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【実際に先輩がアドバイス】外国語学部に通いたいと思っている人へ!

皆さんこんにちは、武田塾川西能勢口校です。

私は大阪大学の外国語学部(ポルトガル語専攻)に通っている、川西能勢口校の講師です。

今回は、外国語学部とはどんなところなのか、入試対策はどのようにしたらよいかなどを書いていこうと思います。

受験生だけでなく、高校1、2年生の人も大学選びの参考にしてくれたら幸いです。

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外国語学部はどんなところ?

外国語学部のある大学として挙げられるのは、大阪大学、上智大学、関西外国語大学、神戸市外国語大学、神田外語大学、京都外国語大学などです。

この他にもたくさんあります。

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入学すると、必修科目として毎日自分の選択した専攻語の授業を受けていきます。

皆さんが受験勉強で英語を毎日やるのと同じように、外国語を習得するためには日々の学習の積み重ねが必要になってきます。

そのため、外国語学部の学生はほかの文系学生に比べて毎日の学習量が多いように感じます。

その分、1年も経つとほとんどの文法事項を理解したのち、簡単な会話や文章を理解できるようになり、大きな成果を実感できます。

これが私が外国語学部に入りたいと思った理由、つまり、大学生活の中で自分ができるようになったことが「話せる・読める・書ける」といった結果として明確に表れるから、ということです。

特に日本の大学生は、楽単(取得が楽な単位)ばかり取って、大学生になってから遊んでばかりになってしまうなんて人も多いと言われています。

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せっかく一生懸命受験勉強をして入学した大学で、学びを得られないのは勿体ないと思いませんか?

やりたいことが明確に決まってはいないけれど、コツコツ勉強するのが好き・グローバルに活躍してみたい・大学生活の中で成果を残したいと思っているあなたは、外国語学部の受験も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

受験対策では何をしたらよいか?

ここでは、私が受験した大阪大学を例に外国語学部の対策について書いていきます。

阪大の外国語学部は、英語の配点が高く、英語ができなければ合格は厳しいといっても過言ではないと思います。

しかし裏を返せば、数学・国語・世界史に自信がなくても、英語を極めれば合格の可能性も十分にあるということになります。

英語の勉強の土台となるのは、何と言っても単語力です。

ターゲット1900やシステム英単語など、自分の好きな単語帳一冊を完璧に仕上げることをオススメします。

単語をなるべく早く仕上げて、長文の対策に移っていくことが理想です。

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阪大外語の長文の中には、ターゲットなどには載っていない難単語が登場することがありますが、それ以外の単語が完璧にわかる、かつ文脈が理解できれば、難単語は推測して問題を解くことができます。

長文を読む際のもう一つのポイントとしては、of,byなどが出てきたらそこから先の文のまとまりはカッコでくくるということです。

長文にはどうしても、問題を解くことだけを考えると余計な情報が多く含まれてしまっています。

そこで、一旦必要な部分だけを抜き出すために、おまけの情報はカッコでくくってサラッと読み飛ばしてあげることが大事です。

その他には、英作文・リスニングの対策も欠かせません。

英作文はまず、問題文を簡単な日本語に直して(英訳しやすい日本語に直して)みることが大事です。

また、英作文は解いたあとに、高校の先生などに積極的に解いた過去問の添削を頼むべきです。

添削をしてもらい、もう一度書き直し、重要な表現を暗記するところまでが英作文の勉強になるので、自分で書いて解答を丸写しするだけで終わらせないようにしましょう。

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リスニングは、ひとまず共通テストリスニングが完璧にできるレベルまで仕上げるのが良いと思います。

共通テストリスニングの後半部分は、長めのスクリプトをもとに問題が構成されていて、一発で正しく英語を聞き取る練習になります。

あのレベルの文章を問題なく聞き取ることができれば、二次のリスニングもそれほど苦労せずに済むと思います。

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また、毎日Youtubeなどで息抜きに海外のスピーチ映像を見てみたり、TEDなどで興味のある学問の動画を見てみたりして、一日10分でも生の英語に触れることもマストです!そして今登場した共通テストは、国立受験には必須なので、こちらの対策もしっかりと進めておく必要があります。

まずは二次試験で戦えるだけの力をつけて、高校三年生の夏明けから共つテストに絞った対策もできると良いかと思います。

外国語学部の入試は基本的に、英語や国語、社会といった文系科目が重視されるので、どの科目をどのぐらいの割合で勉強していくべきなのか、自己分析を重ねることも重要です。

入学してからすべきこと

外国語学部に入学してからすべきことを紹介します。

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まず一番は、専攻語の学習です。

外国語学部以外の学部でも、「第二外国語」という名前で、中国語や朝鮮語、ドイツ語などのメジャー言語を学びますが、外国語学部に入学した学生は、当たり前ですがほかの学部の人たち以上に新しい言語を学んでいく必要があります。

講義にしっかりと出席し、ノートをとり、予習復習を徹底することが大事です。

これは受験勉強にも直結することですが、言語学習は一夜漬けではどうにかなるものではありませんし、暗記だけで乗り切れるものでもありません。

ネイティブの先生の授業にも積極的に参加して、多角的なアプローチで学習していきことが必要です。

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二番目に大事なのは、英語学習の継続です。

外国語学部にいる人たちは、比較的英語が得意で、英語の授業でも発音がとてもいい人や単語力が圧倒的な人、リスニング力が格段にある人などが多く見受けられ、日々刺激をもらいます。

英語の授業で惨めな思いをしないためにも、受験勉強で鍛えた英語力を衰えさせないように努力するとよいと思います。

そして、TOEFLや英検を定期的に受け、自分の目標到達点を常に定めていくことが必要だと思います。

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三番目は、留学を視野に入れることです。

せっかく外国語学部に入ったからには、専攻語が使われている国に留学することを検討してみることが大事です。

社会人になってからは長期留学に行く機会に恵まれることは滅多にないと思います。

大学生の今だからこそ、ぜひ留学に行って自分の語学力を試してみたり、異国の文化を知ってみたりしてほしいなと思います。

まとめ

いかかでしたか?外国語学部とはどんなところか、イメージが湧いたでしょうか。

この記事が、学部選びの一つの手助けになれば幸いです。皆さんの受験生活が実りあるものになることを願っています。

 

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