こんにちは、武田塾北千住校です!
受験まで残りわずかとなっていますが、受験勉強の調子はいかがでしょうか?
一番わかりやすいところでいえば、夏や秋には模試が行われ、その成績も帰ってくるころかと思います。良くなった部分もあれば、悪くなっていた部分があったと思います。良かった部分はそのままの調子を維持できるようにし、できなかった部分は反省・分析、そして再度勉強して、直前に行われる模試で自信を取り戻していきましょう!
本日は、受験を控える皆さんに向けて、「化学・化学基礎」の共通テスト対策についてお話しさせていただきます!「化学基礎」は範囲こそ違いますが、基本的なことは「化学」同じですので、化学に焦点を当てさせていただきます。
あくまで一例ですので、「あ、こういうやり方もあるのか!」と参考程度にご覧いただけると幸いです。
今回、以下の5点に絞ってお話させていただきます。
1.共通テスト化学 基本情報
受験生のみなさんが実際に受ける事になる、2022年度(令和4年度)共通テスト化学について見ていきたいと思います。
【日程】令和4年 1月15日(土)、1月16日(日)
【基本情報】 令和4年度入試情報|大学入試センター
共通テスト化学 配点 試験時間
こちらはセンター試験と特に変わりがなく、変わった点は大問選択なし、全問必答になりました。
【配点】100点
【試験時間】60分
【解答方法】全問マーク式(大問選択なし)
2.共通テスト化学 特徴
共通テストの特徴は大きく分けて3つあります。
それは
①基本的な知識、解き方がわかっていれば必ず解ける
②出題される分野や大問ごとの分野がある程度決まっている
③共通テスト対策をやりこめばやりこむほど、早く解ける&高得点が取れる
です。
これらはセンター試験の時代から続く傾向であり、英語や国語よりも傾向がはっきりしているため対策がしやすいです。理系であれば高得点を狙いたいところです。
それでは、①~③の詳細について見ていきましょう!
1. 基本的な知識、解き方がわかっていれば必ず解ける
これは実際に1度解いていただくのが早いと思います。学校や塾で1度しっかりと化学を学習された方ならば、解ける問題がほとんどと思います。この共通テストは二次試験や一般入試と異なって、ほとんど全てのレベルの受験生が受けます。そのため、自ずと難易度は高くありません。
このことを踏まえると、共通テスト対策で間違えた範囲は自分自身の弱点であり、補修の必要なところと考えたほうが良いです。これは二次試験や一般入試でも必要な知識であり、「知らなかった・忘れていた基本知識を埋める」という意味でも共通テスト対策は必須です。
2. 出題される分野や大問ごとの分野がある程度決まっている
化学の共通テストは出題される範囲、大問ごとの分野がある程度決まっています。
大問5問、理論化学、無機化学、有機化学すべてから出題されます。
第1問は化学基礎にも含まれている範囲から出題され、第二問以降は理論化学、無機化学、有機化学が最低1問は出題されます。また、無機化学は知識系の問題が多いため、大問1問で構成されたり、理論化学や有機化学と組み合わせて出題されます。
3. 共通テスト対策をやりこめばやりこむほど、早く解ける&高得点が取れる
①にもあるように基本的な知識や解き方がわかっていれば解けます。また、②にあるように、出題範囲もある程度傾向があります。
これらを踏まえると、やりこめばやりこむほど問題の傾向や解き方、解く順番に慣れることができるので、より素早く解く&高得点を取ることができます。これらの特徴から、試験の形式や速さに慣れることがとにかく重要ですので、過去問はもちろん、共通テスト対策用の模試や各出版社から出版されている共通テスト対策用の問題集をたくさん解きましょう。
共通テスト化学 対策を始める時期 進め方
対策を始める時期
化学の共通テスト対策は12月には始めましょう。
化学の共通テストの特徴を思い出してみてください。「基本的な知識があれば解ける」のです。そして、やりこめばやりこむほど問題に慣れるため、素早く解けますし、高得点をとれる可能性が高まります。そのため少しでも早く対策を始めておくことで、高い得点を狙うことが可能になり、二次試験においての対策にもなるのです。
対策の進め方
進め方は人それぞれですが、各出版社から出版されている予想問題集1つ選んで最低5回分やりましょう。そのあと実際の過去問をやりましょう。余裕がある方はセンター試験で実力を確認するのも非常に良いです。
センター試験は共通テストよりも思考力を必要とする問題は少ないですが、知識の確認にはもってこいです。
12月に入ったら1週間に1回分ずつ解き、振り返りと問題集の復習を十分に行いましょう
すべての問題に共通して言えるのは
- 復習
- どうして間違えてしまったのかを分析
- 自分が間違えやすい範囲の把握及び強化
を行うことです。自分の弱点、傾向を把握するためにもすぐにでも手を付けて、演習を始めましょう!
共通テスト化学 おすすめ参考書
基本的な事項を学ぶ参考書
・理系大学受験 化学の新研究 改訂版
教科書理解のおとも。疑問を解消して理解を深める
教科書にある語句や文章が、徹底的に深掘りされている1冊。また、化学事象についての疑問を解消するための説明も掲載されていますよ。
授業では理解しきれない学生の参考書としてはもちろん、教える立場の人の指導書としても重宝します
・鎌田の理論化学の講義 改訂版
入試に向けた本格対策。
大学入試を受けるうえで重要なポイントを、疑問が残らないように解説。問題の捉え方から把握するための内容で、試験での応用力を身につけるのに役立ちます。別冊のまとめには赤セルシートを付属し、本番直前の確認に便利です。
入試に向け本格的に対策をしたい人や、持ち運びやすい別冊付きの参考書を探している人におすすめです。
・橋爪のゼロから劇的!にわかる 無機・有機化学の授業
授業を受けるように基礎からしっかり学べる
予備校講師として活躍する著者が、教科書なしでも理解できるようにわかりやすく書いた参考書。無機・有機化学を基礎の基礎から丁寧に解説しているため、化学学習における土台を築けるでしょう。
化学に苦手意識があり、どこから手をつけていいかわからないという人におすすめです。
アウトプット型 実践問題集
・過去問(赤本)
これは共通テストの過去問である必要はありません。センター試験の過去問で大丈夫です。理解できていない分野、つまり「穴」を探す目的で使用します。
・化学重要問題集
過去問を解いてわからなかった箇所をA問題で復習するようにしましょう。問題数が多いので共通テストの対策には十分な内容になっていますし、B問題は二次対策としても十分に活躍します。
・Z会共通テスト実践対策模試
過去問と共通テストの実践模試5回分が収録されています。 共通テスト自体は過去問が1年分しかなく貴重なので直前は実践模試を有効活用するようにしましょう。
直前にすべきこと
試験前日、当日の試験前は参考書などや単語帳などで忘れやすいところを確認しましょう。文系科目を受け終えて、疲れているかと思います。そのため、疲れをとったり、試験へのコンディション調整を優先しましょう。2日目は理系科目で計算ミスなどは避けたいので、早く寝て睡眠時間を確保するというのも良いと思います。ただ、必ず1回は忘れやすいところや注意するべきところに触れてください。ノータッチは厳禁です。これだけはやっておきましょう。あとは自分を信じて試験に挑むのみです。こなした数だけ自身につながるでしょう!
頑張りましょう!
共通テスト化学 まとめ
化学の共通テスト対策はいかがでしたでしょうか?
とにかく、数をこなす。これに尽きると思います。試験前にできることはやって、あとは雰囲気にのまれないように自信を持つ。ここで高得点を狙って、合格をつかみ取りましょう!
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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