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【共通テスト対策】共通テスト「物理」に向けた対策法を徹底解説!

こんにちは、武田塾北千住校です。

 

少しずつ寒い日が増えて、コートを着ている人も増えてきましたね。

冬の訪れと共に受験勉強にも大詰めの季節がやってきました。

1月の中旬には共通テスト、2月に入ってからは私大・国立の二次試験と試験日程が目の前まで来ています。中には二次試験の過去問などで対策を始めている人もいるのではないでしょうか?

そして大半の人が共通テストと二次試験の両方を受験する予定だと思います。国立志望の人は二次試験の点数の合算になりますし、私大志望の人も共通テスト利用型入試のために共通テストを受験するでしょう。

共通テストも二次試験もどちらも大切なテストなので、この時期特有の「ある悩み」、生じていませんか?

「共通テスト対策をいつからはじめればいいのかわからない」

これに関しては毎年たくさんの質問が来ます。本番は二次試験ですから、そちらの勉強を優先したい所ですが、共通テストもおろそかにはできない・・・

人によって、共通テスト対策は「12月入ったらすぐにでも」という人もいますし、「1月に入ってからでも遅くはない」という人もいます。それではいつから始めればわからなくなってしまいますよね・・・

 

そこで今回は特別に武田塾独自の「物理の共通テスト対策はいつから始めるべきか」を解説します!

 

いつから対策するべきかを知るためにも、まずは共通テストの物理がどのような形式で出題されるのかを確認しましょう。

1.共通テスト物理 基本情報

 

受験生のみなさんが実際に受ける事になる、2022年度(令和4年度)共通テスト物理について見ていきたいと思います。

 

【日程】令和4年 1月15日(土)、1月16日(日)  
        【基本情報】  令和4年度入試情報|大学入試センター

 

共通テスト物理 試験時間

共通テストの物理は大問4題構成、試験時間は60分になっています。

前半の大問2つがおよそ6割、後半の大問2つがおよそ4割の得点配分になっていますから、その得点配分に従って進めるのであれば、

大問1と2はそれぞれ18分、大問3と4はそれぞれ12分で解くのがベストになるでしょう。

ただし、「どの大問の難易度が高いのか」「どの大問の問題数が多いのか」といったことは年度によって変わってくるため18分や12分というのはあくまでも目安に過ぎません

共通テスト物理 出題形式

問題構成は大問が4題、そのうち第1問が小問集合であり、残り3題は各分野から出題されるという構成になっています。

センター試験から共通テストに移行したことによって「思考力を問う問題が出題されるようになった」と言われていますが、物理に関してはほとんど変化がありません。物理法則をしっかりと理解できていればそれほど苦戦することなく解くことができるはずです。二次試験の問題と違い、設定が複雑で理解ができないということはほとんどあり得ません。つまりできない箇所があるのであれば、そこは「物理法則が理解できていない」と明確に判断できます。

また出題形式に短文の会話文形式が出題されましたが、全体的に癖はないといった印象です。

 

2.共通テスト物理 対策を始める時期

まずは自分の力を判断するためにも2~3年分センター・共通テストの過去問や実践問題を解いて、理解できていない範囲があるかどうかを確認してみましょう。

その結果を踏まえて対策を始める時期について考えてみましょう。

 

結論から言うと、対策を始める時期は12月中旬・もしくは冬休みに入ってからでも遅くはありません。

「さすがにそれは遅すぎる」と思う人もいると思うので、その理由を説明します。

まず共通テストの物理の位置づけですが前述の通り、数学のような癖のある出題形式でもなく、問題の設定が難しいということもありません。基本的な物理法則が理解できていれば高得点を取ることが可能です。厳しい言い方になりますが、共通テスト程度の問題に躓くようでは二次試験の問題は解けないとも言えます。

以上のことから、二次試験の対策と共通テストの対策は一直線上にあり、「共通テスト対策」⊂「二次試験対策」となるので、明確な「共通テスト対策」は存在しないとも言えます。

 

それでは共通テストが近づいてきた今、物理はどのような勉強法がいいのかを説明します。

3.共通テスト物理 対策の進め方

過去問 正答率が85%未満の人

基本的な物理法則が理解できていない可能性が高いです。

引き続き過去問・実践問題を解いて苦手分野を炙り出しましょう。解けなかった分野の問題は教科書を使って原理を理解できるまで確認し、類題を使って徹底的に復習するようにしてください。二次試験が近づいてきて焦りもあるとは思いますが、「基礎ができないことには応用もできない」ということを理解してください。

 

過去問 正答率が85%以上の人

このレベルになると基本的な物理法則は理解できているので、共通テストレベルにはこのままでも十分に対応することが可能です。年明けまでは二次対策に時間を費やすようにしましょう。ただし年明け以降は二次対策を中断し共通対策に移行するようにしましょう。共通対策の勉強方法は前述の通り、間違えた箇所を徹底的に復習するようにしましょう。

 

4. 共通テスト物理 おすすめ参考書

基本的な物理法則を理解するための参考書

基本的な物理法則に対して、不安が残る受験生のみなさんもいると思います。そんな方には、以前ブログの方で掲載した「受験生必見!これで完璧!物理のレベル別参考書【初級編〜上級編】」こちらを参照してください。

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初級〜上級者ごとに対応した参考書を紹介しています。おそらく共通テスト対策レベルは、初級もしくは中級レベルの参考書をしっかり学習してくれれば十分だと思います。

ぜひ参考にしてみてください!!

https://www.takeda.tv/kitasenju/blog/post-208964/

共通テストで点数を取るための参考書

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過去問(赤本)

これは共通テストの過去問である必要はありません。センター試験の過去問で大丈夫です。前述の通り、理解できていない分野、つまり「穴」を探す目的で使用します。

物理重要問題集

過去問を解いてわからなかった箇所をA問題で復習するようにしましょう。問題数が多いので共通テストの対策には十分な内容になっていますし、B問題は二次対策としても十分に活躍します。

Z会共通テスト実践対策模試

過去問と共通テストの実践模試5回分が収録されています。 共通テスト自体は過去問が1年分しかなく貴重なので直前は実践模試を有効活用するようにしましょう。

 

5. 直前にすべきこと

物理は暗記科目ではないので直前だからと言って特別に変わったことはやりません。不安が残る分野は重要問題集などで確認をしましょう。直前にすべてを見返す余裕は恐らくないので、解けなかった分野の問題には、あらかじめ印をつけておくことをオススメします。ざっと確認が取れたら睡眠時間を十分にとり、万全の態勢で共通テストに臨みましょう!

 

6.共通テスト対策 物理まとめ

以上が物理の共通テスト対策の進め方になります。

他の教科についても紹介記事がありますので、興味があればぜひご覧になっていってください!

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