皆さんこんにちは!武田塾北千住校です!
梅雨に入ってなかなか気分が上がらない時期だとは思いますが、この時期を乗り越えれば夏休みが待っています!
6月は頑張れる受験生と、さぼってしまう受験生が初めに分かれていく難しくも重要な月です。受験においては夏休みという重要な時期へと差し掛かっている真っ最中ですので、気持ちを落とすことなく突っ走っていきましょう!
さて今回のブログですが、模試の活用方法について紹介していきたいと思います!6月といえば1年の最初に行われた第1回目の模試の結果が返却されているころだと思います。成績が良くて喜んでいる人や、うまくいかなくて落ち込んでいる人もいると思います。それではどのようにその成績を受け止め、今後の学習に活かしていくのかについてお勧めの方法や考え方をご紹介したいと思います!
前提としての模試の種類とタイプ
「模試」と一括りにいっても様々な種類があることをご存じでしょうか?まず初めに主要な模試の種類と、その特徴について書いていきたいと思います。
河合模試
言わずと知れた大手予備校の河合塾が運営している模試になります。
受験者数が圧倒的に多く受験者の中で自分がどの立ち位置にいるのかを把握するのに最も適した模試になっています。問題の難易度も基礎~応用までがまんべんなく出題されているため初めにどの模試を受けたらいいかわからない!という受験生の方は河合模試から受験することをお勧めします!
駿台模試
こちらも大手予備校の駿台予備校が運営している模試になります。
規模的にも河合模試に次ぐと言っていい模試ですが、河合模試と大きく異なる点は難易度と受験者層のレベルが高いというところです。駿台模試を受ける受験生は旧帝国大学をはじめとする難関国立大学や、早慶志望の受験生が中心になっており、問題のレベルもそれに応じてかなり高く設定されています。受験を検討する際はこのことをよく理解した上で申し込むようにしましょう!
進研模試
最後に紹介するのは進研模試になります!
こちらの模試はBenesseが運営している模試であるため多くの高校で校内の一斉テストが採用されています。進研模試の特徴としては学校単位でしか申込できないため、受験者の中に浪人生が含まれていません。そのため実際の受験者層とは母集団がズレていることに注意が必要です。問題のレベルも基本的なものが多いため偏差値などは高く出ることを理解しておくことが必要です。
模試の活用法
ここまでは模試の種類について解説してきましたが、ここからは模試の活用法について紹介しようと思います
受験生向けて
偏差値は重要じゃない?
模試といえば偏差値…?合格判定…?初めに目につくのはやはりこのような部分ですよね?
しかし、この数字自体はあまり重要ではありません!きれいごとを言っているように聞こえるかもしれませんが、初めての模試の合格判定がそのまま合否に直結する確率なんて限りなく低いです。もちろん順調なペースなんだなとか、もう少し頑張らなくてはいけないなと把握する目安にはなりますが、この数字で自分の勉強のプロセスや取り組み方すべてが評価されているわけではないことに注意してください。
毎年多くの受験生が、D判定、E判定だから受からないな…と志望校をあきらめてしまう人がたくさんいます。志望校との差を図るのは一番最後の模試や、過去問をやり始めてからで大丈夫なので、この時期に自分の可能性を狭めるような選択はしてほしくないと思います。実際、この時期の偏差値や判定がよくなくても合格していった先輩たちはたくさんいます。第1回目や夏休みの模試は失敗してもいいくらいの気持ちで数字をあまり気にしすぎず、のびのび受けることが重要だと思います。
じゃあ何を見れば良いの?
ではこの時期の模試で確認するべき点はどこなのでしょうか?模試は結果を見たら終わりではありません。
むしろ結果を見てからが一番大切な時間です。
模試で一番大切なこと、それは自分の間違えた範囲の確認とその原因についてしっかりと分析することです!これは自分が間違えた問題だけではありません。すべての問題を解答と自分の解答を見比べてみて、自分の答えまでのプロセスが解説の考え方と一致しているかを確認したうえで、自分の苦手な分野を抽出していくことが大切です。そして間違えた問題や運よく正解した問題はその原因をしっかりと追及していくことが大切です。未習範囲であったり、苦手を放置していた範囲であったり、そもそも理解が追い付いていない問題など様々な原因が浮かんでくると思います。
この時期の模試の目的は、この苦手範囲を夏休みという長い時間を通して、どのようにつぶしていけるのかを考えることです。1年間の初めの勉強がどうだったのかのメンテナンスが主な目的となるので、目先の結果に追われないようにだけ気を付けて自己分析をしてみてください。この取り組み次第で夏休みの充実度が大きく変わってきます。たとえ成績が良かったからといって自分の穴を放置していたり、勘に頼っている問題が多かった場合などは後々致命的な遅れをとる可能性もあります。成績の良し悪しに関わらず、すべての受験生は共通してどの模試も復習に取り組んでほしいと思います!
高校1,2年生に向けて
非受験生の皆さんは基本的に学校で開催される進研模試や河合模試などから受験していくことをお勧めします。
ここまで紹介してきた通り模試の目的としては、勉強状況の把握や分析に主眼を当てることが大切です。1年生の場合は文理選択をしなければいけないので、志望校をなんとなくでもいいので想定しながら、自分に合った教科を選択できるようにしましょう。文理選択や、国立と私立の選択などは受験の成功に大きく関わる大切な問題なので学校の先生などのアドバイスを聞きながら自分に一番合った選択をしてほしいと思います。
2年生の皆さんはこれから受験学年に上がるにあたって、勉強習慣をつけることが大切になってきます。模試の判定を気にしすぎなくていいと紹介しましたが、それは今後勉強していくことが前提となります。模試を参考にしながら初めは苦手範囲を潰していくようにしましょう。少しずつでもいいのでコツコツと積み上げていけば3年生になったときに大きなアドバンテージになります。
最後に
ここまで書いてきましたが模試は本番の試験を体感したり、苦手範囲を洗い出したりするにはとても貴重な経験になります!使い方次第では今後の自分の大きな手助けとなるので、結果を見て終わりにすることなく自分の将来に活かすように意識して、これからの模試を受験してみてください!
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