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【共通テスト対策】共通テスト「英語」に向けた対策法を徹底解説!

こんにちは!武田塾北千住校です。

今回は、共通テスト「英語」の対策について紹介をしたいと思います。

英語が苦手で普段の勉強で苦労している!という方も、共通テストの英語に関しては問題の傾向を掴むことで得点を伸ばせます!というかそれが一番伸びます!

国立大学入試・私大入試・共通テスト利用など、ほとんどの人が受けることになる英語。

「英語が苦手だけど共通テストは頑張りたい!」
「得意なのに共通テストだと点が取れなくなる...」

など、様々な悩みを抱えてる方がいらっしゃると思います。
この記事を見て、少しでも道が切り開けたら良いなと思います!

 

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英語の共通テスト対策って何?

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英語の勉強というのは、受験勉強の早い時期から常々行ってきたかと思います。
では、英語における"共通テスト対策"とは一体どのような勉強なのでしょうか?

答えは

"自分の持っている受験英語の知識を、共通テストの問題に最適化する"

という作業です!難しい言葉で話してしまいましたが、簡単にいうと前述の通り"共通テスト特有のクセに慣れる"(=傾向を掴む)ということになります。

傾向を掴むには

・過去問、模試で演習を積む
・先人の解き方を参考にする!

これに尽きると思います。

ではその傾向になれる前に、まずは共通テストの英語というのが何か『知り』ましょう。

 

"共通テスト英語"を知る

相手と戦うという場面になった時に、その相手の情報を知らなければ立てる戦略もありません。
まずは共通テストの英語の特徴を見ていきましょう。

 

共通テストの基本情報

【日程】令和4年 1月15日(土)、1月16日(日)  
【基本情報】  令和4年度入試情報|大学入試センター

【英語の試験時間】
リーディング:80分 / 100点満点
リスニング:約60分 / 100点満点

センター試験に比べてリスニングの配点比率が高くなったことも抑えておきましょう。           

 

センターからどう変わった?〜求められる力は何か〜

昨年(令和3年)から、大学入試共通テストが従来のセンター試験に代わってスタートしました。

多くの教科で傾向が変わった共通テストですが、その中でも英語特に大きく変わった教科です。

まず、2019年に実施されたセンター試験の問題構成を見ていきます。

【大問1】単語の発音・アクセント
【大問2】文法・語句整序・対話文中の穴埋め
【大問3】不要分削除・意見の要約
【大問4】図表を使った読解
【大問5】物語文の読解
【大問6】論説文の読解

続いて、2021年に実施された第一回の共通テスト問題構成です。

【大問1】SMSの読み取り・Webページの読みとり
【大問2】データとe-mailの読み取り
【大問3】Webページの読み取り
【大問4】図表や様々な媒体での情報読み取り
【大問5】レポート文から読解
【大問6】論説文の読解

 

このように、共通テストでは従来存在した文法やアクセントなどの”知識”寄りの問題は削除され、ほぼ全ての問題で日常的なことに関連した英文を読解するという形に変わっています。

また、インターネットやテクノロジーが加速する情報化社会になってきた今、たくさんの情報を正確に、かつ本質的に読み取れるかというような”情報リテラシー”の部分も、共通テストの試験者には試されている思います。これは英語だけでなく、全教科においてそうですね。共通テストでは、図表や絵、グラフなどから情報を読み取る問題が多く出題されていますから、膨大な情報量を自分の中で整理しながら解くといったことが本当に重要になってきます。
(単語や文法の知識を十分に持っている人でも、この能力がないと5割取れないです)

まとめると、共通テストの英語は

・日常的な英語長文のみ出題されるようになった
・情報処理能力がとにかく試されるようになった

ということが言えるでしょう。

 

対策を始める時期

calender_himekuri

共通テスト専用の対策は、11月頃から始めるのが理想です。
遅くても12月初めからでも間に合います。(私も真面目じゃなかったのでそれくらいからになってしまいました💦)
まずは"敵を知る"ために、問題演習から始めてみましょう。

全教科の中でも、共通テストの英語はセンター試験からかなり傾向が変わった教科になりますので、Z会や角川文庫が出版している予想問題集を活用するのが良いと思います。センター試験の過去問に関しては、余裕のある人は触れても良いですが、まず優先するべきなのは最新傾向のものが多く掲載されている予想問題集です。特に、今年はすでに一回共通テストが行われた後の年になるので、予想問題や過去問の質も向上しているかと思われます。(おすすめの演習教材はこの後の項目で紹介します!)

「まだ知識が足りてないから解けないよ...」と、演習を後回しにしてしまう人もいるかと思いますが、

・問題の形式を知る
・時間配分の感覚や自分に合った解き方を掴む
・足りていない力を可視化する

という点で、まずは解いてみるということが大事になってきます!

 

 

おすすめの参考書

共通テスト英語の特徴がわかったところで、これらを身に着けるための参考書を紹介します!

まだ基礎力がない!急ピッチで単語・文法を固めたいという方へ

ここで紹介する2冊は、もう大丈夫だよって人は飛ばしてもらって構いません。

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【単語:システム英単語(第2章まで)】

はい、これの第2章までやれば共通テストの単語は大丈夫です。(1200語)
「1200語も今更時間がない」

👆甘えです。

武田塾流で二週間で終わります👇(詳しく下のブログを読んでみてください!)

 

もう一度言います。

やりましょう。間に合います。

 

【文法:関正夫の世界一わかりやすい英文法の授業】

聞いたことのない参考書が出てきたかもしれません。
この参考書は”英語文法のルール”の全体俯瞰して見ている参考書です。多くの参考書が1つ1つの英文法や用法に着目しているのに対して、こちらの本は英語という言語がどんなルールや癖を持っているか、であったり、文法が定められるまでの所以的なことを中心に書かれています。

私がなぜこの参考書をあえてお薦めするのかというと、

共通テスト英語には細かい文法知識は必要ないからです。(※これは完全に個人の感想です)

というよりも、英語っていう言語のニュアンスを解っていた方が共通テストの点数は伸びると思います。
英語という言語の骨格を知っていると、先ほど述べたような”情報処理”も要領がつかめる感じがします。

この参考書は読み物感覚で2日間で読めてしまうものになるので、焦りを感じてる方は一旦息抜き程度にこちらを読んでみてください!

筆者的には

これを読んで英語が急に得意になった

といっても過言でないと思っています。

 

ある程度の英語力が備わっている方に

ある程度の英語力(目安:日大レベル以上)がある方は、もうひたすら共通テストの演習を積むのが大切です。
なぜかというと、共通テストの問題の癖は共通テストの問題を解くことでしか理解できないからです。

共通テストでは、膨大な情報量を一気に処理すつことが求められますので、個々の問題を対策するより全体を通した戦略を寝ることが重要になってきます。ですので、過去問や予想問題を繰り返し演習する方が効率がいいです。

おすすめの予想問題集・過去問は下の2つのどちらかを購入すれば問題ないと思います。

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①Z会 共通テスト実践模試 リーディング・リスニング

この参考書は、第一回の共通テストの過去問二回分と、Z会が独自に制作した予想問題6回分、計8回の演習が可能となっています。
解説がある程度丁寧という声も多く、回数も積めるのでおすすめです。

②河合出版 2022 共通テスト総合問題集

こちらも同様に、過去問と予想問題が計6回分載っている演習教材になります。
大手の河合塾が解説を書いているので、信頼感がありますね。

 

大事なのはどの参考書を使うか、ではなくどう戦略を立てるか、なので正直どちらでもいいと思います。

演習教材の進め方としては、

①まずは解いてみる (※時間が足りなかった時は時間内に解けたところまでの点数全部解き切ったときの点数を両方算出してください)
②採点をし、弱点を分析する
③見えてきた課題点を毎回意識しながら、重ねてまた演習をしていく

というサイクルで進めていきましょう。

 

 

勉強のコツ

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参考書をどう使えばいい?

ここまで「インプット系」と「過去問・予想問題」の参考書を紹介しました。
みなさんのレベルに関わらず、共通テスト対策をする時期になったら

まずは過去問・予想問題から始めてください。

インプット系からじゃないの?と思う方もいますが、まずは敵(課題点、テスト形式)を知る。
目標がわかっている状態からのインプットの方が、高効率です。

過去問、予想問題の使い方は先ほど述べた通り繰り返しの演習と弱点分析です。
過去問、予想問題で課題点を日々洗い出しつつ、それと併用して単語帳や文法書などのインプット教材で知識を補いましょう。

共通テスト問題の解き方は?3つのコツを紹介します。

受験生の多くの悩みに

解き終わらない

ということがあると思います。

特に、共通テストの英語は何度も言っている通り膨大な情報量を整理する必要があるため、時間配分には気をつけなければなりません。

ということで、最後に共通テストの解き方のテクニックを3つご紹介します。

①スキャニングをする

スキャニングというのは、文章や情報を読まずに必要な情報のみを読み取ることです。
例えば、以下の表と問があったとします。

(表)学生や社会人の駅までの交通手段を60人に聞いてみた

  社会人 学生
バス 10人 57人
タクシー 50人 3人

(問)社会人でタクシーを使っている人は何人ですか?

この時、みなさんはおそらく表の左下の数字のみを1発で読み取って、50人と答えると思います。
この " 必要なとこだけ見る " というテクニックが共通テストでは本当に大事になってきます。

スキャニングに関しては、武田塾教務部英語課 課長の森田先生が動画で解説していますので、そちらも参考にどうぞ!

②問を先に読む(選択肢までは読まなくていい)

スキャニングが大事になってくるということは、必要な情報は何か?何を問われるか?という情報を知っておいてあらかじめ身構えるためにも、長文の後に聞かれる問をあらかじめ読んでおくということも大切です。

③大問を解く順番を工夫する

共通テスト間近になっても時間内に解き終わらないという方々も多いと思います。そんな人は解く順番を変えてみるのがお薦めです。

共通テストの大問を時間比重的な観点で見ると、なんとなくですが

大問1 : 時間がかからない / 簡単
大問2 : 情報量が多いので時間がかかる / 難しい¥
大問3 : 情報量が多いので時間がかかる / やや難
大問4 : 図表がしんどいからちょっと時間がかかる / 普通
大問5 : わりと一般的な物語 / 普通
大問6 : わりと一般的な論説 / やや難

という印象があります。
私は1→ 6→5→4→ 2→3という順番で解き進めています。

これは人によって変わるので特に断定できないですが、大問4,5,6の方が大問2,3に比べて時間がかからず解きやすい傾向にあるので、先に解いておくと得点率が上がったりします。

自分なりの解く順番も過去問演習で試行錯誤して考えてみるといいかもしれません!

 

こちらも動画で森田先生が詳しく解説されています!

 

 

まとめ

さて、ここまで共通テストの英語攻略法に関して触れてきましたが、いかがでしたでしょうか?

共通テストの英語は、とにかく

傾向に自分を慣らす!!

ということが大事になってきます。

また、英語のテストの解き方は人によって変わってくるので、自分に合っている戦略を見つけることも大事でしたね。

英語が得意な人も、少し勉強が遅れてしまっている人も、賢く効率よく対策をすれば共通テストの点数はすぐに伸ばせます!

みなさんの良い結果が聞けるのを、楽しみにしています!!

 

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