異なるということです。
例えば勉強する環境では、一人で勉強した方が集中できる子もいれば、人に見られていたほうが集中できる子もいます。
ペースについても毎日同量を続けた方がやりやすい子も調子のいいときに一気に進めたほうが身に付きやすい子もいます。
武田塾でも、勉強のペースや効率の良い勉強法など基準となるものは存在していますが、生徒とのやり取りや勉強の進捗状況を見て、実力をより引き出せる方法を一緒に考えながら、生徒に合った方法へと調整していきます。
そこで家でのサポートも同様に、子供が最も生き生きと努力を続けられるかどうかを基準として、子供自身と話し合いつつ方法を変えていくのはいかがでしょうか。
それでもやっぱりと思ったら…
ここまで子供が自分から勉強するようになる方法を見てきて、それでもやっぱり心配という方も、本当にこれで勉強するようになるのか不安という方もいるかと思います。
そんな方は、一度武田塾北千住校の受験相談にいらしてください。
武田塾では、勉強の内容を教えることよりも、自分から勉強できるよう生徒の話を聞くことを大切にして日々の特訓を行っています!
また受験相談の際に行う志望校の確認だけでも、勉強する目標を明文化するのにきっと役立ちます。
また、これらの記事もきっと役に立つと思うので、気になる方は覗いてみてください!
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