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【共通テスト対策】共テの英語リスニングを攻略しよう! 

共通テストリスニングの攻略法

 

みなさんこんにちは!武田塾北千住校です!

 

共通テストまで残り1ヶ月半!

ということで今回は共通テストのリスニング攻略法をお伝えしようと思います。

 

2年前にセンターから共通テストに変わって以降、リスニングの平均点は低いままで、みなさん苦戦していらっしゃるのがわかります。

 

しかし安心してください。

今回お伝えした方法を参考に勉強をすれば高得点も夢ではありません!

ぜひ最後までご覧になってください。

 

 

 

共通テストのリスニングについて

問題構成や配点

共通テストのリスニングは過去問を見ると、6つの大問があり、マーク数が37個の構成になっていることがわかります。

 

第1問~第3問の配点の合計は、100点満点のうち59点6割近くを占めています。

一方、長い文章や対話を聞く第5問・第6問の合計29点と低くなっています。

 

出題者は日常生活や学校生活を軸としつつも、具体的な状況は短い発話や会話説明講義ディスカッションなど多岐にわたっており、様々な状況でのリスニング力をつけて望むことを期待しています。

共通テストが施行された2年間で平均点は、6割以下となっており、出題者の予定通りでしょう。

 

難易度

基本的に英検2級レベルまでの語彙が中心となっています。

英語を読み上げるスピードも標準的でなべて英検2級レベルであると感じます。

 

1回しか聞けないうえに、表やグラフなどの資料と英文を照らし合わせたり、適切にメモをとりながら聞いたり、全体の流れから話者の伝えたい要点を判断したりと

同時に複数のことを行なう必要がある問題が後半にあります。

満点を取ることはとても難易度が高いので、取れる部分を確実に正解していきましょう

 

二回読まれるパートに配点が高いため、そこで大切に得点を重ねていきたいところです。

 

 

共通テストとセンター試験の違い

共通テストとセンターの違いは大きく分けて三つあります。

 

配点の変更

一つ目は、センターとの1番大きな変更点が、「配点の変更」です。

 

センター試験は「リーディング200点・リスニング50点」という配点でしたが、共通テストからは「リーディング100点・リスニング100点」という配点に変わります。

センターとは問題数はあまり変わりませんが、1問あたりの配点は倍になります。

 

リスニングが苦手な人にとってはかなり厳しい配点となっているので、これまで以上にしっかり対策を立てることが必要です

 

読み上げ回数

二つ目は、センター試験では、全問題で問題文の読み上げが2回ありました。

しかし共通テストでは、大問2までは2回読み上げで、大問3以降は1回読み上げになります。

 

共通テストは、英語を実用的に使うことを目的に作成されているもの。

そのためリスニングも読み上げを1回だけにすることでより実践に近づけるのだそうです。

 

読まれる英文の量が多い後半の設問で1回しか読み上げないため、センターよりも難易度が高くなっています。

 

問題の傾向

三つ目は、共通テストでは、センター試験では少なかった「内容全体を把握し要点をまとめた上で解答を選ぶ形式」が多く出題されます。

 

センターでは内容をピンポイントで聞き取る力が大切でしたが、共通テストではそれに加えて、全体を把握し内容をイラストと関連づけたり図表の中で分類したりする力が必要です。

解答の際には問題冊子上の表の内容などを素早く読み取る必要があり、情報処理のスピードが問われることになります。

 

 

共通テストのリスニング攻略に必要な勉強

 

単語のリスニング力を鍛えよう

まず、単語力をつける必要があるわけですが、今持っている単語帳(システム英単語やターゲット1900)を完璧にすれば、心配はないと思われます。

 

加えて言うことがあるとすれば、英単語を覚えるときに音声を取り入れた学習をすることや、非常に似ている英単語をリスニング中に聞き分けるために、英単語のとなりに似ている英単語を書き込み、似ている英単語にも注意を払いながら英単語を覚えていくのが効果的だと思います。

 

余談になりますが、英単語を覚え終わって総復習の際には、似ている英単語の識別のために一番後ろについている索引を前から順に和訳を口に出すことをおすすめします。

 

長文のリスニング問題への対策

第4問〜第6問において、1回しか聞けないうえに、表やグラフなどの資料と英文を照らし合わせたり、適切にメモをとりながら聞いたり、全体の流れから話者の伝えたい要点を判断したりと

同時に複数のことを行なう必要がある問題ばかり…

 

そこでは、短い英文であれば英語の音は聞き取れて理解もできるものの、まとまった長い話になると内容の理解が追いつかないという課題を抱えがちです。

 

そのために過去問を解く段階で問題を解くために必要な行動を整理し、自動化することが最短の方策だと考えます。

 

また、共通テストのリスニングは、様々な状況でのリスニング力をつけて望むことを期待しているますが、予備知識をつけることに注力することは、失敗に陥りやすい間違えなのでできるだけ控えましょう

なぜなら、その話題自体出題されるか不確定である上に逆の意見が支持されているのに予備知識による先入観によって間違った思い込みをする可能性が大いにあるからです。

 

 

共通テストのリスニングで高得点をとるには

 

高得点を取るための音読

英単語の暗記や、思考の自動化を進めた人は、音声を聞き漏らさず理解することでさらなる高みに至ることができます。

 

音読の時などに大いに役に立つのがディクテーションオーバーラッピングシャドーイングを行うことが非常に効果的であるといえます。

 

ディクテーションは、自分が聞き取れない箇所がどこかを特定するために、聞いた英語を紙に書き取るトレーニングのことです。

 

シャドーイングは、お手本の音声のリズムや発音、イントネーションや抑揚を、できるだけ忠実にコピーしながらお手本となる英語音声のスタートより少し遅いタイミング、目安としてはだいたい0.5〜1秒後に同じ内容を声に出して追いかけていくトレーニングのことです。

シャドーイングでは、テキストを見ずに、あくまで耳から聞こえてくる音声を記憶しながら内容を繰り返します。

そのため、ハードルは高いもののリスニング力の向上が期待できます。

 

それに対して、オーバーラッピングでは、スクリプトを手元に置き、目で英文を確認しながらお手本に合わせて発音します

そのため、ひたすら耳からの情報を頼りに音声を追うシャドーイングと異なり、スクリプトで一つひとつの単語を確認しながら発音していきます。

 

この二つをうまく掛け合わせてリスニングの訓練をしましょう。

 

音読におすすめの参考書

上記の音読による復習がやりやすいおすすめの長文の参考書

 

《大学入試 英語長文ハイパートレーニング》

画像2

 

《大学入試問題集関正生の英語長文ポラリス》

画像3

 

《レベル別英語長文問題solution》

画像4

 

 

これらの参考書は和訳に癖がないことに加え、読む区切りが多く指定されているので、リスニングの実践にとても向いている参考書だと感じます。

 

また、最近多くなってきたと思いますが、音声付きということろもリスニングの参考書をさがす際に非常に大切なポイントになってきます。

これらの参考書を使い共通テストのリスニングで高得点を狙いましょう!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

高1、2はこの方法に沿って着実にリスニング力を高めましょう。

リスニングは日々の積み重ねが大切です!

 

高3、浪人生は共通テストまで残りわずかな時間しかありませんが、この記事で紹介している勉強法を使って最後までリスニングの得点を伸ばしましょう!

 

 

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