皆さんこんにちは!武田塾北千住校です。
今回は文系数学受験を考えている皆さんへ、おすすめの勉強方法や参考書についてご紹介していきます!
文系数学受験を決めた方はもちろん、まだ迷っている方も以前ご紹介した「数学選択受験のススメ① "メリット・デメリット編" 」の記事と一緒に参考にしてみてください。
① 基本の勉強法
1-1 基礎問題の解法を覚える
まずは基礎問題の解法を完璧にすることが重要です。
文系数学の入試問題は、基本的な公式や定理を組み合わせた問題がよく出題されています。
公式や定理を覚えるための基本の問題が載っている参考書を使って、全ての問題が解けるくらいになるまで基本問題の解法を覚えましょう。
1-2 公式を理解しながら覚える
数学の問題を解くうえで必ず覚えなければならないのが公式ですが、ただ闇雲に覚えていても誤った理解をしてしまったり、不適切な使い方をしてしまったりします。
公式は、それがどんな時に使えるか、何を求めるものかということがわかっていなければ、なかなか問題で活用できません。
数学を受験で使うとなったら、まずは必要な公式が全て身についているか確認しましょう。
教科書や問題集の後ろにある公式集を見て、それで何を求められるか、いつ使うかと思い出せるかチェックしてみてください。
また、公式や定理の証明を学習することもおすすめです。
② 共通テストのための勉強法
2-1 計算スピードを上げる
共通テストは、単純な公式の使用だけでなく、問題文の読解力や考察などが必要になってきます。
そのため、実際に計算して解く時間の他に、考える時間が必要になってくるわけですが、この「考える時間」を短縮するのはかなり大変です。
時間を稼ぐために急いで読んだ結果、重要な条件を見落とすということにもなりかねないので、問題文の読解と理解は丁寧にしてください。
では、どこで時間を短縮するかというと「解く時間」の方になります。つまり計算スピードです。
このスピードを上げるためには、単純に計算を速くすることもありますが、計算の工夫をすることが重要です。
例えば、52×11という計算をする時に、筆算をして計算するよりかは11という数字の特徴を利用して、百の位が5、十の位が5+2で7、一の位が2で572と計算した方が圧倒的に速く求められますね。
また、全ての位の数の和が3の倍数の場合、その数は3の倍数である、など倍数の特徴なども確実に押さえておくことで、時間短縮になります。
このような計算の工夫は他にもたくさんあるので、是非実践の中で身に着けていってください!
2-2 時間を意識する
共通テストは時間との勝負ともいえます。
毎年、多くの受験生が「時間をかければ解けるのに間に合わない」という壁に当たっており、余裕をもって解ききるというのが難しい試験になっています。
そのため、練習の段階で必ず時間を測るようにしましょう。
大問ごとにどれくらい解く時間が必要なのかを意識し、解く順番も決めておく必要があります。
また、直前期に1年分通して解く時には、実際の試験時間よりも少しだけ短く時間設定しておくことも有効です。
具体的な大問ごとの特徴や勉強法は武田塾の他のブログでもご紹介していますので、是非参考にしてみてください!
③二次試験のための勉強法
3-1 標準問題レベルの実力をつける
難関大の二次試験では、標準~応用レベルの問題がよく出題されます。
そして、受験生の多くは標準レベルの問題は確実にとってきますので、解法に悩んだり、取りこぼしたりすることのないようにしたいです。
基礎的な知識が定着したら、よく出てくる問題の解法パターンを確実に覚えましょう。
その際、ただ解説を読んで終わってしまうのではなく、実際に自分で手を動かして理解することで定着しやすいのでおすすめです。
3-2 発想力を鍛える
標準問題レベルの実力がついてきたら、志望大学の過去問や難しめの問題集などで、応用問題の対策をしていきましょう。
初見では難しいと思いますが、必ず基礎~標準でやった内容で解ける問題ですので、諦めずに解説を活用しながら様々な角度から検討できるように力を付けておきましょう。
3-3 頻出分野をおさえる
文系数学はⅠA・ⅡBの範囲から出題され、多くの大学は毎年大問ごとの出題分野が似ています。
特に、整数、確率、微積、図形はどの大学でもよく出されやすいところですので、演習を重ねておきましょう。
④おすすめの参考書
4-1 基礎問題精講 数学ⅠA・ⅡB(旺文社)
基礎力に不安がある場合、まずはこの参考書からスタートすることをおすすめします!
入試で出題される基礎知識がテーマごとに取り上げられていて、解説も充実しているため、必ず力がつきます。
基礎問題を解き終えたら演習問題にチャレンジしましょう。
4-2 文系の数学 重要事項完全習得偏 / 実践力向上編(河合塾)
ある程度基礎力がついたら、こちらの参考書で頻出パターンを一通り覚えましょう。
MARCHレベル以上を狙っている場合は演習問題までしっかりとこなしていきましょう。
過去にこの参考書に載っていた問題と全く同じ形式の問題が、入試で出題されたこともありますので、やった分だけ合格に近づいていく参考書です。
是非使ってみてください。
最後に
今回は文系数学の勉強法、参考書についてご紹介しました。
「数学はセンスだ」という人もいますが、必ずしもそれが全てではありません。
少なくとも大学受験の文系数学においては、計算力を鍛え、解法を地道に覚えて演習を重ねることで、受験科目として利用できるまでの実力をつけることができます。
文系で社会科目などの暗記に苦手意識がある人は、数学受験という手段もありますので、今回の記事を参考にしてみてください。
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