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【新高3生必見】社会学部に行きたいと思っている人へ

こんにちは!武田塾川西能勢口校です。

毎日寒い日が続いていますが、皆さんは体調に気をつけているでしょうか。

この3年生になる前の時期にスタートダッシュを切って勉強を始められていますか?

だんだん、志望校探しも進んできて学部についても色々調べていることと思います。

憧れのキャンパスライフを送ることを想像している皆さんに社会学部って何なの?という疑問を持っている方も多いと思います。

今回はそんな社会学部について実際に社会学部で学んでいる私が紹介したいと思います。

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社会学部って?

社会学部ではあらゆる社会現象を科学的に分析する学部です。

もっと具体的に言うと、人間社会の構造と組織を研究する学部です。

社会学部の中には様々な専攻が用意されていることが多く、人類学・心理学・メディア・社会システムなど、さまざまな学問分野のコースもあります。

特に私立大学の社会学部はコースが多い傾向があります。

国公立大学の場合は社会学の中でも特定の分野に長けた著名な先生から学ぶことができることが多いです。

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社会学部の学生は、次のようなさまざまなトピックについて学びます。

  • 社会階層と不平等
  • 人種と民族性
  • 性別とジェンダー
  • 家族と社会
  • 宗教と教育
  • 犯罪と逸脱
  • 経済開発とグローバリゼーション
  • 環境社会学
  • 社会変革

社会学が研究対象とするものは「人間」が関わっていればなんでもいい

そんな、自由度の高い学問なのです。

また、社会学独自の調査方法を使ってデータを収集したり、分析したりもします。

具体的にはフィールドワークやアンケート調査などをより専門的な手法を用いて分析し、論文にまとめたりする授業があります。

ちなみに私のゼミではこの世の中でおきるモノ、現象について何でもテーマとして扱うことができ、それらを社会学的な手法を用いて調査、分析を行い卒業論文へと仕上げていっています。

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他のゼミ・研究室では毎年福島に訪れて東日本大震災に関連させたテーマに全員で取り組んでいるようなところや、フィールドワークを積極的に行い地域文化について研究しているようなゼミもあります。

このことから分かるように、社会学部に入学した場合、何か特定の分野のみを勉強するのではなく、自分の興味・関心にしたがってやりたい研究を行うことができます。

だからこそ、同じ社会学部でも大学ごとに特徴がさまざまであるため、事前に興味のある大学の社会学部についてホームページなどで調べてみましょう。

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学部選びのおすすめな方法は、卒業論文のテーマを見てみることです。

大学のホームページにはたいていの場合掲載されており、そこから自分に合うかどうか、興味がわくかどうかを判断することができます。

 

どんな人に向いているの?

社会学は基本的に幅広い分野を学ぶので、学べることは何でも学びたい!

という好奇心旺盛な人やまだ将来何をしたいかわからない、いろいろ知識を吸収してから興味のあることを見つけたい!という人におすすめです。

社会学は上記にも述べたように自由度が高いので、ゼミに配属されたときにも好きな研究や関心があることに対してアプローチがしやすくなります。

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私も高校生の時、将来したいことが定まっていなかったので、社会学部に行くことを決めました。

実際入ってみて、幅広い分野を学べるので自分の興味をはっきりしやすいと思います。

分野を問わず横断的に学ぶからこそ得られる知見や視点があります。

ただ、一つの分野を専門的に学びたいという人は少々物足りなく感じるかもしれません。

つまり今はいろんなことを吸収したいという人にお勧めです。

 

実際に入ってみてどう?

実際に社会学部に入って3年が経過しましたが、好奇心の強い人が多いと思います。

経営から地域文化、福祉、スポーツ、社会学の理論など本当にたくさんの分野を学ぶことができます。

自分の好きな講義をとって好きな知識を吸収して、得意を伸ばしていく要素が高いと思います。

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社会学部では、多様な分野を学べるという特徴はもちろんですが、一つの物事を多数の視点から捉えて研究していきます。

その為、物事を一面的ではなく多面的な見方で考えることができるようになりました。

また、社会問題に取り組むことが多いため、課題解決するにはどうすればいいかということを考える授業も多くあります。

議論や討論をする授業もあるため、コミュニケーション能力も鍛えられます。

社会学部の学生のタイプとしては、良い意味でいろんな人がいていい刺激をもらえると思います。

高校時代に何を将来したいかが明確でない人が多いため、いろんな人が入学してきます。

その分個性もさまざまでお互いの個性を認めつつ高めあっていくような環境です。

なので、自分と関心が似ている仲間を見つけるもよし、そうでなくても人は見かけによりませんからきっと合う点が見つかります。

「人とかかわる分野」について研究する学問だからこそ、ほかの学生と積極的に関わることでよりよい大学生活を送れると思います。

 

何になれる

基本的にはどんな業界でも行けると思います。

先ほどにも述べたとおり幅広い分野を学べるのであらゆる視点から物事をアプローチできる知識というモノを持っていると思います。

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その社会学部で身につけた知識を最大限に使い、企画をしたり、新しいアイデアを出すことに長けているのです。

また、調査研究を頻繁にする学部でもあるので市場調査などをスムーズにこなせると思います。

メーカーや食品、銀行、広告、コンサル、国家公務員など幅広く活躍できるでしょう。

実際の就職状況としても社会学部の学生は人気が高く、コミュニケーション能力や考える力が評価されることが多いです。

それはやはり学部での学びが生きている証拠だと思います。

 

まとめ

社会学部についてまとめましたがどうでしたでしょうか?

様々な分野を学び、自分の興味や視野を広げられる可能性がある社会学部について少しでも知っていただけたなら幸いです。

学部選びは入学してからの勉強内容に直結する為、非常に重要です。

大学のホームページなどで情報収集して自分にマッチする大学を見つけてくださいね!

沢山調べて、自分が一番行きたい大学学部に行けるように受験勉強も頑張ってください。

休憩時間などにすこしずつ調べるのがおすすめです。

これから3年生が始まるまでに志望校というゴールを決めて勉強に励んでいってください!

 

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