こんにちは!
日本初!授業をしない 武田塾北久里浜校です。
公式Twitterを更新していると、この時期は模試の個人成績表を公開している人を多く見ます。
皆さんも、模試の結果が続々と帰ってきている頃かと思いますが、正しく活用は出来ていますでしょうか。
今回は、個人成績表の活用方法をお話していこうと思います。
ダメな例
・判定(偏差・全体順位)を見て一喜一憂しているだけ
受験者の母集団も、難易度も、出題傾向も本番とは違う模試なので、A/B判定だったからと言って安心してはいられません。
逆に、D/E判定はかなり信頼のおける判定です。「今回はE判定だけど、本番は本気出す」などと甘いことを考えているようでは、合格はまず難しいでしょう。9月以降もD/E判定が続くようであれば、志望校を再考すべきです。
また、模試の判定は、遅いと1か月も前の学力での合格可能性です。結果を受け取るまでの間に、いくらでも学力は上下しているはずです。
結論:A判定/B判定はあてにならないが、D判定/E判定は信頼できる判定
武田塾の場合
ルートの段階到達度合いによって模試の判定も変わっていきます。
模試の判定は、順調に勉強を進められているかの一つの判断材料にします。
例)11月末までにルートが終わる程度のペースで勉強が進んでいる場合
日大ルートを突破していない段階でMARCH D~E判定 →妥当
MARCHルートに入った段階でMARCH B~D判定 →妥当
MARCHレベル段階突破テスト突破した状態でMARCH A~C判定 →妥当
こんなイメージです。
ルート通り進めていけば、最速最短で志望校に合格できる学力をつけることが出来る!
それが武田塾の参考書ルートです。
外部で受験した模試の個人成績表を塾に共有しない
自分ひとりで模試の個人成績表からすべきことが全部判断できて、なおかつ後悔しないぞって人は、塾に模試結果を伝えなくてもいいと思います。
それが難しくて出来ないから塾に通っているんだ!という人は、必ず塾に個人成績表を持っていきましょう。
きっと塾の先生から、今後の勉強に関して具体的なアドバイスがもらえると思います。
何もアドバイスがなかったら、武田塾北久里浜校に受験相談に来てくださいね。
武田塾の場合
武田塾北久里浜校ならば、
個人成績表を見ながら特訓を行い、
「何が足りていないのかの確認」
「次回の模試までの目標設定」
「必要な参考書の決定」
「それを踏まえた1日ごとの宿題設定」
等を行います。
じゃあ個人成績表を受け取ったら何したらいいの?
既に書いてしまいましたが、
「何が足りていないのかの確認」
「次回の模試までの目標設定」
「必要な参考書の決定」
「それを踏まえた1日ごとの宿題設定」
これらを具体的に決めましょう。
英単語を例に、考えていきます。
何が足りていないのかの確認
共通テストは全問が英語長文の問題です。
受験生はよく「長文が出来なかった」と言いますが、何が原因でできなかったのかは百人百様です。
原因としてよく上がるのは
・単語/熟語の暗記が不十分で知らない語がたくさん出てきた
・文法が不十分で訳せない文がいくつもあった
・構文解釈が足りていないため、正確に訳せず間違えた
・読むスピードが遅く、時間が足りない
・スキャニングが出来ず、根拠となる部分を探すのにメチャクチャ時間がかかる
など。
それぞれに対応方法はありますが、文量の関係で割愛します。
次回の模試までの目標設定
目標が決まらなければ、目標に達するための方法や手段も決まりません。
出来る限り具体的な数値目標を決めましょう。
SMARTの法則
目標決定方法で有名なのがSMARTです。
ご存じの方も多いと思いますが、紹介します。
- Specific(目標が具体的か)
- Measurable(設定した目標は測定可能か)
- Achievable(現実的に達成可能か)
- Result-oriented(達成したい成果に基づいた目標であるか?)
- Time-Related(期限が設定されているか)
よく、「具体的に対策を考えていきましょう」と言われることがあると思いますが、具体的というのは、例えばこのSMARTの法則に則ったもののことを言います。
模試結果からの目標設定は、得点や偏差値、次回の模試や受験当日までの日数等、数値目標が決めやすいですね。
数値目標であれば、達成できたかどうかの確認がとてもしやすいです。
頑張る!とか点数を上げる!とか、漠然とした目標を掲げている人は今すぐ改めましょう。
必要な参考書の決定
目標が決まったら、次にどの参考書を使うか考えます。
基本は今ある参考書を使いましょう。
大学別・出題形式別の参考書が必要であれば、適切なモノを選びましょう。
逆転合格ドットコムの参考書紹介のページリンクを用意したので、必要な人はご覧ください。
目標を踏まえた1日ごとの宿題設定
例えば、単語が弱くて長文が読めなかった人が、次の模擬試験までにターゲット1900を1冊完璧にする!と目標を立てたとしましょう。
早速机に向かったとして、さあ暗記だ!となったとき、一日何単語覚えましょうか?
人間は忘れる生き物、復習はいつやりますか?
ここで大事になってくるのが1日ごとの宿題設定です。
例えば、武田塾推奨は1日100単語です。
4日間で400単語を覚えたら、2日は総復習の日にします。
このように「6日で400単語」を1セットにして、単語帳の語数に合わせてセット数を決めます。
もちろん、目標達成期限に合わせて1日当たりの単語数は変えてもらっても構いません。
こうやって、大きな目標を決めたら、それを達成するために小さな目標を決める。目標達成期限から逆算して一日の勉強量を決める。
これが出来れば、模試を受けた意味がようやく出てきます。
もしも、部活や冠婚葬祭、体調不良で予定に狂いが出てしまったら、都度予定を修正していきましょう。
まとめ
模試はあなたの実力を客観的に評価してくれるため、自分の弱点や長所を見つけるために非常に有用です。
今まで模試を受けたことがなかった人、模試結果は判定しか見ていなかった人、いませんか?
志望校に合格する人たちって、このブログに書いた事、当たり前のようにやっているんです。
「そんなの難しいです!」て声が聞こえてきそうですが、だからこそ有名大学の偏差値は高いんです。
まだ間に合います!模試が返却されたら、あまり時間をかけず適切に目標設定してきましょう!
自力では学習管理するのが難しいよって人は、武田塾の無料受験相談にお越しください。