こんにちは!
日本初 授業をしない 武田塾北久里浜校です。
コロナ禍による首都圏大学受験回避、地元志向の増加、家計の現象による受験数の減少、
共通テスト開始に伴う超安全志向受験、共通テスト利用型入試による受験者の変動
などなど、昨今の受験生を取り巻く環境は大きく変化しています。
三浦半島からは首都圏大学を受験する場合、
例年であれば、朝一京急で1~2時間かけて移動するのが一般的でした。
ただし今年は、新型コロナウイルス感染予防のため、満員電車を回避し大学近くのホテルで前泊して受験に備える!という声も武田塾生からも聞こえてきます。
ということで今回は、
前泊と朝一京急の長所と短所をまとめてみたいと思います!
前泊を検討している人は、是非こちらのブログを参考にしてみてくださいね!
前泊
ぜん‐ぱく【前泊】 の解説
[名](スル)用事がある日の前日に現地へ行き、宿泊すること。まえはく。⇔後泊。
引用:goo国語辞書
まずは前泊の長所と短所を見ていきましょう!
前泊の長所
【1】移動時間を大幅に短縮できる
一番の長所は、移動時間短縮です。
受験会場は受験方式・受験番号によって変わりますが、首都圏での受験の場合、以下の所要時間になります。
例)明治大学へ行く場合の乗り換え例と所要時間
北久里浜-(京浜急行)→品川-(上野東京ライン)→東京-(中央線)→お茶の水
所要時間:1時間25分~1時間35分
例)早稲田大学へ行く場合の乗り換え例と所要時間
北久里浜-(京浜急行)→品川-(上野東京ライン)→東京-(中央線)→お茶の水
所要時間:1時間40分~1時間50分
往復で3時間~4時間の電車移動。これを、2月前半に受験校数分行います。
もちろん、駅からキャンパスまでの所要時間を無視していますから、実際にかかる時間はさらに長くなります。
起きる時間は恐ろしく早くなりそうですね。
前泊ならば、前日に移動の大部分を済ませてしまいますから、試験当日の移動は最低限に抑えることができます。
【2】悪天候に強い
私大受験は2月前半に集中していますが、この時期は、降雪の可能性があります。
幸いなことに気象庁の冬の天候の見通しによると、今年の気温や積雪量は平年並みとのことです。
ですが、少量の降雪でもすぐにマヒしてしまうくらい、関東圏の交通機関は脆弱です。
そんな中、徒歩圏内やタクシー圏内に宿泊できる安心感が受験生のメンタル面に与える影響は計り知れません。
【3】GOTOキャンペーンが使える
受験のための宿泊は、GOTOキャンペーンの適用が可能です!
GOTOキャンペーンのおかげで例年よりも前泊を選択肢として選びやすくなっています。
以下、観光庁HPより引用です。
Q60 受験のために旅館・ホテルに宿泊したいのですが、支援の対象になるのでしょうか。
A 本事業においては、ビジネス目的での利用を除き、「宿泊」単体又は「宿泊+交通」の旅行
商品を支援の対象としております。一方で、「宿泊+α(商品やサービス)」又は「宿泊+
交通+α(商品やサービス)」の旅行商品の場合には、「α(商品やサービス)」の部分に
ついて、下記の基準・考え方に照らし、本事業の支援の対象として適切であると認めるか
否かを社会通念上の観点も含めて総合的に判断することとしております。(旅行者の目的
によらず、旅行商品の性質で判断します。)
① 観光を主たる目的としていること
② 感染拡大防止の観点から問題ないこと
③ 旅行商品に含まれる商品やサービスの価額が通常の宿泊料金の水準を超えないこ
と
④ 旅行者自身が旅行期間中に購入又は利用するものであること
なお、「α(商品やサービス)」の部分が本事業の支援の対象外と判断された場合であっ
ても、「宿泊」又は「宿泊+交通」の部分が「α(商品やサービス)」の部分と明確に切り分
けて販売されていれば、当該「宿泊+交通」部分は本事業の支援の対象とします。
<例>
・受験を目的として、ホテル・旅館を予約した。
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→「宿泊」のみであるため、当該ホテル・旅館が本事業の登録事業者であれば支援の対象
となります。
引用:観光庁HP(https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001368457.pdf)
前泊の短所
【1】枕が違うと眠れない
「あの子は全然緊張しない子だ」とどれだけ近所で評判だったとしても、
受験前日は緊張で寝付けないものです。
さらに「知らない土地」で、「一人」で、「いつもと違う寝具」で寝るともなれば猶更です。
【2】寝坊の危険性あり
移動時間が短いため、普段通りの起床時間で十分間に合うと思いますが、普段と違い、誰かに起してもらうことが出来ません。
特に、土日は起床時間が遅くなる人や、夜型の生活リズムの人は注意が必要です。
・朝は自分で起きる ・受験当日と同じ生活リズムで過ごす |
これらを意識して残りの日数を過ごしましょう。
あるいは、保護者と宿泊するのも一つの手です。
※イビキ・歯ぎしりなどで寝られない問題が新たに発生する可能性も・・・
【3】直前期になると予約が取れない恐れがある。
地方の受験生が首都圏の大学を受験する場合、必然的に前泊になります。
ですから全学部日程の前日などは特に予約が取りづらいことが予想されます。
例えば「荒天が予想されるから、朝一京急ではなく前泊にしよう」と思い予約を取ろうとしても、直前期は難しいかもしれません。
そんな事態に陥らないためにも、あらかじめホテルの予約は取っておきましょう。
ちなみにアンケートによると、ある程度のホテルを12月までに予約で押さえるご家庭が大多数のようです。
ホテルを選ぶポイント!
・立地条件 ・費用 ・机はあるか ・朝食付きか |
などを検討すると良いようです。
なお各旅行会社のHPには、受験生向けの宿泊プランが掲載されています。
あわせてご参考にご覧ください。
朝一京急の長所
【1】慣れた寝具で眠ることができる
枕が変わっただけで快眠出来なかった・・・!なんてことはザラにあります。
ましてや受験前日の緊張下なら、なおのことです。
睡眠の量や質と注意力の相関関係に関しては、様々な研究で指摘されています。
ですから、質の高い睡眠が得られるのであれば、それに越したことはありません。
【2】寝坊をしない
神奈川県で寮のある高校と言えば、
桐蔭学園(共学)と函嶺白百合学園(女子高)のみです。
つまりほとんどの受験生は、万が一の場合保護者に起こしてもらえます。
そういった安心感から、前泊組よりも快眠が得やすいのではないかと思います。
”絶対に寝坊のできない夜の睡眠の浅さ”は誰しもが経験があると思います。
夜型の生活リズムの人ほど、受験前日もすぐには寝付けず、朝早いため起きるのがツラくなりがちです。
【3】費用が安く上がる
北久里浜から都心へ向かうと、往復2000円~3000円ほどかかります。
それに対して2月前半のホテル宿泊の相場は、大人1名・朝夕食なしで5000円~(2020年11月6日現在。前述GOTOキャンペーンサイト調べ)程度です。
もちろん、安くて条件の良いホテルから予約は埋まっていきますから、直前期の相場は推して知るべしです。
受験料は1私大あたり平均3.5万円。これを一人当たり平均5~7校出願しますから、削れるところは削りたいところです。
朝一京急の短所
【1】移動時間が長い
前泊の長所【1】で確認しましたが、
受験会場によっては、往復最大4時間+αがかかります。
通勤ラッシュと重なることも多く、座れないことも考えられます。
試験会場に着いた時にはもうヘロヘロ・・・なんてことも。
さらに3蜜も避けるのは難しいため、余計なリスクも付きまといます。
時間が許せば、一度同じ時間帯の列車に乗って予行練習をしておくと良いかもしれません。
※横浜方面の高校に通っている受験生にとっては、普段の登校とさほど変わらないかもしれません。
※7時台の京急横浜方面行きに11月某日金曜に乗りましたが、椅子には座れないものの、立って乗っている人はまばらでした。そこまで満員電車ではありませんでした。
【2】運行の遅延が発生する可能性あり
列車の遅延自体は珍しいことではありませんし、遅延しても、大学に連絡すれば、大抵は配慮してもらえます。
(詳細は受験大学に確認してください!)
しかしイレギュラーな事態に遭遇すると、たとえ大丈夫だとわかっていても、やはり焦るものです。
Yahoo!知恵袋にこんな投稿がありました。
ID非公開さん
2018/1/25 7:42
大学入試に向かう最中なのですが、電車が遅延しています。 私鉄が遅延しています。この後乗るJRも遅延しているそうです。 私鉄とJRを使って試験会場に行くのですが遅延証明書は私鉄の方でも貰わないといけないですか? もらおうと思いますが、初めての大学受験で今凄くパニックです。
【引用】Yahoo!知恵袋 大学入試に向かう最中なのですが、電車が遅延しています
不意の事態に対処するためにも、
・大学の連絡先を事前にスマートフォンに登録しておく ・遅延を見越した余裕のある時間帯に出発する |
は意識しておきたいものです。
【3】乗り換えで失敗して遅刻する可能性あり
これは北久里浜の生徒の昨年の体験談ですが、
横浜駅で乗り換えた際に予定とは違う電車に乗ってしまい、受験会場に数分遅刻してしまったそうです。
もしも土地勘がない場合は、スマートフォンの乗り換え案内とは別に路線図も印刷しておくのが有効です。
ちなみに乗り換えアプリのオススメは、
ヤフー乗り換えアプリです。
検索結果が保存されることと、路線図と現在地から最寄りの駅への経路等も表示されるため、初めての土地でも安心して移動できます。
こちらに東京千葉神奈川の路線図のPDFがあります。
あとは、何番出口に出るのかの確認もしておきましょう。
結局どっちがおすすめ?
それぞれの長所と短所を見てきました。
ここからは、どちらを利用するべきか簡単にまとめていきたいと思います。
基本方針としては、
・どんなところでもぐっすり眠れる ・満員電車は不安 →前泊がオススメ |
または、
・家で寝ないとキツい ・安く済ませたい →朝一京急で移動がオススメ |
です。
もちろん、両方利用するパターンも視野に入れておきましょう。
※試験が2日連続の場合
自宅―(電車移動)→ 大学① ―(ホテル泊)→ 大学② ―(電車移動)→ 自宅
このようにすることで、移動時間を圧縮し、移動による疲労も抑えることができます。
まとめ
前泊と電車移動の長所短所をまとめてみました。
それぞれの項目を吟味して、皆さんの受験計画に合わせて柔軟に選んできましょう。
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