南海高野線北野田駅から徒歩5分!自学自習でおなじみ、武田塾北野田校です。
引き続き話していきます。
前「なぜ3年生になってからでは遅いのか」と「高校生活の中での勉強方法」、「成績を上げるためのマインドセット」でした。どうですか?わかってきましたか?
今回は「高校3年間でどう考えて勉強していくのか」「受験の前提知識とそれに則った行動」について話していきます。
高校3年間の指針オススメと進路への関心
「中学受験で疲れたから1~2年生は休憩。遊ぶぞ~!」
…と思っている人、思っていた人、いませんか?それ、大学受験をするつもりであれば大きな間違いです。
「遊ぶな!」と言っているわけではなく、「計画的に遊びましょ」ということです。
学年別学習目標と進路の考え方
計画と言われてもピンとこない人も多いでしょう。なので、まずは各学年での大まかな学習目標と指針を書いていきますね。
「少しずつ具体化していく」ことが大切です。
高校1年生 文理選択のために色々な科目に触れる&テストでイイ点を取る
高校1年生から文理が決まっていて、志望大学も決まっていて、やりたい仕事も決まっていて、なんて人はほとんどいません。
大体の場合はぼんやり生きています。この場合、2年生でやってくる文理選択で何となく選んでしまいがち。それだけは回避しなくてはいけません。
「いろいろな科目に触れる」これは正味な話、「定期テストでイイ点数を取る」ことと置き換えることが出来ます。
定期テストで点数を取ろうと思うとある程度真面目に勉強する必要があります。これによって「数学はこんな感じなんだな」「日本史ってちょっと自分には合わないな」と自分なりの感想を持つでしょう。それでいいです。まずはそこから始めていきます。
文理選択については後述します。
高校2年生 行きたい大学・学部を考え始める(出来れば決定まで)&テストでイイ点を取る
高校2年生は文理選択が終わり、本格的に大学受験へ考えを向ける学年になります。
理由は何でもいいです。目標とする大学をぼんやり決めてください。「関関同立あたり行きたい」「産近甲龍くらいかなぁ」などでもいいです。出来れば学部まで絞れると尚よいです。
もちろんこの学年でも勉強内容は受験に直結しますから、定期テストでイイ点数を取れるように学習目標を設定します。
高校3年生 春の間に志望大学を決定&受験のための勉強を始める
春の段階で志望大学を決めておくことで、そこへ狙いを定めて勉強をいち早くスタートすることが出来ます。
また、定期テストでもイイ点数を残し、間違えた問題などについては「どうしたら点数が取れるようになるのか」「不足している知識は何なのか」を見極めるツールとしてテストを活用していきます。
目標設定は早く、一段階高く
目標設定は一段階高めに設定するのがオススメ。
50を目標にすると45程度に、100を目標にすると90程度になることがほとんどです。もう少し低くなることもあります。
関関同立を目指すなら早慶を、産近甲龍なら関関同立を目標にするとちょうどよくなることが多いです。(厳密には語弊がありますが)
また、目標設定が直前になると時間が足りなくなって全然できないってことになってしまいますので、出来るだけ早いうちから関心を持ってください。
文理選択は将来やりたい仕事から選択
「数学嫌いだから文系行く~」だとか「は?歴史覚えて何の意味があんの?理系いくわ」
なんて選択の仕方してませんか?
文理選択は将来やりたい仕事から選ぶ
文系科目で行ける学部でないと出来ない仕事、理系科目で行ける学部でないと出来ない仕事、それぞれあります。文理関係ない仕事もありますが、まずは「文理選択で将来の仕事が決まる」と思ってください。
文系選択で有利な仕事
弁護士、裁判官、図書館司書、臨床心理士、など
理系選択で有利な仕事
医師、薬剤師、建築士、システムエンジニア、など
安易な選択はしないように
頑張っても全然アカンかったような科目については捨てる勇気が必要ですが、なにも頑張ってないのに「嫌いだから」という理由で捨ててしまうのは将来の可能性をつぶすことになりかねません。
友達が文系だから自分も文系、理系は大変と聞いた、など何もしないうちに決めてしまわないように注意をっ!
私立志望か国公立志望かで勉強内容はガラッと変わる
知ってる人は知ってると思いますが、私立大学と国公立とで受験で使う科目が全然違います。
国公立大学
基本的に大学入試共通テストというテストを受け、そこで5教科7科目の受験を行います。
文系 英語、数学ⅠA・ⅡB、国語、社会2科目、理科1科目
理系 英語、数学ⅠA・ⅡB、国語、社会1科目、理科2科目
…これだけの科目を受験し、それぞれ大学に受かるレベルの得点をしなければなりません。
その代わり、「学費が安い」、「大学の名前が通っていることが多い」、「就職時に有利になることがある」とメリットがあります。
デメリットとしては「必要な科目が多く、1年生2年生のうちからある程度勉強していないと間に合わない」、「共通テストの独特な形式の問題に慣れなければならない」、「共通テストも2次試験も1回キリのチャンス」、「研究施設などがちょっと古い」というところが大きいです。国公立を志望するのであれば早くから準備しなければいけませんね。
私立大学
一部大学で1科目受験や2科目受験もありますが、一般の話をしますね。
文系 英語、国語、社会(大体歴史)
理系 英語、数学、理科
一般的に英語必須で残り2科目が全く違ってきます。文系なのに数学受験だったりも例外としてありますが、基本的にこの様式です。
私立大学受験のメリットは「2~3科目の勉強で済む」「同じ大学で何度か受験できるチャンスがある」「研究施設などが新しい、キレイ」というところがあります。
デメリットとしては「学費が高い」、「一部大学以外はきいたことがないと言われる場合がある」「一部大学以外は学歴フィルターにかかる可能性がある」という面があります。
入試を見据えた高1・高2での勉強
以上を踏まえて高校1年生、2年生時の勉強スタンスについて話をしていきます。
高校1年生時のスタンス
まんべんなく勉強をして「納得して」文理選択が出来るようにする。
好き嫌いしないで定期テストを小さな目標としてまんべんなく勉強してください。
しっかりと手を付けた状態で、「あ、私数学苦手だわ」「俺歴史ダメだわ」と判断してください。食わず嫌いは良くないです。
また、将来やりたいことが見つかったとして、数学カケラもやっていないのにエンジニアになりたいなど理系に進む必要が出てきたとしたら諦められますか?
早い段階で科目を絞るのにもリスクがあります。将来やりたいことが皆目見当もつかない状態であれば、全体的に勉強しておいて、文理選択の基準を作っておくことをオススメします。
また、国公立大学志望の場合は本当にすべての科目をまんべんなく勉強しておいてください。
高校2年生のスタンス
文理選択が終わっている状態になると思います。
志望大学がおおよそつかめてきていると仮定して以下のようにします。
私立か国公立なのかでスタンスを決める
私立大学であれば武器にする1科目は絶対に負けないという気持ちでやり切ってください。例えば文系であれば英語、理系であれば数学です。
出来れば文系は英語、国語。理系は数学、英語。この2科目に力を入れて勉強してください。英語および数学は実力がつくまでに時間がかかります。時間がかかるものを早めから始めるのは当然のことですね。
高3になったときの勉強
高校3年生になったら力を入れて勉強するものを絞ります。(全くしないわけではないです)
志望校をしっかりと決定して勉強する
後々受験大学が変わっても構いません。自分の志望大学をしっかり決め、学部学科まで決めてあれば受験科目、配点、合格最低点などがすべて明確になりますから、どこに力を入れて勉強するべきなのかが明瞭になりますよね。
明瞭になったら、「どこで何点取って合計点で何点取って合格する」と計画を具体化していきます。
例:
数学200点、理科100点、英語100点の配点。合格最低点が294点。
の場合、数学で160点、理科で80点、英語で60点の合計300点で合格最低点を突破する。
これを実現するために、数学、理科にかなり力を入れ、特に数学では周りに絶対負けないよう勉強する。英語は最低限の努力で良い
国公立志望の場合は英数国の基礎が完璧になってから二次試験で使う科目を勉強し、夏休み後半や2学期をつかって残り科目を仕上げる感じです。
数多くある受験方式
一般受験、共通テスト利用、公募推薦、指定校推薦、AO推薦などたくさん受験方式があります。
それぞれ何かは今回書きませんが、それぞれにメリットデメリットがありますので、学校の先生などに聞いてすべて把握して、自分に一番適切な方式で受験できるように情報をしっかり集めてください。
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