皆さん、こんにちは!岸和田 塾といえば!武田塾! 武田塾岸和田校の豊島です!
今日は受験期の親子関係についてお話ししたいと思います。私も塾で3者面談を行うのですが、生徒様と保護者様の関係がご家庭によって様々で有り、うまく支え合っている方もいれば、お互いに思うことが有りギスギスしてしまっている方も見受けられます。
子供側が思っていること、親側が思っていること。
この時期になると話す機会も減ってしまいがちです。
親側からの目線では想いがうまく伝わらない、なにを考えているかわからない、どう接していいかわからない等。
子供側からは全然わかってくれない、ほっといて欲しい、やる気をなくすことを言ってきて邪魔をしてくる等。
本当に伝えたいことが伝わらず悪い面ばかりに目が行き、お互いがお互いにマイナスの結果をもたらすこともあります。
今日は少しでもお互いがプラスに働くように私の目線での話しも多々ありますが少しでも参考になればともいますので是非ご覧ください!
それではどうぞ!
受験期の距離間
大学受験となると子供の年齢も18歳。精神的にも自立していてどう関わっていくべきか、高校受験と同じように接していても当時のようには行かず、よかれと思って伝えたことでもうまく伝わらず親子げんかに発展することも少なくありません。
また、大学受験自体が制度が複雑で下手に口出しをしづらいと感じている親御さんも多いのでは無いでしょうか?
言わなければやらない、でもあまり口出ししない方が良いのでは無いか?口出ししてしまうとまた言い合いになってしまうかも、かといって何も言わなくて本当に大丈夫なのか?など悩みはつきません、、、
ではどのような距離間で接するのがベストなのでしょう?
放置する方がいい?できるだけサポートをする方がいい?
ある程度自分で考えて行動できる年齢だからこその距離間、お子様の性格によってもそれぞれではありますが放置と口出ししすぎは禁物です。
ベストな関係を一言でまとめるなら「子供が悩んでいるとき、相談したい時に対等に相談できる関係」がベストなように思えます。
親は「ほどよい距離間」でサポート
お子様が話したいときに相談できる関係が一番お互いにプラスに働きます。
言いたいことができた場合でも叱るのでは無く、最近の状況を聞いてあげ、何がダメだったのか一緒に考えてあげる。どうするべきなのかをお子さん自身に答えを出させる。悩んでいる場合はこうしてみるのは?とアドバイスをしてあげる。といった気持ちで接してあげるのが一番気持ちが伝わる方法だと私は思います。
子供と言っても、もう18歳の年。自分で勉強のスケジュールや志望校など管理できる年齢です。
また大学受験はやらされて受けるものでもありません。
自分の人生を大きく左右する選択にもなります。自分の意思でしっかりとこの大学に行きたい!という気持ちをもって勉強に挑んでもらう必要が有りますし、できればその気持ちに持っていく声がけができればベストです。
よくある親御さんのこれはまずいと私が思う考え方があるのですが、それは「お子様に対して決めつけで話してしまう」という点があります。
「昔からずっとこう」、「こういう性格だから今回も」、「~~と言ってもどうせ」、「やっていないから結果が悪い」など
これはお子様のことをずっと見てきているので正しい場合もありますがマイナスに働く一番の原因になります。
たとえそれが正論だったとしてもこの表現は避けた方が良いかと思います。
お子様の気持ちとしてこれを言われてしまうと「親は何もわかっていない」「またそうやって決めつけてくる」、「事実と違う事を言われてやる気がなくなった」、「どうせわかってないから何言われても適当に答えよう」など、、、ほとんどがマイナスの方向に行きます。
思うことがあっても必ずお子様の意見をまず聞く。決めつけるのではなく、その面をアドバイスに変えて伝えてあげるのが良いかもしれません。(〇〇の面があるからこうするのはどう??といった感じで)←こちらも〇〇しなさいと言ってしまうのはNG。
子供が些細なことでも相談できる雰囲気作り、思うことがあっても実際はそれでいいのかを説教ではなく相談ベースで話しをしていく。こどもから引き出していく。それくらいの距離間で接することができればと思います。
次に逆のパターン、無関心すぎる事にも要注意です。
このブログを見ている方であれば少数派かもしれませんがもし高校生で親御さんがこのパターンに当てはまる場合は見てもらう方が良いかもしれません。
大学受験に関しての知識が全くなかったり、また親御さんの当時の大学受験の感覚で話してしまうのもNGです。
この場合的外れな話しをしてしまったり、結果的に何も知らないのに口出ししないで!と子供に思われてしまう可能性もあります。
親が受験に対しての知識が無い、感覚がずれていてストレスと感じる高校生もよく聞きます、、、その場合子供としては「何も知らないのに偉そうに!」、「親の言うことは参考にならないから適当に聞き流しておこう」とマイナスに働く場合があります。
ここでなにも受験方式や受験の傾向など専門的な知識を身につけておくということではありません。
最低限の知識、例えば大学の場所や受験日、大学のレベル(通っている高校に対しての大学のレベル)、学費や受験料などの基本的な知識は親御さんも調べておく必要が有ります。
この知識は単にお子さんのやる気の話しだけでは無く、実際に受験する、通うとなったときに交通の便や金銭面で家計に関わってきたりもしますし、受験料の支払いも平日の早い時間に対応が必要で子供は学校で対応できず親御さんにお願いする必要があったりと、知識が訳に立つ場面も多々あります。
また大学のレベルを見ておくのもお子様と接するにあたり大切です。
大学受験を経験した親御さんであれば当時の記憶をたどりに話してしまう場合がありますが大学の順序などは少し変化している場合もあります。
また高校のレベルから考えてその大学はどうなのかという基準も大切です。過度な期待やこれくらい合格するだろうと憶測で話しをしてしまうとプレッシャーを与えてしまう場合もあります。
ある程度の知識を身につけて置くことは子供へのアドバイスの質はもちろん、受験進学の際にご家庭として知っておくべき情報もあるので無関心すぎることも要注意です。
実際私の両親も受験に対しては無関心なタイプでした。当時センター試験当日、試験は土日に行われるのですが、朝試験に向かおうと家を出ようとしたときにお母さんに「あんた!こんな早い時間からどこ行くの!」と強い口調で言われた時は受験の日程も知らないのか、頑張っての一言くらいかけて欲しかったな、、、と悲しい気持ちで家を出たのを今でも覚えています。
無関心過ぎず、過度に口出ししすぎず、話したいときに相談ができ親との会話を一息つける時間にして支えてあげれると理想の関係なのかなと私は思います。
受験生は知ろう!親の気持ち
次は高校生に向けて!
親との関係はどうですか?しっかりと自分の考えを感情的にならず話すことはできていますか?
勉強しているところは見てないのに休憩してるときに限って口出しされる!、受験のこと何もわかっていない!自分は頑張っているけどなかなか点数に表れず頑張っているのに点数だけ見て怒られる、、、、
なんてことはありませんか?
親がかけてくれる言葉の根本の原因を考えてみてください。薄々わかっているとは思いますが、すべては受験に合格して困って欲しくない。受験がうまくいって欲しいという感情から来ている言葉だと思います。
ただそれがタイミングが悪かったり、親御さんの言い方で素直に受け取れなかったり、、、
これらの原因のほとんどは親子の会話不足に原因があると思っています。
表面で見える部分で思うことが有り指摘をする。それを聞いてそんなこと無いと内心で思い反発する。
親御さんからかけてもらう言葉が的外れだと感じている人はしっかりと自分の事を話していますか?
どのくらい勉強しているか、そのやった内容を目に見える形でみてもらってますか?
できなかったところがあればその理由を感情的にならず相談してますか?
実は親御さんもなんて声かけたら良いのか迷っているケースが多く、でも我が子だからついつい口出ししてしまうというのが現状です。誰も喧嘩したいから言うというケースはありません!
ではどうせ言われるなら意味のある物にしたいですよね!怒られて気分が沈んで、なんてのはもったいないです。
そこで大事になってくるのがしっかりと自分の事を親に知ってもらうということです。
悩みもしっかり相談してください!できない理由があるときも一緒にどうしていくか考えてもらいましょう!
そうすればただ表面上だけをみて怒られるのでは無く、ちゃんと知った上で必要なアドバイスや相談という話しになり、自分の意識も高めることができる内容になるのではないでしょうか?
親御さんへの話しのところで書きましたが高校生の皆さんも同じ気をつけて欲しい事があります。
それは「決めつけで判断してしまう」と言うことです。
「どうせ言ってもわかってくれない」「何をやっても意味が無い」と決めつけて話しから逃げてしまうと何の進展もありません。
まずは自分の今の状態を知ってもらう。その上で悩みも聞いてもらう。お互いがプラスになるように意識して会話をする。
これはすごく大事です!
どうしてもうまくいかない場合
とはいってももう今更そんなことできないという人もいるかもしれません。
何事もきっかけが無いと難しいですよね、、、
多くの場合はお互いの決めつけによる会話不足が大きな原因だと私は考えていますが、急に話してみようと思っても恥ずかしかったりいざ話してみると感情的になってしまい会話ができないという場合もあります。
そういう場合はどうすれば良いか、まずはこの記事を見ていない子供または親御さんにこの記事を見せてみてください。
この記事を見せることでもちろん書いてもらった内容を共通認識として話しを進めることができるという面もありますが、もう一つ大事なのはもっと良い関係になりたいという意思があるという事を伝えることができるからです。
恥ずかしい部分はありますがお互いに歩み寄る必要が有ります。この記事を見せることで親御さんとしてもっと支える関係になりたい、子供としてもっと自分を知って相談できる関係になりたいという意思表示にもなると思います。
そしてそれでもうまくいかな場合は実は塾に第三者になってもらうという手があります。
正直これは教室の先生の力量にもよるのですが、間に人が入ることで感情的になる部分が抑えられまた第三者に代弁してもらい本当の意図を伝えることができたりもします。
私も面談をしていて、志望校の決定で親子で意見が合わない方がいたのですが、よくよく話しを聞いてみると、子供はなぜそこに行きたいのかしっかりとした理由を伝えれていなかった。親御さんはその理由を知らずたいした理由もないなら家から通える大学でも良いのになんで?といって話しがずっと平行線になっている事がありました。
私が間に入り各々の考えている部分を伝えると話しが進み始め最終的にはお互いが納得できる新たな選択肢が見つかり解決したという事もありました。
また勉強している姿が見えないという部分も生活の中で仕方が無い部分もありますが、例えば私の教室では自習室の利用時間の集計をしているので実際はどれくらい勉強しているかや毎週テストもあるのでその出来具合で数字の面での勉強度合いが見れたり、1~2ヶ月に1度はお電話にて現状の報告もしており子供のことを知るという部分のサポートもしております。
そんな感じで第三者に入ってもらいできれば受験のことなので塾の先生や学校の先生などに間に入ってもらうのも1つの手です。
まとめ
今回は受験期の親子の距離間について話をしました。
かなり長くなってしまったのですが、「ほどよい距離で接する」というのが一番です。
お互いがプラスに働くように相談したいときに話せる、親子で話す時間が息抜きになるような関係であれば理想です。
また決めつけるというのはお互いにマイナスの面しかないということも今回大事なことだと思います。
しっかりと情報を共有して憶測で決めつけずお互いをしっかり知った上で会話することが良い関係性、お互いプラスに働く関係なのでは無いでしょうか?
武田塾では勉強、受験、大学についての相談をお待ちしています。
武田塾岸和田校では今日話した第三者の役割はもちろん。勉強の相談も是非お待ちしております!
すこしでも武田塾の方法が気になる!知りたい!と思った方!
勉強に関してもっと誰かに相談したいことがある!
また今回の話しにもあった親子ではなかなかうまくいかない。
そんな方は是非、武田塾の無料受験相談をご利用ください。
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