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私立文系の併願ってどう決めるの?ポイントや注意点を詳しく解説!

私立大学文系学部の併願の仕方

 

皆さんこんにちは!武田塾北千住校です!

 

9月も終わり本番まで残り5ヶ月を切りました。

そろそろみなさんは第一志望校以外の志望校も本格的に決めようと思っているのではないでしょうか。

そのような方のために、今回は私立大学文系学部の併願について書いていこうと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

私立大学文系学部の入試方式

まず、本題に入る前に私立大学文系学部の入試方式について書かせてください!

 

皆さんは私立大学文系学部の入試についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。

おそらく多くの方が英語、国語、社会の3科目方式を想像するのではないでしょうか。確かにこの方式はメジャーで多くの大学が取り入れています。

ただこれ以外の方式をとる入試もあります。

以下では私立大学文系学部の入試方式について少し深堀していきます。

 

3科目利用方式

 

英国社の3科目利用方式

まず、最もメジャーな英語、国語、社会の3科目利用方式についてです。

 

この方式は私立大学最難関と言われる早稲田大学、慶應義塾大学のうち、早稲田大学の文系学部が取り入れています。

後述しますが、慶應義塾大学は英語、国語、社会の3科目方式はとっていません。

 

このことからも私立大学文系学部とひとくくりにしても、入試方式が多様であることがお分かりになるのではないでしょうか?

 

さて、この三科目方式の場合の英語について説明します。

 

私立大学の入試の英語では基本的にリスニングは出題されません(確実にそうであるとは言い切れないので、実際に受験校が決まった方は皆さん自身で入試要項をしっかり確認してくださいね!)。

私立大学の場合ライティングが出題されることも少ないです。

 

つまり…

リーディングメイン!長文読解と文法の攻略が肝となります!

 

 

次に国語です。

 

私立大学の国語では記述式問題の出題数は少ないです

また、大きな特徴として、漢文が出題されづらいです

 

ただ、早稲田大学の国語ではほぼ確実に出題されます。

早稲田大学以外では、文学系統の学部で多く出題されます

 

皆さんの志望校の国語の入試で漢文が出題される場合対策は怠らないでください!

 

 

次に社会です。

 

私立大学では、社会科目のうち1科目を選択する形式が多いです。

日本史、世界史どちらかの選択がメジャーですが、大学や学部によっては政治経済などを選択することも可能です。

入試要項をよく確認してください!

 

英国数の3科目利用方式

さて次に英語、国語、数学の3科目形式です。

 

この形式の場合、英語と国語は上記の英国社の3科目方式と変わりません。

上記の方式と変わる点は、社会の代わりに数学を利用するという点です。

 

この形式は数学が得意な方、社会科目の暗記が苦手な方にはありがたいですね!

 

この方式を利用するのは主に、経済学部、経営学部、商学部など、大学での学習において数字を多用する学部です。

そのため、2022年度であれば、例えば早稲田大学は、文学部、文化構想学部では数学利用方式は存在しません。

 

文系志望の受験生の多くは社会を利用するので、数学を利用することで、ほかの受験生との差別化にもなりますね!

 

英社小論文、英数小論文の入試方式

次に、英語、社会もしくは数学、小論文の形式です。

この形式は私立大学最難関と言われる、早稲田大学、慶應義塾大学のうち慶應義塾大学がとっていることが有名ですね。

 

この形式では、国語を利用しない分、小論文で国語力(日本語力)が試されているといってもよいでしょう。(慶應義塾大学の場合、2022年度では文学部でも国語はなく、小論文が試験科目となっています。)

 

この形式を利用しようと考えている皆さんは、本番で上手な小論文が書けるよう、もちろん、特別な対策をしなければなりませんね!

 

その他の方式

上記の3つの3科目方式は多くとられていますが、例外も多くあります。

 

たとえば、英語、社会、数学(慶應義塾大学商学部A方式など)や英語、国語、社会に共通テストの点数も加味する方式(青山学院大学の複数の学部など)があります。

 

やはり、皆さんが受けようと考えている大学の入試要項を、詳しくチェックすることが重要ですね!!

 

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私立大学文系学部の併願の仕方

さて、本題です!

 

私立大学文系学部を受験しようと考えている皆さんはどのような併願をしようと考えていますか?

 

別の大学の似た系統の学部、学科を併願しますか?

同じ大学の複数の学部学科を併願しますか?

 

学びたい勉強の系統が決まっている場合、前者を選べばよいでしょう。

どうしても行きたい大学がある場合、学びたい勉強の系統が決まっていない場合は後者を選べばよいでしょう。(この点、私立大学文系学部を志望する皆さんは融通が利きやすいですね。)

 

上記どちらの受け方をするかに正解はありません。

皆さんの好きな受け方をしましょう。

 

併願の注意点

好きな受け方をするにしても多少の注意が必要です。

 

注意すべきことは、受ける入試の難易度をばらけさせること似た出題形式の入試を受けることです。

 

入試の難易度をばらけさせる

まず、難易度をばらけさせることについて説明します。

 

難易度をばらけさせるとは、皆さんの第一志望の偏差値が70であるとします。

しかし皆さん自身の偏差値が60であったとしたら、第一志望校はチャレンジ校となります。

チャレンジ校のみを受けるのは、不安ですよね。

そこで、この例の場合、実力相応校として偏差値60の大学、安全校として偏差値60未満の大学を受けることをお勧めします。

 

難易度をばらけさせるのがよい理由は、安心材料のためだけではありません。

 

私立大学文系学部の入試日程を見ると、偏差値の大学ほど入試日が遅くなる傾向にあります。

そのため第一志望の大学、学部に向けて徐々に難易度が上がり、大学入試の多い2月中に実力がどんどんついてきます!

 

似た出題形式の入試を受ける

次に、似た出題形式の入試を受けることについて説明します。

 

例えば、皆さんの第一志望の入試の形式が英語、国語、世界史である場合、併願校の試験形式が英語、国語、数学だと入試対策の負担が大きいですよね。

また、出題科目が同じ入試であっても、第一志望の入試がマークメインの設問であるのに、併願校の入試の設問に多く記述式問題が出る場合、併願校の入試対策に時間を割くのはもったいないですよね。

 

ですので、併願を決める前に過去問研究も怠らないようにしましょう!

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は私立大学文系学部の併願について書いてきました。

 

一口に私立大学文系学部の入試と言っても様々な入試方式があること、併願校も慎重に選ぶべきだということがお分かりいただけたと思います。

 

武田塾北千住校のほかのブログや武田塾のYouTubeチャンネルでは入試に関する様々な情報を発信しています。

ぜひ見てみてください!

 

 

文系学部紹介→https://www.takeda.tv/kitasenju/blog/post-229021/

国語過去問演習→https://www.takeda.tv/kitasenju/blog/post-234261/

 

 

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