皆さん、こんにちは。
武田塾岸和田校です!
学生の皆さんは春休みに差し掛かってきた頃ではないでしょうか?
中学生、高校生の時の春休みなんてせいぜい2週間程度しかなく
長期休暇と呼ぶにはあまりに短い休みですよね。
それに部活動に参加していると余計に、休みというほどゆっくりできないですよね。
しかし、大学では春休みはかなり長いです。
私の通っている大学では、ほぼ3カ月間まるまる春休みです。
羨ましいと思われるかもしれませんが、思っている以上にすることがありません。
さらに、コロナ禍という事もあり遠方に出かけるのも憚られるので、余計にです。
そんなこんなで、私は本と触れ合う時間が増えました。
皆さんは読書をしますか?
漫画ではなく小説や評論文のようなものです。
受験生の方は特に読書をすることをおすすめします。
読書通じて、現代文における読解力や思考力、語彙力が得られるからです。
今回は、現代文の読み方のコツについてお話します。
特に皆さんが嫌いな評論文についてです。
それでは、最後までお付き合いください!
はじめに
皆さん現代文は得意ですか?
現代文の中にも、色々なジャンルがありますよね。
かなりざっくり別けると、2つのジャンルがあります。
小説と評論文です。
あくまでもかなりざっくりとしてます。細かく見るともっと細分化できます。
そんな2つのジャンルで特に厄介なのが評論文です。
ただでさえ難しい内容をもっと難しく言葉を用いて評論しています。
読み手からすると、興味のない難しい話を長々と難しい言葉で話されているので
かなり頭は混乱します。
しかし、実際のところ、評論文はコツをつかめば結構簡単に読解することが出来ます。
それに大抵の受験生が苦手な分野なので、周りと差をつけることが可能なのです。
ということで今回は評論文の解き方のコツを4つ紹介したいと思います。
では、始めいきましょう!
①頭を働かせながら文章を読む
評論文の文章をただ何となく読んでいるだけ、なんてことはありませんか?
前述したように、内容も難しく理解が難しい文章が多いです。
それに、興味がない内容の文章だったりすると、集中力が続きませんよね。
気づけば、文字を目で追っているだけになっていませんか?
しかし、それでは読解と言いません。ただ言葉の羅列を眺めているだけです。
もちろん、そういう読み方では点数は伸びません。
意識して欲しいのは、当然のことながら
「この文章の著者は何が言いたいのか。」ということを常に考えながら文章を読むことです。
まず、「筆者は、何のことについて論じたいのか。」ということを冒頭でしっかりと掴む必要があります。
そして、「それを論じるためにどんな事象を取り上げ、どんな例を持ち出しているか。」
「どんなことを対比しているのか、どんな言い換えをしているのか。」
これらを見つけながら読み進めていきましょう。
それらを意識して読み進めた先に「この文章の著者は何が言いたいのか。」の答えがあります。
一気に冒頭から全ての内容を読むのではなく、冒頭を読んで、一旦全体の概要を把握。
次の段落を読んで、内容を把握。
このように、とにかく確認しながら、内容を掴みながら、頭を働かせながら読むのが大事です。
ただただ読んでるだけでは何も頭に入ってきません。
文章を読みながら頭の中で少しでも内容を整理していることと、
何も考えず読んでいるのとでは、問題へのアプローチの仕方が全然違います。
②手を動かしながら読む
あとで問題を解くときや、内容を見返す時に、重要な内容がすぐにわかるようにしておきましょう。
では、どうすればいいのか。
それは本文を読んでいるときに線を引いたり、色を付けたり、印をつけるなどして必ず手を動かすことです。
「だが」「しかし」「一方で」「さらに」「つまり」「このように」などの
接続詞の前後にはかなり重要なヒントが隠れています。
また、「この」「その」「あの」といった指示詞にも印をつけていってください。
その指示詞が文中の具体的にどの内容を指しているのか、ということを
明確に示しておくことで、内容の理解度はグッと高まります。
その際に注意すべき事は接続詞には傍線、指示詞は波線で引くなどの
自分なりのルールを作っておくことです。
そうすれば、見直すときに目印にもなりますし、内容をすぐに思い出すことが出来ます。
適当に成り行きで線を引いてしまうと、あとから見返したときに見づらくなってしまいます。
そうならないように、自分の中でルールをしっかりと決めて、すぐに見分けがつくようにしていくことが大切です!
③分からない用語はその都度調べる
前述したように、評論文では難しい言葉が文中にかなり存在します。
しかし、文章を読む上で言葉の意味が分からないというのは非常にまずいです。
そういった語彙の不足はその都度、補完していきましょう。
分からない言葉を分からないままにするのが問題であり、
分からない言葉は存在することは何ら問題ありません。
大事なのはその都度辞書で調べるということです。
これを習慣化し、もはや癖の領域まで持っていきましょう。
試験本番で、知らない言葉だらけになることを未然に防ぎましょう。
④参考書の解説はしっかり読む。
現代文の問題を解いたあとは、解説文をしっかり読みましょう。
参考書によって、見やすさや理解のしやすさは千差万別ですが、
全ての参考書で共通して、解答までの文章の読み方が説明されています。
文章のどの部分がキーワードで、そのキーワードがどこの言い換えになっているのか
これらの解法の手順がかなり丁寧に書かれています。
それらを丁寧に読むことで、問題の解き方を身につけることが出来ます。
そして、身についた能力を糧に、勉強を続けることで
少しずつ評論の点数も上がっていきます。
参考書の解説を丁寧に読み込むことが文章読解のカギとなります。
まとめ
何事においてもそうですが、ただ漠然と取り組んでいるだけでは意味がありません。
現代文も同じで、ただ漠然と読んでいるだけでは内容を理解できません。
常に頭と手を使って考えなければなりません。
それに、評論文は内容こそ難しいですが、理解出来れば面白い内容のものが多いです。
現代文は、本当は面白い文章がほとんどなのです。
大事なのは、どれだけ丁寧に理解しようとするかです。
読解力さえしっかり身につけば、楽しい教科になること間違いなしです。
それに、現代文は問題だけでなく、普段から本を読むことでも
成長していきます。
勉強の合間に読書は以下かがでしょうか?
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