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【英語外部試験入試】四技能利用テストで高得点をとる方法

【英語外部試験入試】四技能利用テストで高得点をとる方法

 

 

こんにちは、武田塾北千住校です。

 

今回は、入試でも様々な方法でもちられる四技能英語外部試験について解説していきます。

なんか入試で使うみたいなことを聞いたけど、何をすればいいかわからないと思っている受験生は必見です!

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四技能テストとは

英語4技能とは、日常生活やビジネスの現場などにおいて、英語でコミュニケーションを取るのに必要な4つの力のことです。

具体的には、次の4つを指しています。

(1)聞く力:リスニング

(2)読む力:リーディング

(3)書く力:ライティング

(4)話す力:スピーキング

 

一つずつ詳しく説明していきます。

 

(1)聞く力(リスニング)は、話し手の英語を聞き取り、正しく理解する力のことです。

聞く力というのは、英語でのコミュニケーションを成り立たせるのに不可欠なスキルです。

聞く力を飛躍的に向上するには、「英語の音を正しく聞き取る力」と「音が持つ意味を理解する力」を伸ばす必要があります。

前者は、発音記号や音声変化などの発音ルールを学ぶことやフォニックスなどでアルファベット自体の発音をまなぶことで強化されます。

後者については、語彙やフレーズ、文法知識をインプットして強化することが可能です。

 

英単語習得の方法は、こちらの記事から

【勉強法】単語帳の使い方を徹底解説 〜英単語、古文単語を完璧に!〜

英文法習得の方法は、こちらの記事から

→【英語勉強法・英文法】英文法で大切なのはこの力だった!

 

(2)読む力(リーディング)は、英語の文章を読んで素早く、かつ正確に理解する力のことです。読む力を伸ばすには、日本語を介さずに、英語の文章を「英語のまま」意味やイメージと紐付けて理解できる英語脳を鍛えることが重要です。

なお、読む力というのは、英語を聞く力と密接に関連しています。

読む力を効率良く向上させるには、英語の文章にたくさん触れることはもちろん、海外ドラマを字幕なしで視聴することに加え、真似してみるなどして、英語脳を鍛えることも非常に効果的です。

また、個人的におすすめなのは、英語の音声トラックを流しながら英文をシャドーイングすることです。

そうすることにより英語本来の抑揚やスピードにも慣れることができます。

このような練習により、だんだんと英語に慣れ、英語を素早く読むことができるようになります。

慣れてきたら音声トラックのスピードを上げてみることもおすすめします。

音声トラックを使った練習には、速読系の参考書がおすすめです。

 

速読英単語の使いかた

定番英単語長の速読英単語の使い方について詳しく解説!

速読英熟語の使い方

速読英熟語の使い方について徹底解説!

 

(3)書く力(ライティング)は、頭にインプットされている知識を使って、英語の文章を作成する能力のことです。文法的に正しい文章を書くことはもちろん、相手の理解を得られる論理的でわかりやすい文章をスムーズに作成することが求められます。

 

なお、書く力は、英語を話す力と密接に関係しています。

比較的時間に融通が利きやすいライティングで英文を作成できなければ、思ったことをその場で相手に伝える必要があるスピーキングには対応しきれません。

また、テストベースで考えると、書く力を試す設問ではある程度の一般教養を必要とすることもあり、過去問をよく研究することで高得点が狙える分野でもあります。

それに加え、意外と盲点なことは英語から日本語を思い出す作業に離れていても、その逆もしかりというわけにはいかないということです。

 

筆者の経験ですが、「借りる」という意味の英語を書きたいときに、“lend” ”rent” ”borrow” ”rent”  ”owe”の候補が浮かんできて、その文脈においてどれが正しいか分からなくなったことがあります。

このように、微妙な差も使い分けられるようになることが求められると思います。

 

(4)自分の考えや意見を相手に伝えて理解を得る能力、および英語を使ってコミュニケーションを図る能力のことです。話す力というのは、細分化すると「発音能力」「英文作成能力」「アウトプット能力」の3つの能力に分かれます。

発音能力:英語の音を正しく発音する能力

英文作成能力:英語の文章を作成する能力

アウトプット能力:自分の考えや意見を口から出す能力

これらの能力が必要になってきます。

筆者は、スピーキング能力を向上させるため、独り言を英語で言うようにしたり、ディクテーションにより一層力を入れて取り組みました。

日本人は英語の知識で頭でっかちになっているので、話せないといわれます。

逆を言えば、いったん話してみれば意外と話せるということではないかと考え、一旦英語の理論的な側面を無視して英語で話してみることです。

また、面接のときに緊張しないためにもとりあえず話せる状態にしておくことは非常に重要であると考えます。

 

 

四技能テストの活用方法

では、大学受験では四技能テストはそのように活用されていくのでしょうか。

主に、次のように活用されます。

 

①出願資格

基準スコアを満たすもののみが出願可能。

②加点

共通テストの英語や個別試験に加点。

③書類審査

出願時に申請することで、合否判定時に考慮される。

④英語の得点を満点化

大学の定める基準スコア以上であれば、英語の試験を満点にする。

⑤代替

個別の英語試験を廃止し、スコアをそのまま得点化。

 

以上の5パターンがあります

 

今回は、数ある四技能テスト利用入試を採用する大学から明治大学一つに絞り以下にまとめてみました。

 

明治大学

 

・出願事項として必要なケース

 

商学部|商学科

総合型 公募制特別(全国商業高等学校長協会会員校対象)

英検準2級

 

商学部|商学科

一般 学部別(英語4技能試験利用)

英検二級 TEAP225以上 IELTS4.0以上

 

政治経済学部|政治学科

総合型 グローバル型特別

英検準1級 TEAP285以上 IELTS6.0以上

 

政治経済学部|経済学科

総合型 グローバル型特別

英検準1級 TEAP285以上 IELTS6.0以上

 

政治経済学部|地域行政学科

総合型 グローバル型特別

英検準1級 TEAP285以上 IELTS6.0以上

 

国際日本学部|国際日本学科

総合型 自己推薦特別

英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

 

国際日本学部|国際日本学科

一般 学部別(英語4技能試験活用)

英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

 

農学部|農学科

総合型 自己推薦特別

指定なしだが、外国語において極めて高度な資格を有している者

 

農学部|農芸化学科

総合型 自己推薦特別

指定なしだが、外国語において極めて高度な資格を有している者

 

農学部|生命科学科

総合型 自己推薦特別

指定なしだが、外国語において極めて高度な資格を有している者

 

農学部|食料環境政策学科

総合型 自己推薦特別

指定なしだが、外国語において極めて高度な資格を有している者

 

・出願かつ換算に使うケース

 

国際日本学部|国際日本学科

一般 全学部統一(英語4技能3科目)

200点換算 英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

180点換算 英検二級 英検CSE2088以上 TEAP253以上 IELTS4.5以上

160点換算 英検二級 英検CSE 1980以上 TEAP225以上 IELTS4.0以上

 

農学部|農学科

一般 全学部統一(英語4技能3科目)

100点換算 英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

90点換算 英検二級 英検CSE2088以上 TEAP253以上 IELTS4.5以上

80点換算 英検二級 英検CSE 1980以上 TEAP225以上 IELTS4.0以上

 

農学部|農芸化学科

一般 全学部統一(英語4技能3科目)

100点換算 英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

90点換算 英検二級 英検CSE2088以上 TEAP253以上 IELTS4.5以上

80点換算 英検二級 英検CSE 1980以上 TEAP225以上 IELTS4.0以上

農学部|生命科学科

一般 全学部統一(英語4技能3科目)

100点換算 英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

90点換算 英検二級 英検CSE2088以上 TEAP253以上 IELTS4.5以上

80点換算 英検二級 英検CSE 1980以上 TEAP225以上 IELTS4.0以上

 

農学部|食料環境政策学科

一般 全学部統一(英語4技能3科目)

100点換算 英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

90点換算 英検二級 英検CSE2088以上 TEAP253以上 IELTS4.5以上

80点換算 英検二級 英検CSE 1980以上 TEAP225以上 IELTS4.0以上

 

経営学部|経営学科

一般 全学部統一(英語4技能3科目)

150点換算 英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

135点換算 英検二級 英検CSE2088以上 TEAP253以上 IELTS4.5以上

120点換算 英検二級 英検CSE 1980以上 TEAP225以上 IELTS4.0以上

 

経営学部|会計学科

一般 全学部統一(英語4技能3科目)

150点換算 英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

135点換算 英検二級 英検CSE2088以上 TEAP253以上 IELTS4.5以上

120点換算 英検二級 英検CSE 1980以上 TEAP225以上 IELTS4.0以上

 

経営学部|公共経営学科

一般 全学部統一(英語4技能3科目)

150点換算 英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

135点換算 英検二級 英検CSE2088以上 TEAP253以上 IELTS4.5以上

120点換算 英検二級 英検CSE 1980以上 TEAP225以上 IELTS4.0以上

 

総合数理学部|現象数理学科

一般 全学部統一(英語4技能4科目)

50点換算 英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

45点換算 英検二級 英検CSE2088以上 TEAP253以上 IELTS4.5以上

40点換算 英検二級 英検CSE 1980以上 TEAP225以上 IELTS4.0以上

 

総合数理学部|先端メディアサイエンス学科

一般 全学部統一(英語4技能4科目)

50点換算 英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

45点換算 英検二級 英検CSE2088以上 TEAP253以上 IELTS4.5以上

40点換算 英検二級 英検CSE 1980以上 TEAP225以上 IELTS4.0以上

 

総合数理学部|ネットワークデザイン学科

一般 全学部統一(英語4技能4科目)

50点換算 英検準一級 TEAP309以上 IELTS5.5以上

45点換算 英検二級 英検CSE2088以上 TEAP253以上 IELTS4.5以上

40点換算 英検二級 英検CSE 1980以上 TEAP225以上 IELTS4.0以上

 

・出願と加点に反映されるケース

 

経営学部|経営学科

一般 学部別(英語4技能試験活用)

加点30点 英検CSE2630(R610、L610、W610、S610)TEAP390(R90、L90、W90、S90)IELTS6.5(R5.5、L5.5、W5.5、S5.5) 優遇対象は個別試験の総点

加点20点 英検CSE2467(R570、L570、W570、S570)TEAP340(R80、L80、W80、S80)IELTS6.0(R5.0、L5.0、W5.0、S5.0)     優遇対象は個別試験の総点

出願のみ 英検CSE2200(R530、L530、W530、S530)TEAP290(R70、L70、W70、S70)IELTS5.5(R4.5、L4.5、W4.5、S4.5)

 

経営学部|会計学科

一般 学部別(英語4技能試験活用)

加点30点 英検CSE2630(R610、L610、W610、S610)TEAP390(R90、L90、W90、S90)IELTS6.5(R5.5、L5.5、W5.5、S5.5) 優遇対象は個別試験の総点

加点20点 英検CSE2467(R570、L570、W570、S570)TEAP340(R80、L80、W80、S80)IELTS6.0(R5.0、L5.0、W5.0、S5.0)     優遇対象は個別試験の総点

出願のみ 英検CSE2200(R530、L530、W530、S530)TEAP290(R70、L70、W70、S70)IELTS5.5(R4.5、L4.5、W4.5、S4.5)

 

経営学部|公共経営学科

一般 学部別(英語4技能試験活用)

加点30点 英検CSE2630(R610、L610、W610、S610)TEAP390(R90、L90、W90、S90)IELTS6.5(R5.5、L5.5、W5.5、S5.5) 優遇対象は個別試験の総点

加点20点 英検CSE2467(R570、L570、W570、S570)TEAP340(R80、L80、W80、S80)IELTS6.0(R5.0、L5.0、W5.0、S5.0)     優遇対象は個別試験の総点

出願のみ 英検CSE2200(R530、L530、W530、S530)TEAP290(R70、L70、W70、S70)IELTS5.5(R4.5、L4.5、W4.5、S4.5)

 

・受験者の申告次第で参考にされる可能性がある

 

文学部|文学科

総合型 自己推薦特別(日本の高校卒業予定者)

英検2級 IELTS4.5以上

 

文学部|史学地理学科

総合型 自己推薦特別(日本の高校卒業予定者)

英検2級 IELTS4.5以上

 

文学部|心理社会学科

総合型 自己推薦特別(日本の高校卒業予定者)

英検2級 IELTS4.5以上

 

パスナビ参照

 

四技能テストリスニングの特徴

  ここでは、次の四技能テストリスニングの特徴について述べていきたいと思います。

 

(1)英検

(2)TEAP

 

(1)英検

四技能テスト利用で多くの受験者が利用する英検二級を例に挙げていきます。

英検2級リスニングは、会話の内容一致選択、文の内容一致選択の二つで構成されています。また、英検2級リスニングでは音声は一度しか流れません。

前者は基本的に二人のスピーカーによって繰り広げられる会話の最後の返答を予測する問題です。背景知識が必要に感じるような問題であると感じるところがあるかもしれませんが、文脈がおかしくならないという原則を満たすか否かで考えることが重要です。

後者は、大問2は大問1とは異なり、会話ではなくスピーカー1人によるナレーションになります。関係副詞といった難しい文法事項を用いた英文も平気で出てきます。こういった文法事項が使われる英文は長くなる傾向にあり、理解が追いつかずに点数を落としてしまうのです。

 

(2)TEAP

短い会話の聞き取り、長い会話の聞き取りの構成になっている。

授業・講義・報道情報の聞き取りに重きを置いており、英検と比べるとアカデミックな内容が増えてくる印象がある。

講義のリスニングを行い、図の読み取りを要求する問題があるのだが、図に表記されているものと違う言い回しで音源が流れることが多く、一筋縄ではいかずしっかりとしたリスニング力だけでなく、瞬発的な理解力も必要とされていると感じました。

英検二級同様一度しか読まれないこともあり、比較的簡単な前半のパートで得点を取っておくことが重要だと思います。

発音の特徴が異なる人たちが同じパッセージの中で話すことがあるので、聞き取りにくい部分があります。

 

四技能テストの得点の稼ぎ方

  次に、それぞれの四技能テストの得点の稼ぎ方です。

 

(1)英検

1.選択肢を先読みして、本文と質問の内容を予想する

なぜなら、2級リスニングで高得点をとるためには、10秒という短い解答時間で、素早く選択肢を読み、内容をつかむ必要があるからです。

英検2級では、まず筆記試験(リーディング・ライティング)が行われ、筆記試験の終了時間がくると自動的にリスニング試験に進みます。

しかし、問題冊子は筆記試験もリスニング試験も全て1冊にまとまっています。

つまり、筆記試験の途中でもリスニングの選択肢を先に見ることができるのです。この特徴を生かして、筆記試験を早めに終わらせて、余った時間でリスニングの選択肢をあらかじめ先読みしておきましょう。

選択肢から本文と質問の内容を予想しておくことが目標です。

先読みという考え方は、問題冊子が異なる共通テストリスニングでも使える考え方なので、英検で慣れておくと共通テスト本番で焦らずできると思います。

先読みを通じて、音声が再生されている間に音源に集中することが第一目標であることを忘れてはいけません。

 

2. 音声を聞くときは和訳するのではなく、内容をイメージする

音源を聞いているときは、音声を聞きながら和訳することなく、英文を前からどんどんイメージ化していきます。

このプロセスにおいて日本語を介しません。

直接、英語をイメージとして捉えるため、理解のスピードが速くなるのです。結果、英語の音声にも問題なくついていけます。

このためには、英単語を覚える際に英単語から映像を連想する練習が必要になってきます。

一見、無駄なことのようにみえる映像化という作業ですが、単語を記憶するうえで記憶の網を拡張することの意味で非常にやくにたつ手法であり、広い汎用性もあるため、おすすめしたい方法です。

単語を映像化するときのコツは、(動詞に限った話ですが)自分の体を動かすことです。これをすることにより、より単語の意味の早期のスピード、正確さを書かう段に挙げることが期待されます。

 

3.正解がわからなくても粘らずに、次の問題の音声が始まったら適当に解答してしまう

一見、ただの諦めで得点機会を自ら手放しているだけかと思われますが、負けて勝つの理論です。前提として、英検2級受験者の中で、2級リスニングの音声を100%、完璧に聞き取れる受験者はまずいません。なので、全体を考えれば、一問答えられないくらいでそこまできにするほどのマイナスにならないことは明らかです。

例え正解がわからなくても、音声が次の問題に進む直前にはとりあえず適当に回答してしまい、次の問題に集中することです。遅くても「No.○」と次の問題番号のアナウンスが聞こえたら、適当に選択肢を選び、急いでマークシートを塗ってしまいましょう。そして、次の問題の音声に集中するのです。

連続する二問で共倒れ状態になるよりは、断然ましであると考えます。

 

(2)TEAP

Part1A.B

1.問題を開いた後すぐ選択肢に目を通し、どのような話が展開されるかに検討をつける。

問題は一度しか読まれません。そのため、英文が聞こえてきてから内容を把握し、その後に解答の選択肢に目を通していると、時間がオーバーしてしまうこともあります。

まずは選択肢に目を通し、文中にある固有名詞などから、どのような英文が読まれるかの検討をつけましょう。

しっかり目を通して〇をつけることで目立たせることで、視覚的に印象に残りやすいため、得策であると考える。

 

2.問題は一度しか読まれません。

そのため、英文が聞こえてきてから内容を把握し、その後に解答の選択肢に目を通していると、時間がオーバーしてしまうこともあります。

まずは選択肢に目を通し、文中にある固有名詞などから、どのような英文が読まれるかの検討をつけましょう。

本文の音声が流れた後に問いが読まれるので、本文が流れているうちにメモを取り、正確に解けるようにしましょう。

 

3.集中力勝負なので、問題数をこなして慣れておく

各10問ずつ、全20問の一問一答リスニング問題が続く形式となっています。

問題自体のレベルは高くないものの、集中力が切れると正答率が下がるので、問題の多さに慣れておく必要があります。

問題を解く練習をする際に数問ごとに区切って練習することよりも、Part1 AとPart1 Bを全て連続して解くことを想定し、20問ごとに解くなどの対策が有効でしょう。

 

Part1C

1.先に図表に目を通す。

問題自体のレベルは高くないものの、集中力が切れると正答率が下がるので、問題の多さに慣れておく必要があります。

問題を解く練習をする際に数問ごとに区切って練習することよりも、Part1 AとPart1 Bを全て連続して解くことを想定し、20問ごとに解くなどの対策が有効でしょう。

 

2.グラフの値が明らかに違うものは消去法ですぐに消していく

文章の前半部分で4択から2択に絞れるようなケースも多々あります。答えが絞られた瞬間に図に印をつけるなど、問題用紙に書き込んでいきましょう。

 

Part2A

1.イギリス英語やオーストラリア英語にも慣れておく

発音の特徴が異なる人たちが同じパッセージの中で話すことがあります。

普段、高校の授業で扱われるリスニング問題はアメリカ英語が多いので、イギリス英語やオーストラリア英語に慣れていないケースも多いのではないでしょうか。さらに、同じ会話文の中で様々な地域の発音の人が会話していると、発音のギャップに戸惑い、内容理解に集中できないという事態も起こり得ます。

この問題に対処するには、リスニング練習をする際にシャドーイングをしてみることです。

 

2.話者ごとに話している内容を表にまとめる

TEAPではメモを取ることが認められているので、問題用紙の空いている部分に人名を書いた簡易的な表を作り、その人の属性や話している内容を書き出してみてください。

記憶から答えるのではなく、メモの情報に基づいて答えることによって、「誰が何をしたか」という問いに確実に答えられるようになります。

 

Part2B

1.音声を繰り返し聞き込む

大学の講義のような様々なトピックの長めの文章を聞く形式で、一つの英文に対して3題答えます。

出題される講義内容に近い英文では、聞き慣れない専門的な単語が多く話されたり、抑揚の少ない文章が続いたりするので、TEAPのリスニングパートの中では最難関となると思われます。TEAP対策教材の音源の内容を覚えるほど、繰り返し聞いてみてください。

聞き続けることで、このパートで求められる発話のスピードに慣れ、求められるリスニング力を自分の中に落とし込むことができます。

 

2.音読練習をする

まず、耳から自分が発音する英語の音声を聞くことで、英語特有のリズムや表現に慣れることができます。

音読をしながら日本語の意味を考えることで、頭の中で即座に英語から日本語に訳す作業のスピードも向上します。

また、音読を繰り返すうちに、問題本文中に出てくる英単語も覚えることができます。

マイナーな単語や専門用語も、音読を繰り返すうちに聞き馴染みのある自分の音声として、自然と頭に入っていくでしょう。

 

3.シャドーイングの練習を徹底する

初めはスクリプトと照らし合わせながらシャドーイング。回数を追うごとに、スクリプトなしでシャドーイング。このように難易度を上げながらシャドーイングを繰り替えしてみましょう。

 

最後に

今回は、四技能テストについて紹介してきました。

四技能テストのメリットはというと本番の負担を減らすだけでなく受験期のスケジュールにゆとりを生むことができ、より余裕を持って試験に望むことができます。

本番に焦りやすい人、多いと思います。

緊張しいの自分を少しでも助けられるように、四技能テストを受けてみてはいかがでしょうか。

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