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2021年度大学入試分析──難化傾向、もはや日東駒専は 準難関──

こんにちは武田塾北久里浜校です

今回は2021年度の入試を振り返っての結果を分析していきたいと思います。

今年の受験は3重苦

まず最初に、今年の受験は3重苦であったと言えるでしょう。

突如降って湧いた新型コロナウイルスもそうですが、予定されていたものとしての「共通テスト」それに便乗した「入試改革」の影響は計り知れないものでした。

新型コロナウイルスの影響は無視できない

去年の1月から始まり、世界的な流行となった新型コロナウイルスが与えた受験への影響は無視できないでしょう。

コロナウイルスによって

緊急事態宣言による高校の休校、塾のオンライン化

最初の緊急事態宣言発出に伴って、高校も塾も休校になったのが痛かったのではないでしょうか。

塾もオンライン化に対応するところは多かったようですが、解説している黒板を映すだけの謎配信だったりなんだりで結構散々だった様子です。特に浪人の方は自習室代わりになるものも使えなかったのはかなり大きいでしょう。

オンラインでも通常と変わらないクオリティを保てたところは少ないと思います。

手前味噌ですが、武田塾ではこんな感じです。

参照:オンライン特訓アンケート結果https://www.takeda.tv/kitakurihama/student/post-157732/

身勝手な「共通テスト」の罠

肝いりで始めた共通テストですが、肝心の記述式問題は流れ「試行調査問題」は本試験と似ても似つかない、というとんでもない仕様でした。文科省の皆さんが身勝手すぎてびっくりです。本当に日本の教育のことを考えていらっしゃるのでしょうか

性急で的を得ない「入試改革」の悪影響

そして「共通テスト」に便乗する形で各大学が行った「入試改革」も悪影響ばかり生んでいます。

あまりにも性急かつ話題性だけを追求したような各大学の愚にもつかない「入試改革」断行は百害あって一利なしの愚策です。

定員削減は底を突いたものの、難化傾向に歯止めはかからず

ここまで大学受験は定員削減で大変なことになっていましたが、その点に関しては今年予測がついています。

定員削減は去年底を突いた

定員の削減は去年すでに終わっており、定員そのものは底を突いています。

そのため、多くの塾では次年度に向けての想定自体は立てており、それに基づいて計画を立てています。

それでも止まらない難化傾向の理由は「推薦」「AO」「4技能」の増加

にもかかわらず、今年も相対的に大学受験が「難化」を続けている理由は

「係属校推薦」「指定校推薦」「総合型選抜(AO入試)」「4技能型試験利用」の定員の増加にあります。

定員全体は減らされていないのにも関わらず、こういった「一般受験でない」入試方式の枠が拡大したことによって、一般受験の定員はそれこそゴリゴリ削られているわけです。

もはや日東駒専は準難関校入りか

今まで、受験界隈では「日東駒専」と言えば中堅校であり、せめて日東駒専くらいは抑えておきたい、と言われていたラインですが、今やそうも言っていられません。

共通テストで8割近く取っている生徒が日東駒専レベルでも落ちてしまう、そんなことはザラです。

勿論、当日のコンディションなど、他の要因は排除してはいけない部分ではありますが、

大学ランクは目算で一つか二つ上げてようやく適正に?

大学ランクは今や、一つか二つ上げて考えてみて、ようやく適正なランクになるのではないかと思います。

一つか二つずつずらして

今まで :大東亜帝国 日東駒専  MARCH  早慶上智

            ↓     ↓     ↓

これから:      大東亜帝国 日東駒専  MARCH 早慶上智

 

このようなイメージで受験について考えていただきたいと思います。

 

より時期を早めた受験計画策定が求められる環境に

これまでの5年間で既に出来るだけ時期を早めての受験計画の策定が求められる環境になってきてはいましたが、今年はその傾向がより一層強まったと言えるでしょう。高校3年生から受験勉強を始めるようではもはや「遅い」です。

そんな悠長なことをやっていられる時代ではありません。

高校2年生から、もとい高校入学時から大学受験のことを考えて勉強していく必要があります。

勿論「逆転合格」は可能ですが、それを成し遂げるためには今までの「逆転合格」にかかっていた労力の2倍、3倍が必要になってきます。

大学受験未来予測~これからの受験はどうなる~

確実に指定校推薦枠をめぐる校内での戦いは激化する

このまま「大学受験」が安定するまでは3~4年かかることが予想されます。

普通に受験して望み薄なのであれば、当然「指定校推薦」に人が流れるでしょう。

となれば、確実に起きるのは「仁義なき戦い~指定校推薦校内抗争編~」です。

僅かな指定校推薦の枠を巡って校内での順位争いが起こるであろうことは日の目をみるより明らかです。

一般受験はさらに「狭き門」に

一般受験での大学合格はさらに「狭き門」になっています。

MARCHぐらい行ければいいや、はもはや通用しません。

並大抵の努力では日東駒専が関の山でしょう。今以上に真剣に勉強する必要がございます。

大学内での「二極化」が進行する可能性

これは大学入学後の話にはなってしまいますが、予想できるシナリオとして、大学内での「学力差」がより激しくなることが予想されます。

ここまでで、すでに内部進学&推薦入学組VS一般受験組での学力差が目についてきていたのですが、それがより一層の度合いを強めることでしょう。

 

まとめ:「大学全入時代」の終わり

近年は少子化に伴って「大学全入時代」が叫ばれてきた時代でしたが、もうこれも終わりでしょう。

大学全入時代こそ終われど、高卒での就職枠は限られている、厳しい時代になってしまいました。

何としても大学に行かねばならない、学歴が必要だ。

本来そんな風潮自体が打ち破られてこその「教育改革」なのですが、それは望めない状況です。

何か絶対的な才能や職能がないのであれば、大人しく勉強しなければならない、というのは辛くもありますが、逆に言えば、それが出来てしまえばあとはどうとでもなるということでもあります。

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