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【共通テスト対策】共通テスト「国語」に向けた対策法を徹底解説!

こんにちは!武田塾北千住校です。

今回は、共通テスト「国語」の対策について紹介をしたいと思います。

 

「国語は結局運次第」「点数を上げたくても方法が分からない」と思っている人も多いのではないでしょうか。

ですが、国語もコツを抑えて臨めば安定して高得点を取れる教科です!

苦手意識がある人も、今よりも点数を上げたいと思っている人も見ていただけると嬉しいです。

 

 

対策を始める時期

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国語の共通テスト対策は、11月ごろから始められればベストです。

11月~12月上旬は共通テストの対策問題を試しに解いてみて、自分の苦手な分野がどこなのかを探し出しましょう。

その後は、各種参考書を用いて苦手な分野の補強に取り組みましょう。この時点では模試形式のものはあまり解かなくて大丈夫です。とにかく基礎固めが大切になります。

 

苦手な分野を克服した後の12月中旬~1月上旬にかけては、模試形式の問題に積極的に取り組んでいきましょう。

 

とはいえ、国語の成績は一朝一夕で上がるものではありません。

「共通テスト対策」は11月ごろからのスタートで問題ありませんが、そのスタートラインに立つための勉強を始めるタイミングは早いに越したことはありません!

 

多くの量を短時間でこなす必要はないので、1日1題を目安にコツコツと勉強時間を積み重ねていきましょう。

 

共通テストの特徴

ここからは、共通テストの特徴を「現代文」「古文・漢文」の2つに分けたうえで説明していきます。

 

現代文に関しては、第一問が評論文、第二問が小説文という大きなテーマは変わっていません。ですが、どちらの大問でも設問の中で「資料」を読み取る力が求められているのが特徴です。

多くは、本文内で出てきたキーワードに関して詳細に記載されているものが多いです。

 

資料問題を解く際には、思考が偏らないように全体的な概要を頭に入れておくことが重要です。つい資料の中だけで答えを探してしまいたくなりますが、本文にもヒントは隠されています。必ず双方の文章を参照したうえで答えを導くようにしましょう!

 

古文・漢文に関しては、1つの大問の中に複数の文章が出題されていることが大きな特徴です。一見、読む量が増えて難しくなった…と感じられますが、それだけではありません。

今までのセンター試験では、出題されている1つの文章が読み解けなかった場合、その大問ごと落としてしまうリスクがありました。

しかし、共通テストのように文章が2つ載っていれば、そのリスクは分散されます。また、片方の文章からもう片方の文章の読解のヒントを得られることもあります。

 

特に、漢文では受験生が苦手としている漢詩が出題される可能性があります。その場合でも、漢詩を説明してくれるもう1つの漢文があれば格段に意味を理解しやすくなるでしょう。

 

ポイントは、最初の文章がどうしても読めなかった場合に、潔く2つ目の文章に移ることです。最も避けなければならないのは「1つ目の文章に時間をかけて2つ目の文章が読み切れなかったが、実は2つ目の文章は理解がしやすい文章だった」という事態です。

文章量が多い共通テストだからこその落とし穴に注意しましょう!

 

おすすめの参考書:現代文

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現代文は『入試現代文へのアクセス』『ポラリスシリーズ』『現代文キーワード読解』がおススメです!

 

『入試現代文へのアクセス』のレベルは初級~中級です。

基本的な解き方も身につき、実践に移したいと思っている人の第一歩に適した参考書です。

 

『ポラリスシリーズ』のレベルは中級~上級です。

多様なレベル展開がされていることはもちろんですが、何より解説が丁寧な点がおススメです。

文章内の因果関係が矢印で分かりやすく説明されているため、復習に役立つこと間違いなしの参考書です。

余談ですが、デザインも堅苦しいものではなく、白とオレンジを基調としているため明るい気持ちで勉強に臨むことが出来ちゃいますよ…!

 

『現代文キーワード読解』は、そもそも評論文を読んでいく上で必要な知識を補填してくれる参考書です。

「絶対」と「相対」の違いは?

「本質」「理解」の言葉の意味を説明できますか?

分かっているようで分かっていない言葉が丁寧に説明されています。

また、小説の語彙が載っている点もおススメポイントです!小説では現在使われていなかったり、言い回しが難しい表現が多用されます。語彙対策を行うことで、無駄な失点を防ぎましょう。

おすすめの参考書:古文

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古文は『ステップアップノート30古典文法トレーニング』『有名私大古文演習』がおススメです。

『ステップアップノート30古典文法トレーニング』は古文を解くうえで超基礎的な知識が載っています。勉強のスタート時に取り組んで、そのまま放置してしまっている人も多いのではないでしょうか。

そのような方は、改めてステップアップノートに載っている内容が完璧かどうか確認してみてください。内容を全て完璧に覚えられていれば、実は大体の古文は解けちゃいます。

 

『有名私大古文演習』は、基礎固めを終えてアウトプットを始めたい人にピッタリの参考書です。解説には現代語訳はもちろん、文章や作者に関する情報(文学史)が掲載されています。

他にも、設問ごとに難易度が明示されているため、「どの問題を正解出来なければいけないのか」という目安を付けやすいです。

おすすめの参考書:漢文

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漢文は『漢文早覚え速答法』『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』がおススメです。

 

『漢文早覚え速答法』は漢文学習者全員が通る道と言っても過言ではありません。

頻出文法が覚えやすいように説明されているため、この1冊だけでも充分実力が身につきます。

 

『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』は古文のステップアップノートに比べて少しレベルが高いです。しかし、こちらも載っている内容を全て覚えられれば、共通テストと言わず早慶レベルの漢文とも戦うことが出来ます。

 

ここで紹介した参考書は全て全国の書店で入手可能です!一度見てみてください!

 

勉強の進め方

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現代文・古文・漢文に関わらず、「基礎固めに妥協をしないこと」が最も重要です。

 

単語や文法は覚えたつもりになってしまいやすい分野です。覚えただけで、それを実際の問題で応用できないのであれば意味がありません。

基礎を覚える→アウトプットする→間違える→基礎に戻って復習する

というサイクルを何度も繰り返してください。復習する際に、解説だけを読んで満足してはいけません。

その知識は自分が使っていた参考書のどこに載っていたのかを調べて、その前後の内容も併せて学びなおすようにしましょう。

 

直前にすべきこと

直前期は落ち着かず、つい新しい問題を解きたくなってしまうと思います。

ですが、それは厳禁です!!もしもそこで低い点数だった場合、その後の本番に影響してしまいます。

語彙や文法などの基礎知識の確認程度に抑えて、体調を崩さないようにしっかりと睡眠をとるようにしましょう。

もし長文が解きたい!と思った場合には、1度解いたことのある問題に再チャレンジするようにしてください。以前間違えていた箇所を解けるようになっただけで大きな成長です。そんな自分の成長を認めて、自信を付けて本番に臨みましょう!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

共通テストは特徴とコツを掴んで慣れていくことが大切です。

残り時間を大切に、後悔の無いよう勉強に取り組んでください。

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