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理科基礎の共通テスト対策ルート丨理科基礎を得点源にしたい受験生へ!

今回は理科基礎の科目別に共通テスト対策ルートを紹介します!

理科基礎には4科目あり、科目によって性質が変わってきます。

例えば、物理基礎は計算がメインで、化学基礎や地学基礎は計算と暗記・理解の両方が求められます。生物基礎は計算問題は少なく、暗記や理解が大半を占めます。

つまり、物理基礎は数学寄り、生物基礎は社会寄りの勉強が必要になってきます。

また、共通テストならではの嫌なこと、ややこしいこと、そして大変なこともあります。

それは、資料を読み取る問題が多いということです。

特に、社会寄りの科目は考えさせる問題が多いので対策を考えないと苦手な人は得点につなげられません。

いくら覚えても、いくら勉強しても初見の資料問題にやられて点が取れないという地獄があります。

かつては理科基礎は満点狙いの科目といわれていた時期もありましたが、最近はそうはいかなくなってきています。

昔よりも難易度が上がっているので、しっかりと対策を取り得点につなげましょう!

理科基礎の共通テスト対策ルート1

 

物理基礎

「きめる!共通テスト物理基礎」(以下「きめる!共通テスト」と書きます)を読み物と使用して、「短期攻略大学入学共通テスト 物理基礎」(以下「短期攻略」と書きます)を問題集として使用します。

分野ごとに進めていくというやり方で進めます。

例えば、「きめる!共通テスト」の力学範囲を読み、「短期攻略」の力学範囲を解きます。

読んで公式を覚えたり、簡単な問題を解いたりした後に、「きめる!共通テスト」で実践を行い、その後「短期攻略」で問題を解いていく形になります。

とにかく物理基礎は反復が大事です。解き方を覚えて実践に活かしましょう!

あとは、微妙に性質なども問われたりするので、「きめる!共通テスト」の読み込みが最終仕上げではかなり重要になります。

基本的な計算は「きめる!共通テスト」を読んで「短期攻略」で実践をする

この反復でできるようになります!

 

化学基礎

化学

化学基礎は物理基礎と違って、暗記が必要です。

しかし、共通テストは用語を答えなさいという問題ではなく、正誤問題や何かの性質を問う問題など、ちゃんと理解しているかが問われます。

暗記は必要ですが、最小限でよいです。

「きめる!化学基礎」を読み物として使い、暗記に関しては「共通テスト集中講義シリーズ」(以下集中講義と書きます)を使ってください。

こちらの参考書は、暗記量がコンパクトにまとまっていて、実践問題もついているという形式なので負担が減ります。

共通テストの化学基礎や地学基礎の勉強で、暗記をしまくる人がいます。

それはあまり効果的とは言えません。

共通テスト本番では理解ができているかを問う問題が多いので暗記は最低限で理解を最優先に行いましょう。

つまり、「きめる!共通テスト」を読み込むほうに時間をかけてほしいです。

「きめる!共通テスト」と「集中講義」を同時並行で進め、実践演習に関しては「短期攻略」を使うというのが基本の構成になります。

物理基礎のように分野ごとに進めても構いませんが、化学基礎は分野がややこしいので、分野ごとに進めるにはやや進めづらくなっています。

なので基本的には「きめる!化学基礎」と「集中講義」を終わらしてから「短期攻略」で演習をする形で問題はないです。

 

地学基礎

地球

地学基礎は化学基礎と基本構成は似ています。

「きめる!共通テスト」と「集中講義」の地学基礎版の二冊を使います。

「きめる!共通テスト」を読み物として理解することに使い、「集中講義」を最低限の暗記と実践問題の練習に使い、そのあとに「短期攻略」を使ってどんどん問題演習をしていく構成になります。

また、もう一つ裏ルートを用意しています。

それは、「青木の地学基礎をはじめからていねいに」(以下「青木の地学基礎」と書きます)という東進ブックスから出ている参考書を使うルートです。

「きめる!地学基礎」・「集中講義」か「青木の地学基礎」かどちらか希望の参考書を使いましょう。

この二つのルートの違いについてですが、わかりやすさでいうと「きめる!地学基礎」のほうが分かりやすいです。

「青木の地学基礎」はわかりやすさ・レイアウトは「きめる!」に劣りますが、構成が素晴らしいです。

理解度テスト一覧がついていて、質問項目を答えられるようにすれば成績は伸びます。

ただ、用語の暗記は「青木の地学基礎」ではできないので「きめる!地学基礎」と「集中講義」で用語の暗記もしつつ、「きめる!」で分かりやすいものを読み込んでいくのが王道だと思います。

一度自分の目で確かめてから、自分に合ったほうを選んでください!

 

生物基礎

実は理科基礎の中で共通テスト対策が一番難しいのは生物基礎です。

それは冒頭でも書きましたが、実験結果・データが与えられてその場で考えさせられる問題が生物基礎にはあるからです。

言葉を選ばずに言えば、いわゆる「初見殺し」の問題です。

暗記が全く通用しない分野になります。

与えられたものをその場で考えて、自分の持っている知識と組み合わせて推測しながらうまく解いていく必要があります。

満点を取るのはかなり難しくなっています。

そのため、生物基礎のルートには考えさせる系の問題集を入れてあります。

 

ウイルス

まず使うのは、「田部の生物基礎をはじめからていねいに」(以下「田部の生物基礎」と書きます)です。

この参考書は、細胞がアニメのキャラクターのように書かれていたりして、楽しく漫画のように学べるようになっています。

化学基礎と地学基礎は「きめる!共通テスト」と「集中講義」の二冊を使いましたが、生物は「田部の生物基礎」一冊でよい理由は、暗記のページがあり重要語句が書いてあるので、赤シートで隠して重要語句の暗記が一冊でできるからです。

さらに、この参考書には後ろに口頭チェックパートがついていて、例えば「自然免疫を担当する細胞の名称を3つ言え」などといった覚えないといけないこと、説明しないといけないことが一覧になって書いてあります。

この質問項目をすべて暗記できれば、生物基礎は完ぺきに仕上げることができます(「青木の地学基礎」も同様です)。

この質問チェックはほかの参考書にはないので、「田部の生物基礎」の一番の強みになります。

用語の暗記や説明ができるようになれば、次に「共通テスト生物基礎 満点のコツ」をやりましょう。

これが、考えさせる問題の対策になります。

実験がらみの問題やその場で考えさせる問題を扱った問題集になります。

共通テストのその場で考えさせる問題は、どこに着目するなどが解説されるべきですが、問題集を見ても詳しい解説まではされていません。

特に苦手な人に寄り添って、生物基礎で学んだことを生かすことでおのずと考えて答えが導き出せるようになります。

「初見殺し」問題のアシストをしてくれる一冊になっています。

そのあとに、「短期攻略」などで演習に入っていくという形になります。

 

理科基礎は効率よく対策をしよう

理科基礎を勉強している人で、先生が配ってくれたプリントを丸暗記するなど、非効率な対策をしている人が多すぎます!

遠回りな勉強の仕方ではなく、本質を押さえた突破法を身につけてもらいたいです!

何度も言いますが、共通テストはちゃんと理解しているかを問う問題が多いです。

そのため、「きめる!」シリーズや「はじめからていねいに」シリーズを極めてほしいです。

1個1個の教科の理解の部分を大切にしてください。

また、演習を舐めてはいけません!

理科基礎は手を動かして解くことが多いので、問題を解いて問題から吸収することが大事です。

例えば物理基礎の計算問題や、化学基礎の反応式に関する問題などです。

 

最後に

対策を軽く考えている人が多いのでしっかり対策を考え得点にしよう!

量は多いがきちんと対策を行えば得点へとつなげられるので頑張ろう!

武田塾のルートを信じて実力を積み上げて合格を目指そう!

 

関連動画

 

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