入試本番に向けた心得4箇条
新年明けましておめでとうございます!武田塾北千住校です。
今年もよろしくお願いいたします!
今回は入試本番に向けた心得4箇条を時系列順にご紹介します!
いよいよ共通テストまで10日を切り、多くの人がラストスパートをかけた追い込みモードに突入しているのではないでしょうか。
しかし、受験勉強はもちろんですが、それ以外にも入試に向けて頭に入れておくべきことは沢山あります。
どんなに勉強をしていても、準備を怠ってしまってはその努力が水の泡になってしまいかねません…。
今回の記事では勉強法以外の重要ポイントをまとめているので、休憩がてら目を通してみてください!
第1条 入試日程に合わせた生活を送るべし
受験当日の朝は早い
受験生の方の中には、「夜型で深夜の方が集中できる」「朝はしっかり睡眠をとって午後から頑張りたい」という人もいると思います。
実際に筆者もそのタイプで、勉強は午後から深夜にかけて取り組んでいました。
しかし、残念なことに受験勉強と違って受験当日の日程は自分に合わせてはくれません。
早いところでは9:00頃から試験がスタートしてしまいます。
また、脳が完全に覚醒するまでには少なくとも2~3時間は必要だと言われています。
全く脳が覚醒していない状態で、難易度が高く緊張感もある入試問題を解くのは至難の業です…。
そこで、これからは受験日程に合わせて生活リズムを整えてみましょう。
本番同様の試験演習を行おう
また、実際に過去問に取り組む際にも本番同様の日程でチャレンジしてみると良いと思います。
「国語は眠くなってしまうから先に済ませておこう」なんて考えて勉強していて、午前中に国語の入試が入ってしまっては実力が発揮できません。
1カ月同じ生活を続けていれば、その生活が習慣化して辛さも軽減するようです。
なので、最初は自分に厳しく早寝早起きを心掛けましょう!
第2条 キャンパスまでの行き方を把握すべし
調べるのは最寄駅だけではない
「キャンパスまでの行き方」は、ただ最寄り駅を調べるだけではありません。
・最寄駅からどの道に進んでいけばいいのか
・自分が受験する建物はキャンパス内のどこにあるのか
・何か必要になった時に寄れるコンビニやドラッグストアはあるのか
…など、確認をしすぎて損をすることはないのです。
特に、大学の正門から受験する棟を見つけるのは非常に難しいです。
入学後の大学1年生でさえ迷ってしまうほどなので、必ずキャンパスの地図を確認しておきましょう。
例えば、日本大学は棟によって場所が点在しており、同じキャンパスのはずが歩いて10分以上かかる場所もあります。
早稲田大学は敷地内が非常に広いため、一番奥の棟になってしまうと正門から教室まで15分程度歩く可能性も出てきます。
余裕を持って行動しよう
また、受験会場には余裕を持って到着することが必須条件です。
普段は5分で歩ける道でも、受験生で混雑していると倍の時間がかかることも少なくありません。
また、お手洗いや落ち着いて教科ごとの復習を済ませるために、少なくとも30分前には到着していたいところです。
もう1つ注意しておいてほしいのは、電車が遅れる可能性があるということです。
朝の通勤ラッシュでは、5分~10分程度の遅延は頻発します。
ちょっとした遅延で焦ってしまう状況は精神的にも避けたいですよね。
満員電車に慣れていない人は、少し早めの時間帯の電車に乗るのもおススメです。
筆者は田舎の方の出身で高校まで満員電車に乗ったことがありませんでした。
そんな中で初めて都内の通勤ラッシュを経験したとき、それだけで体力をひどく奪われてしまった思い出があります。
早起きに自信がない人は、大学の近くのホテルに宿泊するのも1つの手段です。
地方から上京してくる受験生で大学付近のホテルは予約が埋まりやすくなるため、余裕を持って行動しましょう。
第3条 持ち物は前日までに全て揃えるべし
入試に持参必須なもの
受験に必要なものといえば、「筆記用具」「腕時計」「ハンカチ/ティッシュ」「マスク」「財布」などが挙げられます。
いつも使っているものだから、と油断せずに最後に改めて状態のチェックをしてください。
・シャーペンの芯の予備は多めに持っているか
・鉛筆の芯が折れた時の予備はあるか/鉛筆削りはあるか
・腕時計の残りの電池が少なくなっていないか
・アラームは鳴らない設定になっているか
・万が一足りないものがあった際に使える現金は入っているか
※可能性は少ないですが、電子マネー未対応のお店もあるので現金が望ましいです
あればより良いもの
持参必須のもの以外にも、あったら良いものは次の通りです。
・カイロ
→ 貼らないタイプだと入試の途中に触れないため、貼るカイロも併用したほうが良いです。
・お腹に優しいお昼ご飯
→ 緊張で食べれない or 重いものを食べて腹痛になることは避けましょう!
・難易度が高すぎない参考書
→ 応用の参考書ではなく、長い間使ってきた参考書の方が好ましいです。英語であれば単語帳・文法書・自分でまとめたノートが良いでしょう。
何冊も持って行っても意外と見る時間はないので、事前に復習したいポイントをまとめておくとなお良いです!
・イヤホン
→ 電車の中や教室で自分の世界に入って集中したいとき、音楽を聴かなくても耳にはめておくだけで遮音できます。
ひざ掛けやブランケットは、大学によって使用禁止になっています。
事前に大学のホームページで確認しておきましょう。
第4条 入試期間中は目の前の試験に集中すべし
周りを気にしない
入試が終わると、外では解答速報が配られていると思います。
ネットで調べれば掲示板で色々な人の書き込みを見ることもできるでしょう。
しかし、これらを鵜呑みにするのは絶対にやめましょう。
そもそも、入試の正答を知っているのは大学だけです。
その他は第三者が解いた後の感想に過ぎないので、間違いの可能性も大いにあります。
例外として、日本史や世界史などの地歴公民科目に関しては、答えを確認することですぐに次に生かすことが出来ます。
また、間違った答えが広まる可能性も少ないです。
どうしても気になる場合には、地歴公民だけは解答速報やネットの情報を有効活用するのも1つの作戦になるでしょう。
自己採点には気をつけよう
また、翌日にも入試が控えている場合には、自己採点はしない方が良いです。
点数によってモチベーションや自信が左右されてしまっては、落ち着いて入試に臨めません。
ただし、自分自身が問題を解いている中で思い出せなかった部分・間違えていると感じた部分については参考書で正答を確認してください。
モヤモヤしたまま放置してしまっては、違う大学の入試で同じ問題を間違えてしまう可能性があります。
情報を取捨選択して、自分のペースを維持することが非常に重要です!
最後に
いかがだったでしょうか。
あまりにも当たり前のことだと感じた方もいるかもしれません。
ですが、上を目指している時こそ、当たり前をないがしろにしてしまいがちです。
「当たり前のことを当たり前にできることの大切さ」を改めて感じてもらえれば幸いです。
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