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【正誤問題の文法ポイント】下線部が解答の根拠になるポイント!!

【正誤問題の文法ポイント】
下線部が解答の根拠になるポイント!!

こんにちは!武田塾北千住校です!

 

今回の内容は、「正誤問題で出題されやすい文法ポイント」についてです!

 

前回のブログでは、正誤問題に対する考え方・解き方について見てきました。

そこで今回は、武田塾講師が「正誤問題で出題されやすい文法のポイント」について解説していきたいと思います。

 

※前回のブログ記事「【英語勉強法・試験対策】正誤問題のポイント!!!

前回のブログ内では、正解を判断する根拠は下線部そのものではなく、その周辺にあることが多いと書きました。

 

しかし、まずは下線部そのものが解答の根拠になりやすいポイント(※その前後が解答の根拠になるものも紹介しています)を見ていきたいと思います。

 

他の正誤問題対策記事はこちらを参照してください

【英語勉強法・試験対策】正誤問題のポイント!!!

【正誤問題の文法ポイント】視野を広く持つ必要のあるポイント!!

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名詞・代名詞・冠詞に関するポイント

名詞・代名詞・冠詞に関するものが多いように思われます。

1つずつポイントごとに見ていきましょう

ポイント1:名詞

まず名詞については、なんといっても可算・不可算名詞に関するものが頻出です。

基本的には問題文中で不可算名詞を可算名詞として扱って、それを正解として選ばせるというパターンが多いです。

ですから、文法書のまとめに載っているような代表的な不可算名詞は最低限覚えておく必要があります。

 

また、複数形を使うべきところで単数形を使っているというものも多いです。

例えば、one of ~「~のうちの1つ」ときたら後ろは複数形でなければなりませんが、単数形になっているというものです。

名詞の近くに、その名詞の形を決める要素がないかチェックすることも大切ですよ。

ポイント2:代名詞

代名詞については、それが指しているものとあっているかを問うものが多いです。

比較的初歩的なものだと、Tomという男の子を指すものにsheが使われているというのものや、複数名詞を指すのにitを使っているというようなものです。

 

また代名詞のoneも、これは使えるときと使えないときが明確に分かれているため、出題されやすいです。代名詞のoneが指せるもの(指してよいもの)なのかをよくチェックする必要があります。

とりわけitとoneの使い分けというのは正誤問題だけでなく、四択問題でも出題されることが多いですので、よく違いを頭に入れておきましょう。

 

ポイント3:冠詞

冠詞に関する問題としては、まずはtheの有無に気をつけましょう。

いわゆる固有名詞には、theが必要なものと必要でないものがあります。例えば、日本はJapan一語でtheは必要ありませんが、アメリカの場合はthe United States of Americaというようにtheが必要になります。

 

そして意外と間違いが多いのが、aとanの使い分けです。

このaかanかという問題ですが、これは発音で判断するもので、単語の頭文字で判断するものではないということに気をつけましょう。

基本的なものだとhourがありますね。これはhから始める単語ですが、冠詞はanです。

このように単語の始まりの文字と、始まりの発音の違いに気を付けるようにしましょう。

 

動詞に関するポイント

次は何といっても動詞ですね!

ポイント1:自動詞と他動詞

その中でも代表的なのはやはり自動詞と他動詞の使い分けです。

この違いは英語の授業のはじめの方で習うものではありますが、意外と曖昧に覚えていたり、いざ問題文に含まれていると見落としてしまったりと、ここで間違える人が多いです。

さらに過去形(過去分詞形)となると、変化が規則か不規則かという違いも加わりより間違いやすくなってしまうようです。

riseとraiseやlieとlayなどの代表的なものは語形変化も含めてしっかり覚えておきましょう。

またdiscussやmarryなどの日本語訳につられて自・他動詞の区別を間違えやすいものも出題されやすいので、少なくとも典型的なものはマスターしておきましょう。

 

ポイント2:能動態と受動態

また能動態と受動態に関するものも出題されやすいです。

代表的なものだと、自動詞が受動態になっているというものがあります。

そもそも受動態は能動態の時の目的語(O)を主語(S)にすえて作るものですから、目的語をとらない自動詞で受動態を作ることは出来ませんね。(ここが曖昧な方は受動態の記事をさかのぼって確認してみて下さい)

ですから文中に受動態が含まれていたら、その動詞が他動詞かどうか・受動態として成り立っているかチェックするようにしましょう。

ポイント3:感情を表す動詞

他にも感情を表す動詞も頻出ですよ。

exciteやsurpriseなどの、いわゆる感情付与動詞と呼ばれるものは、主語(S)が目的語(O)に感情を与えるという意味なので、主語自体が感情抱く場合には受動態で表さなければいけませんね。

ですから、この感情を表す動詞が出てきた場合は、主語との関係を考えて能・受動態のどちらを使うべきかに注意しましょう。

ポイント4:時制

動詞と言えば、時制にも注意しなければいけません。

よく出題されるのは、「時制の一致」と「時・条件の副詞節中の動詞(未来でも現在形)」に関するものです。

これらは特別難しい文法ではありませんが、意外と見落としがちなので気をつけましょう。

また助動詞を用いた表現による動詞の時制の変化や、仮定法に関する時制の変化も出題されやすいので、文中で使われている(使われるべき)文法をしっかり確認しましょう。

ポイント5:主語と動詞の一致

他にも、主語と動詞の一致に関する問題もよく見られます。

これを判断するうえで、何よりも主語(S)と動詞(V)を正確に把握しなければいけません。この主語と動詞を間違えて捉えていると、ここに間違いがあっても気づくことが出来ません。

ですから、文全体の構造を正しく分析する必要が出てくるわけです。

また、主語が「both A and Bの時は複数形」や「not only A but also Bの時は後ろのBに合わせる」といった、純粋な知識もつけておかなければいけませんよ。

 

いかかでしたか?

今回は正誤問題で狙われやすい文法ポイントを見ていきました。

武田塾ではこういった勉強のポイントを押さえて、自学自習がスムーズに行えるように充実したサポートを提供しています。

また、無料で受験相談も行っているので、お気軽にご相談ください!

次のブログでは、下線部そのものよりもその周辺が正解となるパターンの多い文法ポイントについて見ていきたいと思います。

それでは次回もお楽しみに

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