花粉が飛び始めて、春の始まりを感じますね。
皆さんこんにちは、武田塾北野田校講師のサカガミです。
花粉症の僕には厳しい季節がやってきました。春って学年も変わり心機一転！受験勉強頑張ろうという新高校三年生、苦手を無くしていきたいと思っている新二年生、高校受験が終わって高校での勉強にわくわく？どきどき？してる新一年生、いると思います。
そんなやる気、モチベーションのある皆さんに知っておいて欲しいことがあります。それは英語の勉強の仕方です。
ということで「英語はこう勉強しろ！一から知ろう英語の勉強の仕方」と題して、英語の勉強の仕方、はじめは何をするべきなのか、どれをどの順番でやるべきなのかというお話をしていきたいと思います。
英語の勉強には順番がある！
今の勉強の仕方
さて、本題に入る前に今の英語の勉強について考えてみましょう。
学校での英語の勉強って、単語、文法、長文、作文、リスニングを一緒にごちゃ混ぜに勉強していると思います。
僕の行っていた高校の場合、文法の授業と長文とコミュニケーション系の授業の二つがあって、両方の授業で宿題などで単語を覚えるという形でした。しかし、長文の授業では習っていない単語も文法も長文の中で出てくるわけです。
「そんなんできないよ！」と当時の僕は思ってました。確かに英語をするうえで、全部の勉強が必要です。特に大学受験ではすべての能力が図られるので、全部を鍛えたい気持ちはわかります。
しかし、それが英語を苦手にさせる原因です。特に長文を苦手にさせる原因は単語と文法を覚えていないのに、長文をやることです。歩くことができない赤ちゃんに走れと言っても出来る訳がないんです！
①単語を覚えよ！
じゃあまず何をするか。
簡単です。単語を覚えよ！です。
Iもamも分からない人が I am Sakagami.とは言えないですよね？まず、単語が分からないと長文どころか文法問題も解けないわけです。まず単語からこれにつきます。
単語の勉強の仕方 「単語帳で覚えよう」
では、単語をどう覚えるか。
キーワードは「単語帳で覚えよう」です。
長文の中で出てくる単語を拾って覚えようとしている人、いると思います。確かに長文の内容と結び付けて覚えれるので覚えやすいとは思います。しかし、ハッキリ言うならば、英語の勉強においてそれは極めて非効率です。
なぜ長文の単語を拾って覚えるのが非効率かというと、長文に出てくる単語は頻出のもの、そうでないものが混じっています。確かに単語をほぼすべて覚えた状態で復習をするうえでは、効果がありますが、単語をあまり覚えていない人がやると頻出の単語を拾いきれないため、どうしても時間がかかってしまい、長文が読めず英語が苦手になってしまいます。
そこで頻出度順になっている『システム英単語』や『ターゲット1500』などの単語帳を使うことで、効率的に単語を覚えることができます。
単語を覚えれば、あなたの英語人生はガラッと変わります。
これは僕も経験していて、高校三年になる春、僕は真剣に『システム英単語』を勉強することにしました。それまでの僕は本当に英語が嫌いで、高校の先生にもテスト返しの時に笑われるレベルでした。しかし、システム英単語を春休み中にほぼ完璧にできたことで、高校三年では英語が大得意になりました。
②英文法を学ぼう
単語を覚えた後は英文法を勉強しましょう。
単語を覚えただけでは、文はまだ読めないです。英文のルールがわかれば、ただの単語の羅列が意味の分かる文に変わります。
具体的な勉強の仕方については武田塾チャンネルの動画を見てもらえたらいいと思いますが、『大岩の一番初めの英文法』や『英文法ポラリス１』などの参考書を使って勉強しましょう。
③一文を正しく読めるようになる
単語と文法を覚えた後は、英文解釈。簡単に言うと「一文を正しく読めるようになる」です。
学校で長文をやるときに、SVOCを振ろうとか、構文を取ろうと言われたことがあると思います。これがとても大事なんです。
長文とはいっても言ってしまえば一文が大量につながったものなわけです。ということは一文を正確に読むことができれば、長文を読むことができるようになるはずです。
そのために、『大学入試 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本必修編』や『入門英文解釈70』などの英文解釈の力を鍛える参考書を使って勉強しましょう。
④長文をたくさん読もう
単語もやった、文法も完璧、英文解釈もできる！ここまでくれば、理論上貴方は長文を読むことができるはずです。
後は、色々な長文を大量に読むようにしましょう。初めは易しいものから読み始めて、産近甲龍、関関同立レベルとレベルを上げていくようにしましょう。
もし、長文でつまづくことがあれば、単語や文法の基礎の復習をしてみましょう。忘れていること、覚えれていないことがあるから、長文が読めていないのだと思います。焦らず、基礎を固めてから、長文に挑むようにしてください。
まとめ
単語、文法と基礎から順番にやろう
単語、文法、英文解釈、長文、作文と同時に勉強するのではなく、単語、文法、と順番に基礎から固めていきましょう。
同時にやることで、英語に苦手意識をもってしまう。そんな人を見てきましたし、実際僕もそうでした。長文というゴールに近道はありません。単語をまずは覚えて、文法、英文解釈と階段を一歩一歩登れるように頑張りましょう。
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