立教大学の入試はどう変わった?
こんにちは!武田塾北千住校です。
今回は立教大学の入試方式についてご紹介します。
立教大学が2021年度入試から大きく方式を変更したのをご存じですか?
既に赤本を入手している方なら異変に気付くかもしれません。
なんと、立教大学は大学独自の英語試験を廃止しました。
また、一般入試の個別学部日程が廃止されたため、最大で5回も入試にチャレンジすることができるようになりました。
これは立教大学を志望している受験生にとっては非常に重要な変化です!
本記事では変更内容について分かりやすく説明していきます。
大学独自の英語試験の廃止
2021度入試から、英語は「英語資格・検定試験」または「大学入学共通テスト」の結果が導入されるようになりました。(※ただし、文学部のみ大学独自の英語試験を行う入試方式があります。)
利用できる英語資格・検定試験
利用できる英語資格・検定試験は以下の7通りです。
・ケンブリッジ英語検定
・実用英語技能検定 *CBTも可
・GTEC
・IELTS
・TEAP
・TEAP CBT
・TOEFL iBT
押さえておくポイント
押さえておきたいポイントは3点です。
英語資格・検定試験の最低スコアの設定なし
スコアさえ所持していれば、点数に関わらず出願することができます。
出願期間の初日から遡って2年以内のスコアが有効になる
受験機会をより多く提供するため、有効スコアの期間が長く設定してあります。
現在高校1.2年生であれば、早い段階から周囲と差をつけることが可能です。
統計的処理を施して合否判定をするため、利用する試験による有利・不利が生じない
何種類かスコアを所持している場合には、複数スコアで出願可能です。その中で最も高得点に換算されるスコアが自動的に合否判定に採用されます。
「あの試験の方が簡単だったかも…」という後悔無く受験することができますね。
外部試験のすゝめ
近年外部の英語資格を入試に取り入れる大学は増加してきましたが、独自試験を行わない大学は非常に珍しいです。
立教大学を志望している受験生の皆さんはぜひ外部試験を受けてみてはいかがでしょうか。
可能であれば、現段階での他の志望校がどの外部試験を採用しているかも調べてみてください。
1つのスコアでより多くの選択肢を獲得できるように工夫しましょう。
ただし、中には外部試験の勉強をしている余裕がない…という方もいると思います。
共通テスト利用のメリット
そんな方は共通テストに向けて勉強を進めることをオススメします。
共通テストのメリットは2点あります。
- 他教科と同じタイミングで模試を受験することが対策に繋がる。
- 得点が他の大学の共通テスト利用入試でも活用できる。
メリットもある一方で、共通テストを利用する場合には高得点を狙わなければなりません。
共通テスト利用入試のボーダーから、8割以上の得点率は必須だと推測できます。
早い段階から基礎を固めて、長文対策に時間を使えるようにしていきましょう。
受験機会の拡充
従来の一般入試方式では、1つの学部の受験機会は「全学部日程」と「個別学部日程」の全2回でした。
しかし、2021年からは「個別学部日程」が廃止され、「全学部日程」に1本化されたことで、受験機会が最大5回まで増加しました。
※理学部の場合は最大2回、文学部の場合には「文学部独自入試」の日程も追加されるため最大6回となります。
2023年度の立教大学の入試日程
2023年度の立教大学の入試日程は
全学部入試(国語+選択科目の計2科目)…2月6日・8日・9日・12日・13日の5日間
理学部入試(数学+選択科目の計2科目)…2月6日・9日の2日間
文学部入試(英語+国語+選択科目の計3科目)…2月11日
となっています。
併願校との兼ね合いもありますが、チャンスは最大限活用しましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。
立教大学は日本屈指の人気大学のため、倍率も例年非常に高くなっています。
チャレンジできる回数を増やすことは、その分合格の可能性を上げることに直結します。
また、入試方式からも大学として今後英語に力を入れていくことは明らかです。
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