こんにちは！
偏差値３０台・E判定からの逆転合格が専門
大学受験予備校・個別指導塾
武田塾錦糸町校の黒岩です。
今年も残り２か月ですね。
過去問や共通対策だけでなく、躓いたら基礎に戻って勉強しなおしましょう。
どうすれば速く英文を読めるのか
もう１１月なのに全然長文が速く読めなくて焦っている受験生は多いと思います。
そこで今回はどうすれば速読力が向上するのか、
私の経験をもとにお伝えしようと思います。
私も元々英語が全然できませんでしたが、
あることを毎日続けたことによって劇的に読むスピードが上がりました。
それを伝えるまえにまず受験生に確認してほしいのは、
しっかり基礎ができているか？ということです。
つまり
語句（単語や熟語、語法）、文法、構文
をしっかり理解しているかについてです。
長文はこの３つを抑えていなければ速く読みにくいので、
ここがまだ不完全な人はまずこの３つを復習してください！
特に構文はレベルがあがるほど重要なので
svocぐらいはすぐに見分けられるようにしましょう。
大切なのは音読
受験生時代まったく英語ができなかった私が、
得意なレベルまでもっていけた一番の要因は音読にあります。
まず語学は基本的に会話をすることで成り立っているので、
実際に文字を声に出すことが非常に大切です。
日本人が日本語を流暢に操ることができるのは、
幼いころから日本語を喋り続けているからであり、
英語もまた同様で文字だけを見ていては一向に速く読めるようにはなりません。
なので速く英文を読めない受験生はこれから毎日音読をすることを心がけましょう。
具体的な勉強方法は？
では、実際ただ読むだけでいいのかというとそうでもありません。
速く読むためには構文と和訳を意識しましょう。
例として私がやっていた方法を紹介します。
私は
「やっておきたい英語長文３００」や「ハイパートレーニング」
の長文をまずCDがついているものは音声を聞くようにしていました。
（やっておきたいはCDがついていません）
このときに必ず正しい発音アクセントを頭に叩き込みます。
間違った音はリスニングにも影響するのでこの段階で矯正しましょう。
そしてCDを聞き終われば実際に２．３回構文を意識しながら読んでいきます。
この時前から文章を読みつつ頭のなかでSVOCを見分けていきます。
構文が完全に理解できれば、
あとは７～１２回ほど英文を読みながら同時和訳をする練習をします。
この時必ず前から同時に訳するようにしましょう。
本番では時間との勝負なので前から読みつつ筆者の意図を理解ししてください。
英語は後ろから読まなくても理解できるようになっているので安心して大丈夫です。
（あくまで私がやっていた方法です。
音読の回数は有名な講師たちが言っているように１長文につき最低１０回が目安です）
本文のどこが重要かわからない人はパラグラフリーディングの勉強をしてみてください。
結果を出すには時間がかかる
私は２年生の１２月ごろから音読を始め、
２年生の３月の駿台模試では２００点中６０点ぐらいしか取れませんでしたが、
３年生の５月の河合模試では１５０後半まで伸ばすことができました。
私は元々英語が嫌いだったので成果を出すのに半年近くかかりましたが、
以前教えていた塾生のなかには２，３か月で大きく成績を伸ばしていた人も何人かいます。
音読をし続けているとわかりますが、
受験英語は同じような話題で同じような構文しか使われないので、
慣れてくるとかなり速く読めるようになります。
もうすぐ冬に入り乾燥して喉も痛くなるので、
なるべく早くから音読をすることをお勧めします。
英語も言語なので１週間で結果が出ることはありませんが、
根気よく続ければそれなりに速く読めるようになるのであきらめず頑張りましょう！
今回はある程度一般的なケースを想定しましたが、
当然ながら受験生によって個別の状況が異なります。
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