皆さんこんにちは!武田塾北千住校です。
9月に入って、皆さん勉強ははかどっていますか?
それとも8月で燃え尽きてしまいましたか?
8月に一生懸命勉強をした方はだいぶ基礎力がついたと思います。
そこで、そろそろ過去問演習に取り掛かろうとしている方は多いのではないでしょうか。
今回は大学受験に欠かせない過去問演習の重要性と主に国語の過去問の利用法についてお話ししたいと思います。
とても参考になる記事となっていますのでぜひ最後まで読んでみてください!
過去問演習が重要な理由
皆さんが大学受験生になると聞いてまず思い浮かべるのは分厚い大学入試過去問題集ではないでしょうか。
「受験生といえば過去問」というイメージは強いですよね。
過去問演習が重要な理由は主に2つあります。
1.試験の傾向とクセを知れる
1つ目は皆さんが志望する大学の傾向とクセを知れるからです。
一言に大学入試と言っても大学によって問題の傾向は大きく変わります。
皆さんが受ける大学は記述式の問題がメインなのか、記号式の問題がメインなのか。設問の数が多いのか、少ないのか。
記号メインの大学ではどのような選択肢が出るのか。
現代文であれば、どの選択肢までなら正解として過不足がないと判断されるのか。
大学によって特色があるので、過去問を使って傾向やクセを明らかにしましょう。
2.レベルの高い問題演習ができる
2つ目は過去問が最高の問題演習の材料だからです。
大学入試の問題は慎重に練られた良問ばかりです。
それらの良問を活用しない手はありません。
そのため、気分転換として皆さんの志望校以外の過去問を解いてみてもよいかもしれませんね。
皆さんが志望していない大学や学部の入試で出題された問題が皆さんの本番の入試で出題されることもあります!
過去問演習を始めるタイミング
皆さんが初めて志望校の過去問を見たとき、「こんな問題解けないよ」などネガティブな感情を抱くかもしれません。
しかしその感情は大切です。
入試当日に皆さんが解かなければならない問題と現在の皆さんの距離を知ることは非常に大切です。
皆さんの志望校と現在の皆さんとの間の距離を知ることで今後の勉強の計画を立てやすくなるからです。
それでは過去問に触れるタイミングはいつがよいのでしょうか?
ずばり、初めて過去問に触れるタイミングは早ければ早いほど良いです。
なぜなら、早めに大学の傾向を知ったり、今の自分との距離をはかることができれば、それだけ計画を立てて大学に沿った勉強をすることも早く始めることができるからです。
はじめは過去問を眺めるだけでも良いです。
実際に過去問を解き始めるのは皆さんの学力の基礎が固まってからでもよいです。
過去問を解き始めたばかりの頃は時間内に解き切ることも難しいです。
正答率もなかなか上がらないでしょう。
それでも根気よく過去問演習を続けましょう。
根気よく続ければ解くスピードも上がり、時間配分もうまくなります。正答率も上がります!
過去問演習のやり方〜国語編〜
国語には現代文、古文、漢文がありますがまずは国語全体についてお話します。
上述したように入試問題は皆さんの志望校によって傾向やクセが異なります。
もちろん学部によって問題文も設問も変わる大学があります。
そのため、皆さんの志望校ではどのようなジャンルの問題文が出題されやすいのか、どのような設問が出題されるのかを確認するようにしましょう。
現代文であれば皆さんの志望する学部学科にかかわるテーマの問題文が出題されることもあるでしょう。
例えば法学部であれば法律にかかわる文章、商学部であればビジネスにかかわる文章などです。
古文や漢文でも皆さんが志望する学部にかかわりのあるテーマの文章が出題されることがあります。
皆さんの志望校では現代文、古文、漢文の中からどの科目が出題されるのかも確認するようにしましょう。
漢文や古文が出題されない大学、学部もあります。
私立大学であれば漢文が出題されない大学が多いですが、そのような偏見にとらわれず皆さん自身で確認しましょう。
過去問を解く際は現代文、古文、漢文の大門を別々に解くのではなく、大学から指定された時間内にすべてを解くようにしましょう。
そうすることで皆さん自身に時間配分の感覚を染みつかせることができます。
また、これは国語に限った話ではないのですが、設問文をよく読み、何が問われているのかよく確認しましょう。
「何当たり前のことを」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが設問に沿った解答を導いていない受験生は多いです。
皆さんが解いている設問で問われているのは原因でしょうか、結果でしょうか、注意深く設問文を読みましょう!
過去問演習のやり方〜現代文編〜
それでは現代文の過去問の活用法を説明します。
過去問演習とは言っても皆さんが普段使っている問題集の勉強法と基本的には大差はありません。
まず指定された時間内に問題を解きます。
その後丸付けをして解説を熟読しましょう。
記述式の問題の場合は先生など皆さん以外の方に採点をしてもらうのも有効です。
記号式の問題の場合丸付けはすぐに終わりますよね。
ここで注意してほしいのは丸がついた問題です。
皆さんは間違えた問題はよく復習するでしょう。
それでは、正解した問題は普段注意深く見直ししていますか?
記号式の問題で正解した場合、皆さんはその問題に確信をもって解答していますか?
なんとなく回答して正解した問題を復習しないことは非常に危険です!
少しでも不安のある問題は解説を熟読し注意深く問題文と照らし合わせましょう。
解答と解説の確認が終わったら再び問題文を読んでみてその文章を皆さんが理解できているか確認しましょう。
なかなか内容が理解できない場合、復習の際に音読してみてもよいでしょう。
過去問演習のやり方〜古文・漢文編〜
次に古文・漢文の過去問の活用法を説明します。
古文・漢文の過去問の活用法も基本的には現代文と同じです。
古文の場合は復習の際にどうしてもわからない文脈は品詞分解をして細かく分析するのがよいです。
復習の際には手元に普段使っている単語帳と文法書を置いておき適宜参照しましょう。
漢文の場合は不明な漢字が出てきた場合復習の場で覚えてしまうのがよいです。
大学によっては過去に何回も同じ難解漢字が利用されている場合があるので、それも見極めてものにしてしまいましょう。
最後に
ここまで読んでくれた皆さんならわかると思いますが、過去問の利用法として、解きっぱなしが一番もったいないです!
過去問を利用する際は解きながら入試への感覚を育てつつ、普段皆さんが使っている参考書や問題集と同様よく復習をしましょう!
今回は過去問の重要性についてお話ししました。
過去問の重要性をすでに理解していた方も、少し軽視してしまっていた方もこれを機に過去問の重要性をさらに理解してくれたと思います。
武田塾のブログでは具体的な勉強法や集中法を知ることができるのでぜひ見てみてください!
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