みなさん、こんにちは!
武田塾岸和田校です。
いきなりですが、皆さんは勉強の息抜きに何をしていますか?
好きな音楽を聴く、ランニングなどの運動をする、趣味に没頭するなど人によって様々だと思います。
人間、勉強ばかりでは息が詰まってしまいますよね。
適度の休憩を挟むことが大事です。
そこで、携帯をずっと触るのではなく、気分転換できる何かをすることを心掛けて下さい。
勉強中の携帯には、とてつもない魔力があります。
極力、触らないようにしましょう。
さて、話は本題に移ります。
皆さんは読書をしていますか?
もちろん、漫画やライトノベルというのも最高のコンテンツではありますが、ここでの読書とは小説のことです!
ではなぜ、今回私が皆さんに読書の習慣をつけることを勧めているのかというと、読書をすることで得られるメリットの数はかなり多いです。
実際、私は勉強の合間の息抜きに本を読んでいました。
今回は読書をすることで得られるメリットを4つ紹介しようと思います。
そして、最後に、私がおすすめの本を3冊紹介します!
①色々な話題に対応できるようになる
本を読むということは、自分の知らない世界に触れるということです。
ファンタジーの世界はもちろん。物理学の世界や、心理学、生物学に環境問。そしてかつての日本(戦時中や江戸時代)についての小説など、本が私たちに見せてくれる世界に限界はありません。
本を読むことによって得られる知識の量は際限なく広がっています。
例えば、その本のトピックが環境問題だったとしたら、その本を読むことでそのことについての知識を得ることができます。
様々なトピックの本を読むことで、多くの知識や情報について知ることができます。
知識の多さは自分の話せる話題の多さへとつながります。
この培った知識というのは、日常生活にも将来の自分にもプラスになります。
②国語力や語彙力が伸びる
こんなことは周知の事実だと思いますが、かなり大事なことなのです。
わたしの経験上、現代文が得意な人の大半は読んできた本の数が多いです。
先にも書いたように、本を読むということは自分の知らない世界に触れることなのです。
すなわち、自分の今まで知らなかった日本語の言い回しや表現技法も知ることができるのです。
これらが見出しにある、国語力と語彙力です。
人と話すとき、目上の人と話すときにこれらの十分な能力があるのとないのとでは印象がかなり変わってきます。
使える語彙が増えるとより論理的に相手に自分の伝えたいことを伝えることができます。
③ 文章を書く力が養われる
文章を書く力は実際に書いてみないと向上はしませんが、読むことでもその能力を鍛えることができます。
では、どういう場面で文章を書く力が必要なのか。
それは、自己PR文を書くときや現代文などの筆記試験です。
これらの場面で評価される文章というのは、しっかりとした内容であること。そして、日本語を本来の意味通り使えていることが最低条件です。
前者は何とかなるとしても、後者の日本語を意味通り使うというのは中々に難しいです。
ですが、これは②で書いたように本を読むことで得た語彙が役立ちます。
すなわち、読書をすることで得られるメリットは全てつながっているのです。
④想像力が高まる
本というのは活字が集合してできているので、テレビのような情景が目の前に映し出されることはありません。
なので、本を読むということは自分の頭の中で情景を思い浮かべなければなりません。
小説をたくさん読むことで、この能力が養われ、爆発的に成長します。
想像力が伸びることで、小説の内容の理解度というのはかなり変わってきます。
これはもちろん、現代文や英語の文章読解の際に大きな力を発揮します。
おすすめの小説
ここまで本を読むことで得られる4つのメリットを紹介しました。
しかし、どれもこれも受験勉強に絡めてしまい、堅苦しい内容となってしまいました。
塾講師の悪いところです。
ですが、これから私が紹介する4冊の本は、私が今まで読んできた本の中で、単純に皆さんにも読んで欲しい3冊です。
ですので、ここからは受験や勉強のことを忘れて、楽な気持ちで読み進めてください。
そして、3冊ともジャンルの異なる本をピックアップしました。
それでは、紹介していきます!
おすすめの本①:『国盗り物語』 作.司馬遼太郎
この本のジャンルは歴史小説です。
歴史小説は、実勢の史実を元にある年代やある人物に当てて描かれる作品です。
作者はかの有名な司馬遼太郎さんです。
司馬遼太郎は歴史小説を主に書く小説家です。
司馬遼太郎作品は今まで、映画やドラマにもなっています。
この作品の簡単な内容は、油売りの商人から身を起こし、美濃国の国主となった斎藤道三と、隣国の尾張で覇権を握っていた、破天荒且つ天才的な知略の持ち主の織田信長、この両者を描いた作品です。
内容は勿論、史実に基づいているため、読み進めていくうちに歴史の知識も補完されていきます。
非常に面白い作品となっているので、是非一度、手に取ってみて下さい。
おすすめの本②:ナナメの夕暮れ 作.若林正恭
この作品、小説というよりもエッセイ作品となっています。
小説の種類に分類わけするなら、ノンフィクション小説になります。
作者は、お笑いコンビ オードリーの若林正恭さんです。
知らない人は少ないのではないでしょうか。
この作品は、若林正恭さんの根暗な部分、物事を斜に構えて見てしまう部分、そして、世の中の生きづらさを赤裸々に書き記してある作品です。
私は正直、この作品に共感できる点が非常に多く。
何度も、大きく頷きながら読んでいました。
モヤモヤした気持ちはあるが、それを共感してもらえない方。
自分のネガティブな面を言語化できない方は、共感すること間違いなしです。
若林正恭さんは他にも、『社会人大学人見知り学部卒業見込み』という本も出版しています。
こちらも非常に面白いので、是非、読んでみて下さい!
おすすめの本③:スマホ脳 作.アンディッシュ・ハンセン
この作品は評論です。
そのため、内容がやや堅苦しく、専門的な話も書かれているため、苦手な方もいるかもしれません。
作者はアンディッシュ・ハンセンさんです。
彼は小説家という訳ではなく、精神科医として働いています。
この本自体は、日本人の久山葉子さんが翻訳しているため、日本語で読むことが出来ます。
内容は、スマホ社会で生きる我々への警鐘です。
私自身、この本を読んで色々とスマホやネットとの向き合い方を考えさせるました。
それに、作者が精神科医の先生という事もあり、内容に説得力があり。
結論に対しての根拠が理路整然と述べられています。
そのため、難しい内容でも容易に理解することが出来ます。
この本から、スマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実を知ることが出来ます。
読むのに、少し時間がかかってしまいますので、長期にわたってあなたのお供になること間違いなしです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
本を読むことで、得られるメリットは十分に伝わったと思います。
本は簡単に持ち運ぶことができ、いつでも、どこでも私たちを別の世界に飛び込ませてくれます。
そして、いつでも、どこでも新たな価値観に触れることが出来ます。
本が人間に与える可能性は無限大です。
本を読む機会が減ってきている今だからこそ、本を読む習慣をつけましょう。
そして、もし良ければ私が紹介した本を手に取ってみて下さい。
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