私文志望の夏休み活用術
~シンプルかつ効率的な勉強の進め方~
こんにちは、武田塾北千住校です!
今回は私立文系の受験生向けに、夏休みの勉強法について紹介したいと思います!
貴重な夏休み、長い前置きは抜きにしてさっそく本題に入っていきましょう!!
この記事のまとめ
- 計画は一週間単位で立て、予備日を設ける
- 勉強時間は1日11時間以上が理想的
- 夏休みの間に終わらせておきたいこと
- 英語:基礎固め
- 現代文:長文読解の実践能力強化
- 古文:基礎固め
- 社会:重要単語の暗記と問題演習慣れ
計画の立て方
夏休みが始まったら、まずは目標を決めるのがおすすめです。
英単語帳を1周する、現代文を毎日読むといった細かい目標でもいいですし、
英語を得意にする、夏終わりの模試の成績を上げる、といった大きな目標でもなんでもかまいません。
目標を決めることは、なにを重点的に勉強するかを決めるために重要にもなりますし、達成することができればモチベーションも上がると思います。
次に計画の立て方ですが、まずは夏休みが終わるまでに進めたい参考書、またその参考書をどこまで進めるのかを決めましょう。
そしてその参考書をどれくらいの期間で終わらせるのかを決め、1日にどれぐらいのページ数を進めるか決める、というように逆算してペースを決めていくといいと思います。
一日にやるべき勉強の範囲が決まったら、その範囲をどれくらいの時間で進めるかを決め、一日の計画を立てるようにしましょう。
おすすめは1週間ごとに計画を立てることですが、当然計画通りに進まないことも考えられるので、計画を立てるときには予備日を設けるといいと思います。
勉強時間とその配分
夏休みは、1日最低でも11時間は勉強するのが理想です。
11時間と聞くと長く感じると思いますが、
9時から勉強を始めるとして
午前中に3時間
1時間お昼休憩して
13時から18時まで5時間
19時から22時まで3時間勉強すると考えると11時間になります。
もちろんこれは一例なので、自分の生活習慣に合う勉強サイクルを考えてみてください。
ただ、受験本番は早起きして試験会場に向かうことになります。
特に浪人生は生活リズムを崩してしまいがちなので、朝から勉強する習慣をつけて生活リズムを整えていきましょう!
続いては科目ごとの時間配分についてです。
私立受験の場合は、英語が最も重要な科目になると思います。
英語に苦手意識がある受験生は、勉強時間の5~6割を英語にあてるようにしましょう。
基礎が固まっている場合でも、4~5割は勉強時間を割きたいところです。
国語や社会科目は得意不得意にもよりますが、国語は2~3割、社会科目も1~3割は時間をとることができるといいと思います!
このとき注意したいのは社会科目ばかりを勉強してしまわないようにするということです。
日本史や世界史は直前でも知識を詰め込んで成績をのばすことが可能ですが、英語や現代文などのような言語は直前だけの勉強で成績をのばすことは困難です。
英語や国語が苦手な場合はその二科目を重点的に勉強し、社会科目は基礎知識を暗記するぐらいまでできるといいと思います。
夏休みは成績を大きく伸ばすチャンスであり、基礎を勉強する最後のチャンスでもあります。
社会科目を勉強することも重要ですが、苦手科目に向き合い、基礎から対策して成績向上に繋げましょう!
勉強内容
次に、それぞれの科目を夏休み中にどこまで勉強しておくべきなのかみていきます。
英語
英語は夏までに基礎を完璧にしましょう。
英語を読んで問題を解くためには、単語、熟語、文法、英文解釈、長文の力が必要になります。
そのうち基礎と言われる分野は、単語、熟語、文法です。
単語、熟語、文法は、少なくとも基礎的な参考書を1周し、おおよその内容は頭に入れておくようにしましょう。
特に私の経験では、秋以降文法を勉強する時間がほとんどとれなかったので、必ず夏休み中に基礎知識を身に着けたいところです!
英文解釈についても、夏休みのうちに1冊は参考書を仕上げていきましょう。
英文解釈をやったことがない人は、「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」や「入門英文解釈の技術70」がおすすめです。
難関私大を志望する学生であれば、上記の参考書に加えて「基礎英文解釈の技術100」も1周できるとなおいいと思います。
これまでに基礎を固めることができている学生は、夏休み中に英語長文を読んで問題を解く練習もしておきましょう。
「英語長文ハイパートレーニング」や「やっておきたい長文」シリーズなど、英語長文の参考書はレベル別にわかれていることが多いです。
自分のレベルに合う参考書を一冊進められるといいと思います。
今回は夏休み中に仕上げたい勉強内容を紹介しているため、詳しい勉強法についてはふれていません。
英語の勉強法については過去の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
現代文
現代文は、文章を読んで問題を解くことに慣れておきましょう。
現代文が苦手な人は毎日1題、現代文が得意な人も2日に1題は進められるといいと思います。
古文
古文の勉強も主に単語、文法、長文で構成されます。
まずは単語についてですが、夏休み中に単語帳を1周以上行い、ひとつの単語に対して訳を最低でも1つは答えられるようにしておきましょう。
文法は助動詞の活用を中心とした文法事項はすべて覚えるようにし、「ステップアップノート」などの文法問題集は1冊終わらせるようにしましょう。
単語と文法を完璧にしたあとは、文章題の問題集も1冊解いておくといいと思います。
国語科目についての具体的な勉強法については、以下の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください!
社会科目
社会科目は、教科書で太字になっているような重要用語は夏休みの間に覚えるようにしましょう。
また基礎レベルの問題集も1冊は夏休み中に終わらせるようにできるとさらにいいです。
社会科目はインプットだけではなく問題集を解くというアウトプットも必要です。
余裕がある学生は、ここまで進めることができると秋以降も余裕をもって勉強をすることができると思います。
日本史の勉強法と世界史の勉強法については、それぞれ過去の記事で紹介していますので、参考にして勉強を進めてみてください!
最後に
今回は夏休みの過ごし方や、勉強を進めておくべき範囲を紹介しました。
夏休みは計画を立てて実行すること、生活リズムを崩さないことが重要になってきます。
また、夏休みは受験生(特に現役生)にとって、まとまった勉強時間がとれる貴重な機会であり、基礎を固める最後の機会でもあります。
ここの頑張りが、秋以降の実力を決めるといっても過言ではありません。
悔いの残らないようにしっかり計画を立てて、勉強を進めましょう。
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