【実践】「岡本梨奈の古文ポラリス1」の使い方を徹底解説！

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はじめに

こんにちは！武田塾吉祥寺校（0422-26-6451） です！

今回は「参考書の使い方シリーズ」、『岡本梨奈の古文ポラリス１』です！

古文単語と文法はだいたい頭に入って、古文の読み方・解き方も学んだら、実際の入試問題に挑戦してみましょう！いよいよ今までの基礎を実践に結びつける時です。

そのとき最初に取り組むべき問題集が『岡本梨奈の古文ポラリス1』です。

そんな『岡本梨奈の古文ポラリス１』のどこがいいのか、そして、どうやって勉強していくのが最適なのかなどを解説していきます！

岡本梨奈の古文ポラリス１の基本データ（構成・問題数など）

参考書の基本情報

使い方を解説する前に、参考書としての基本情報を紹介します。

・科目：古文

・出版社：KADOKAWA

・著者：岡本梨奈

・価格：１４００円＋税

・ルート内の立ち位置：日大レベル

・タイプ：実践演習用問題集

参考書の構成

続いては、参考書の構成を紹介します。

本書は解説が載っている本冊と問題が載っている別冊からなっています。

別冊の問題集は全１４回分の入試問題が掲載されており、出題大学は日本大学や東洋大学などです。

また文章の種類は物語や歌物語から、日記、評論、軍記物語まで幅広いです。

そのため古文の基礎知識を習得した受験生が、自分の力で最初に取り組む入試問題集として非常に使いやすい参考書です。

本冊の解説は、

・解答

・イントロダクション：本文の背景知識（文学史対策に有効！）

・本文解説：文章を読むときに何を意識するかを可視化

・重要語句・文法：重要な語彙と文法事項の復習

・論旨の展開：文章の趣旨を板書形式で箇条書き

・設問解説：一問ごとに難易度や正解へのプロセスを通した、解き方の体系化

という構成から成り立っています。

『岡本梨奈の古文ポラリス１』の使い方

ではここから、『岡本梨奈の古文ポラリス１』の使い方を紹介していきます！

本書は問題集でありながら「実力確認用」としてだけでなく、「実力養成用」として用いることが重要です。

そのため最初に演習目安時間内での解答を作ってください。これによって自分の実力を測りましょう。

その後、「答えを見る前に」時間無制限で読解を丁寧に行って、根拠を明確にしながら解答を作りましょう。

以上の二段階で自分の解答を作っていくことで、自分の課題が(1)演習量不足にあるのか、(2)そもそもの読解法、もしくは知識不足にあるのかが明確になります。それに応じてするべき復習や加える参考書が変わるので、端的に点数や結果に一喜一憂するのではなく、その結果までのプロセスを重視してください。

解答を読むときには、まずは現代語訳を読んで自分の読解がどの程度あっているかを確認すると良いでしょう。その中でもしも間違えている箇所があれば、文章読解の読み方をビジュアル化した本文解説の該当箇所を見てください。それを通して正しい読解に至るためのプロセスを確認してください。

次に設問解説では答えがあっているだけでは不十分です。なぜなら根拠までしっかりあっていないと、入試本番での得点に結びつかないからです。したがって間違えた問題だけでなく、正解した問題の解説にもきちんと目を通すようにしてください。

最後に問題に関係するところのみならず、今回の問題とは関係がないけれども重要な知識なども抑えるようにしましょう。例えばイントロダクションには文学史の知識がまとまっています。このような背景知識を踏まえると、文章がグッと読みやすくなるので、文学史が出題されない大学を志望の生徒もこの部分は読みましょう。

１週間の進め方

本書は参考書ではなく、問題集なので各人の力量や勉強時間に応じて

(1)1日１題ペース

(2)２日で１題ペース

で進めると良いでしょう。

この問題に取り組むときには、多くの演習量で問題に慣れていくよりも、現時点で自分に何が足りていないかを見定めることが目的の生徒が多いと思うので、丁寧な復習を行うことが必須です。

これを踏まえて、今の自分の力量や1日の古文に割ける時間などを加味して1週間に取り組む問題量を決めてください。

『岡本梨奈の古文ポラリス１』が終わったら・・・

ここまで、『岡本梨奈の古文ポラリス１』の使い方・進め方を解説してきましたが、ここからは、次にやった方がいい参考書を紹介します！

『岡本梨奈の古文ポラリス2』

見てわかる通り『古文ポラリス2』は同シリーズでもう一つ上のレベルの入試問題集です。

出典としては成蹊大学や國學院大学などが挙げられ、日東駒専志望の生徒、もしくはMARCH志望で古文が苦手な生徒にとっては特にうってつけの参考書です。　

構成も同じなので『古文ポラリス1』をやり通した生徒にとって非常に使いやすいでしょう。

もちろん『古文ポラリス1』で見えた穴をしっかり埋めてから次の参考書に進むようにしてください！

まとめ

今回は、「『岡本梨奈の古文ポラリス１』の使い方」について紹介していきました！

『古文ポラリス1』は夏休みを通して古文の基礎知識を学習し終えた生徒が、最初に取り組むべき入試問題形式の問題集です！

夏休み明けの模試で思うように点数が取れなかった生徒も、普段の学習の中で毎日古文の問題に取り組むことで、点数が飛躍する可能性があります。

そのために本書は演習を通じて自分の穴を見つけ、また丁寧な解説を通して点数を取るために必要な知識を身につける上でとても有効です！

ですが、「自分では自分の問題を見つけきれない・・・」「古文単語、文法を覚えるのが面倒で一人ではできない・・・」

というような方もおられるのではないでしょうか？

そんな時は是非！武田塾吉祥寺校（0422-26-6451) にご相談ください！

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