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【国公立志望必見】英語リーディング対策はいつ始めるべきか?

こんにちは。武田塾川西能勢口校です!

新学年になり2ヵ月経ったことで徐々に新たな生活リズムに慣れてきた頃だと思います。

受験生にとって今は一番大切な基礎を固める時期なので気合を入れて頑張りましょう。

今回は共通テストの英語リーディングの対策はいつやるべきかについて詳しく紹介します。

特に国公立志望の受験生には読んでほしい内容です。

共通テストは日大レベルの長文が読めれば一応戦えますが、2次対策との兼ね合いもあっていつするべきか悩んでいる人も多いと思います。

今回の内容が少しでも役に立てば幸いです!

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共通テスト対策に取り組むタイミング

武田塾では、まず単語・熟語・文法を固めていきます。

その後、英文解釈に取り組み、一文一文の構造を掴めるようになった後、基礎的な英語長文を解きます。

ここまでたどり着くと、共通テストレベルの問題をある程度解くことができます。

しかし、ここで2次対策をいったん挟んで、直前期に共通テスト対策をするのが最善なのか、先に共通テスト対策を完璧にしてから2次対策に取り組むべきなのかが非常に悩ましいと思います。

今のうちに、1年間の勉強の見通しを立てた状態で、いつ共通テスト対策をするべきかを決めておきましょう!

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実力者は大問5・6にチャレンジ!

昔行われていたセンター試験では、文法、読解そして発音・アクセントという様に、分野ごとに対策をすることができました。

しかし、今の共通テストは全くの別物で、長文の読み方がセンター試験と全く異なります。

国公立大学や私立大学の2次試験は、上から英文を読んでいくと思いますが、共通テストは上から読んではいけません。

共通テストリーディングはすべての大問が長文です。

文章量はセンター試験の倍以上になり、その膨大になった文章量の中から答えを探さなければいけないので、全くジャンルが異なるテストになっています。

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対策は基本、単語・文法が一通り終わった後にやっていきますが、どの程度の習熟度なのか、どの程度のレベルかによって対策の順番ややり方が変わってきます。

一つの判断基準として共通テストの大問5・6をきちんと読めるレベルであれば、2次・私大の前に取り組んでも大丈夫です。

日大レベルの長文「英語長文 rules1」や「英語長文 rules2」、「英語長文ポラリス1」が完璧に解けるようになれば、まずは一度共通テストの大問5・6にチャレンジしてみてください。

そこで読めそうであれば、そのタイミングで共通テスト対策をやっても大丈夫です。その後に2次・私大対策に入っていいと思います。

その際に、「1カ月で攻略!共通テスト英語リーディング」や「共通テストスパート模試」などを使って対策しましょう。

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大問5・6は普通に読み進めていくと解ける問題が多いので、大問5・6を正答できるかが一つのバロメーターになります。

ただ、大問5・6レベルはB2レベルと呼ばれるのですが、まだこのレベルの長文を読むのが難しい人もいると思います。

そういった人は、参考書を挟んで丁寧に対策していくのを推奨します。

共通テスト大問5・6のレベルが難しいと感じたら、一旦2次対策用の上のレベルの参考ををやってから、もう一度戻って対策しましょう。

「rules2」や「ポラリス1」の長文の分量よりも共通テストの大問5・6のほうが分量が多いですし、ストーリー展開の順番も追わないといけないので、かなり大変です。

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アウトプットを上手にできる人であれば、「ポラリス1」の後でも対策はできますが、厳しいようであれば一旦2次試験対策を先にやる方が良いです。

「国公立標準問題集 CanPass 英語」や「英語長文rules3」、「英語長文ポラリス2」などをやってから戻ってくるのも良いと思います。

ここまで様々な「いつ始めるべきか」ということをお話ししてきましたが、複雑に感じたかもしれません。

ただ、自分が今度の立ち位置に居るのかをきっちり理解しておくことで、受験対策は上手くいきます。

6月の模試がある今の時期に一度自分がどのレベル帯の勉強をしているのか確認しておきましょう。

英語が苦手な人はまず大問1~3を身につけよう

また、共通テストの大問1・2・3は比較的解きやすいので、「ポラリス1」が終わった後に大問1・2・3の対策をするのも一つの手です。

あとは、共通テストをどれだけ重視するかにもよって対策の仕方が変わってきます。

共通テストと2次試験の比率が1:1の場合だと、大問1~3辺りは対策しても大丈夫です。

さらに、今年は新課程になり大問数が増えるため模試が難しくなるといわれています。

模試の点数が取れなくてショックを受けやすい人は、早めに大問1~3辺りを対策して、点数を取れるようにしておきましょう。

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先ほど紹介した、「1カ月で攻略!共通テスト英語リーディング」に取り組み、「大問1はこういう読み方をするんだ!」「普段の長文と全然違うぞ!」などと、答えを探していくイメージで読み進めていくと早く処理できる、というコツをまずはつかんでほしいです。

二次試験対策が終わってからでも大丈夫?

かなり英語ができる人は2次試験の勉強をした後に共通テスト対策をしても全く問題ありません。

難関大学を受験する人はたいていの場合そうしています。

また、大問ごとに対策するのもおすすめです。

大問1を5年分解いてみたり、予想問題集や大問ごとの対策の問題集を使ってまとまった時間に大問ごとに対策してみましょう。

全体を通してどれくらい時間がかかるのかというのも確認しておきたいので、1~2回は全体を80分計って取り組んでほしいです。

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解く順番や読むスピード、集中力が持続するかという問題があるので、必ず何度かはまとめて解くようにしましょう。

まとめ

今回のまとめです。

①実力者は大問5・6にチャレンジ!
②苦手な人は大問1~3を取れるようにしましょう!
③大問ごとに対策するのも良い!
④かなり自信がある人は2次試験対策の後でも大丈夫!

どのくらい模試で点数を先に欲しいか、自分のメンタル面・モチベーションに関わってくるかだと思うので、そこを踏まえて全体の計画を立ててもらえたらいいと思います!

共に受験勉強を乗り切りましょう!

 

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