【赤のアイツ】「文系の数学 重要事項完全習得編」を徹底解説！

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はじめに

こんにちは！武田塾吉祥寺校（0422-26-6451） です！

今回は「参考書の使い方シリーズ」、『文系の数学　重要事項完全習得編』です！

文系の数学　重要事項完全習得編の基本データ（構成・問題数など）

参考書の基本情報

使い方を解説する前に、参考書としての基本情報を紹介します。

・科目：数学

・出版社：河合出版

・著者：堀尾豊孝

・価格：１１００円＋税

・ルート内の立ち位置：文系数学、MARCHルート

参考書の構成

続いては、参考書の構成を紹介します。

大きく２部構成になっており、例題のパートと演習問題のパートとにわかれています。

例題の方では数Ⅰから順にテーマごとに問題が並んでおり、「問題」「解答」「解説講義」「必勝ポイント」がそれぞれあります。

「問題」で使われているものは、全てが大学で出題されたものになっています。

「解答」は、以前紹介した基礎問題精講と比べると、途中式の過程などが詳しく書かれています。

「解説講義」では、各分野において解く際に注意すべきことや解き方のコツが、「必勝ポイント」では解く際に確認すべきこと、解く際の方針が書かれています。

例題のパートは全部で１５２問あり、基礎問題精講よりもより、問題が絞られています。

例題パートの後に、演習問題が並んでおり、合計で１２０問掲載されています。

例題の分野に対応しているというよりかは、ここまででやった知識を総動員して解く、と言った問題が並んでいます。

なお、演習問題の解答解説は別冊となっており、例題のパートほどではないですが、詳しく計算過程等が書かれています。

問題の量だけ見ると、少し物足りないように感じるかもしれませんが、武田塾の参考書ルート上は基礎問題精講の後に置かれており、基礎問で身につけた知識をアウトプットするにはちょうどいいレベルの問題が揃っています。

また注意としては、今さっき述べたように、「基礎問で得た知識をアウトプットする」ための参考書になっているので、初学でいきなりこれから始めようとするのはかなりリスキーです。

数学を１から始めるという人は、ここまで何度も名前を上げてきた『基礎問題精講』や、近々紹介する『やさしい高校数学』から始めるのがおすすめです！

【理系も】『数学版　基礎問題精講』の使い方！！【文系も】【武田塾吉祥寺校】 - 予備校なら武田塾 吉祥寺校

「参考書の使い方シリーズ」！今回は武田塾の受験数学の基本、『数学　基礎問題精講』です！ 大学受験の予備校・学習塾・個別指導は逆転合格の武田塾の吉祥寺校まで。

https://www.takeda.tv/kichijoji/blog/post-223526/

『文系の数学　重要事項完全習得編』の使い方

ではここから、『文系の数学　重要事項完全習得編』の使い方を紹介していきます！

基礎問題精講の方では、演習問題はやらずに例題を解き進めていきましたが、こちらでは逆に、演習問題のみを進めていってください。

その理由は、先ほどから何度かいっているように、この参考書の役割が「基礎問で得た知識をアウトプットする」ことだからです。

文系の数学重要事項完全習得編の例題の内容は、ほとんどが基礎問でやってきたことであり、既に基礎問を完璧にしているならば、同じことの繰り返しになってしまいます。

それでは、効率よく時間を使うことができません。ですので、演習問題をメインに進めていってみてください。

やる問題が決まれば、あとは使い方は基礎問題精講の時に説明した通りです！

まずは、その日にやる問題を、何も見ずに全て解いてみましょう。解き終わったら丸付けまでしてほしいのですが、ここで「全部完璧に解けました！」というような人はなかなかいないでしょう。

「途中までできたけどそのあとがわからなかった・・・」「計算ミスをしてしまった・・・」「全然解き方がわからなかった・・・」などと言ったことが起こりうると思います。

それらを丸付けの際に、わかるようにしてください。

例えば、何も見ずに一発で解けた問題は◯、計算ミスや途中まではできた問題は△、全然解けなかった問題は×、といった感じです。

これをする理由は、復習をする際に、「１回目って自分ちゃんと解けたのかな？」といったことを忘れないためです。

特に◯がつくような問題は、何も見ずとも解けた訳なので、すでに解き方が根付いているといっても過言ではありません。

効率よく勉強するために、印をつけることを意識するようにしていってください！

ここまでで、問題に印をつけ終わった訳ですが、ここからは、「その日にやる問題をその日に完璧にし切る」作業を進めていきます。

やることとしては、「△と×がついた問題は、どうしてそうなったかを明確にする。」→「それらを解説を読むなどして理解する。」→「理解し切ったと思ったら、もう一回解いてみる。」→「丸付けをして、全てが丸になるまで繰り返す。」という感じです。

イメージとしては、何度も篩にかけていって、篩に残る問題を無くしていく感じになります。

効率よく基本をマスターしていって、ダラダラ進まないようにやっていきましょう！

１週間の進め方

続いては、ペースの解説です。

数学の参考書も、以前、「単語を１週間で４００個覚える方法」の記事でも紹介した「４日２日ペース」でやることをお勧めします！

「４日２日ペース」を解説した記事については、以下からご覧ください！

【シス単、速熟…】１週間で単語を４００個覚える方法とは？【…古文単語330】 - 予備校なら武田塾 吉祥寺校

武田塾の勉強法の根幹となる、「単語の覚え方」を解説していきます！ 大学受験の予備校・学習塾・個別指導は逆転合格の武田塾の吉祥寺校まで。

https://www.takeda.tv/kichijoji/blog/post-222380/

「４日進む日」としては、１日１２問ほど進められたら武田塾のルートとしては理想形になりますが、大変そうな場合は、まずは自分がどれくらいできるのかをお試しで測ってみてください。

多すぎてパンクしてしまったということにならないように、現実的な量から始めてみてください！

『文系の数学　重要事項完全習得編』が終わったら・・・

ここまで、『文系の数学　重要事項完全習得編』の使い方・進め方を解説してきましたが、ここからは、次にやった方がいい参考書を紹介します！

文系の数学　実践力向上編

次に使う参考書のおすすめは、『文系の数学　実践力向上編』になります！

今回紹介してきた、『文系の数学　重要事項完全習得編』の姉妹書になります。

『基礎問題精講』→『文系の数学　重要事項完全習得編』のように、文系の数学重要事項完全習得編からさらにレベルが上がった参考書になります。

レベルが上がったとは言っても、参考書ルート上は同じ「MARCHルート」になります。

文系の数学重要事項完全習得編からさらに問題数も厳選され、難関大を受ける人は必ず１回は解いておきたい問題が揃っています。

まとめ

今回は、「『文系の数学　重要事項完全習得編』の使い方」について紹介していきました！

数学という科目は、科目の性質上、覚えるだけでは絶対にできるようになりません。

何度も問題を解いていき、「自分でできる」ようになって初めて意味があるものになります。

そのためにも、今回紹介した文系の数学重要事項完全習得編で、自分の持っている知識をアウトプットしていき、自分のものにできるようにしていってください！

ですが、「数学の基礎がちゃんとしているか不安・・・」「自分でペースを続けられる自信がない・・・」

というような方もおられるのではないでしょうか？

そんな時は是非！武田塾吉祥寺校（0422-26-6451) にご相談ください！

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