「ほんまゲームばっかり。勉強もこのくらい…」
「ゲームはやる気になるけど勉強はなぁ」
こんなこと思ってませんか?言ってませんか?
実際、ゲームというものは良く出来ているもので、「ゲームに時間を使わせる」という点においては本当にシステマティックに作られています。
これをマネできれば勉強のモチベーションも…⁉
どうも、武田塾北野田校です。
みなさん、上記のことが起きていませんか?
何を隠そう私自身もそうなっていました。ゲームが面白いからとずっとやり続け、友達と遊び呆けていた時期もあります。それを塾に行かされ、諭され、怒られながら勉強をしてきた経験があるんです。結果学校の勉強自体の成績は良かったのですが、モチベーションという点では高かったとは言い難いです。
簡単すぎる問題をやらされたり、難しすぎる問題をやらされたり、現在塾業界での色々な経験を経て、わかってきたことがあります。
ゲームには人を飽きさせない、やる気にさせるノウハウが詰まっている。ということです。
ゲームに隠された「人をやる気にさせる」システム
では、そのノウハウとは一体何なのか。これを紐解いていきます。
1.丁寧なチュートリアル
実際に遊びながら、「ここの部分が〇〇で、ここは△△です。やってみましょう。」
のように、丁寧に丁寧にやり方を説明されます。指示に従いながら進めて行くだけなのでカンタンですし、躓くこともありません。
あれよあれよという間にゲームのやり方を理解していきます。
2.小さな目標をひたすら達成し続ける(報酬付き)
最近のソーシャルゲームであれば丁寧なチュートリアルが終わった後、「デイリーログインボーナス」「デイリーミッション」「ウィークリーミッション」「ストーリーミッション」など達成が簡単な目標を与えられます。例えば
・ログインをする(毎日)
・簡単にクリアできるミッションをこなす(毎日)
・少し難度があがるが、一週間かければ出来るミッションをこなす(毎週)
・ゲーム中の物語を読み進めて行く
などなど
となります。
これらすべてに報酬が設定されており、「小さい目標を達成すると報酬が貰える」という毎日がインプットされます。
3.毎日続けて行くことで「習慣」になる
これを毎日続けて行くと、気が付いたときには「ゲームを起動するのは当たり前」という状態になります。
起動したからには少しは遊ぶかという思考になり、その「少し」が「長時間」になっていきます。
4.少しずつ難易度が上がり、クリアしたときの達成感を与える。成長を感じさせる。
もちろんカンタンすぎても飽きてしまいますので、少しずつ難易度が上がっていきます。
難易度の設定も絶妙で、「出来そうで出来ない!」という徹底ぶり。それをクリアするためには育成や練習が必要となり、それを頑張ることになります。
頑張った結果クリアが出来ると達成感もひとしおで、「楽しい!」となるわけです。もちろんこれにも報酬がついてきます。
当てはまったらヤバい!よくある高校生の場合はこうなっている
これから挙げる4つのポイントに当てはまっていればいるほど受験はかなり難しいものになっていきます。
ひとつひとつチェックしてみてください。
1.勉強のやり方がわからないままやっている
ただただ「覚えなさい!」「やりなさい!」と言われながらとりあえずやっている。
解答の丸覚えをして定期テストの点数だけ取って乗り切る。
こういう風に勉強している人が大多数。
2.目標を持たず、言われるがままにイヤイヤやる
「欠点を回避する」という目標を持っているかもしれませんが、もはや目標というより「欠点をとるとめんどくさいからしょうがなく」という側面が強いでしょう。
3.定期テスト前や小テスト前だけ頑張る
普段は一切何もせず、定期テストの欠点回避や提出物のため、小テストでドヤされたくないから小テストの前だけ頑張るという人が大多数です。
4.いきなり難しいものをやり始める。出来るようになっている気がしない。
高校3年生、中学3年生になって受験を意識し始めた時に、取り急ぎと言わんばかりに過去問や難しい問題集を買ってきてやり始めます。
思ったように解けないので早々に諦めてしまいます。
勉強に当てはめてみる
ゲームの継続させるシステムと当てはまったらヤバイ特徴の数が4つと一致していることに気付きましたか?
そう、これらはゲームのシステムを流用することで解決出来ます。
1.勉強のやり方を正しく学ぶ
ゲーム同様、勉強もやり方を学ばなければ効率が良くならないばかりか、意味がない時間を過ごすことになります。
英語ひとつとっても、英単語の覚え方、文法の把握の仕方、文章理解の仕方、読解の仕方など多岐にわたります。これを知らなければ「とりあえず漢字のようにひたすら書きまくる」「とりあえず答えを覚えるだけ」「わからない単語をすべて調べながら長文を読んでみる」と場当たり的にやってしまいます。
数学であれば、まずは基本の公式暗記、理解、導出、問題演習と進みますが、それぞれをどのように学び、どの程度の理解まで行かなければならないか等を知らなければ「とりあえず公式覚えて数値をぶっこんで答えが出ればOK」となりがちです。
なぜなら「どういう状態になっていればOKなのか、それをどのように達成するのか」がわからないから。
ゲームになぜ「チュートリアル」が存在するのか。開始直後に「丁寧な説明、実際にやらせながらわからせる」のか。これはゲームの途中で「頑張ったけどうまくいかないからやめる」という風に思わせないひとつの工夫です。
正しくやれば必ず結果が出ます。そうすることで「やったらできるんだ」と自信がつき、ある程度出来るようになったら少し難しい課題が出ても「やったらできる」と思っているからこそ挑戦しようとします。
2.小さくてもいいから目標を定める(出来ればご褒美を用意)
5分でいいから問題1つ解く
30分机に向かってワークの問題を解く
1日2時間授業の復習+ワークを解く
定期テストで60点平均をとる
受験に向けた勉強をコツコツ進める
など、小さい目標から達成していき、「やれた」という感覚を持つ。
やれたらその後は自由時間にしたり、何をしていても文句を言われない様にしたり、ご家族と相談して規則を決めてみてください。
また、ずっと「5分でいいから」を続けるわけではなく、例えば1週間ごとにハードルを少しずつ上げていくことで、自分が出来ることを広げていきます。
「これさえやっていれば自分のストレスもないし、お母さんも怒らないし、ベスト」と思えるようになってきたらしめたものです。
「定期テスト期間の2週間は遊ぶことを止めてやり方を守りながら勉強し続ける→定期テスト明けの数日は勉強しなくていい」など、メリハリをつけることも大切です。
3.それを毎日続ける
2番で決めた小さな目標を毎日続けることで、それが「当たり前」になっていきます。ほんの小さな「当たり前」から始めて、徐々に大きくしていき、最終的に大きな「当たり前」にする。
こうすることで、もともと出来ていなかったことが、難なく毎日続けられるようになります。
とりあえずゲームを起動する→とりあえず机に座って参考書などを開く
とりあえず今日のデイリーをやる→とりあえずいつもやってる計算練習をする
とりあえず物語を進める→とりあえずわからないことを調べる
などというように、ゲームでやっていることを勉強に置き換えてあげることで継続の一つの要因にすることが出来ます。
4.徐々に難しくしていき、挑戦→努力→達成(成長)のループを作る
もうできていることをひたすら続けていても意味がありませんので、少しずつ上のステップに上げていきます。
上げたハードルに対して挑戦してみて、うまくいかない原因を努力でつぶし、達成することで成長を感じる。
これってゲームと同様にやっていけることなんです。
もちろんゲームと違って「自動的に与えられるもの」ではないので、自分一人でやる場合は適切な目標設定をする必要がありますが、自分で出来なければ誰かにやってもらうことで同じ状況にすることが出来ます。いわゆる「メンター」というやつですね。
まとめ
いかがでしょうか。
ゲームに隠されたシステムを最大限転用することで勉強の習慣をつけることが出来ます。
具体的にどのようにしていくかは武田塾で実践していることがひとつの例となりますので、ぜひこちらもご覧ください。
一人で受験勉強はなかなか難しもの。私も実際そうでした。
メンターをつけて効率よく学習習慣を身につけ、将来的な勉強習慣を身につければ、大学合格どころか、その後の人生自体が豊かになります。
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