こんにちは、武田塾川西能勢口校です。
歴史科目の勉強を頑張っているのに成績が伸び悩んでいるという人は多いのではないでしょうか?
今回はそんな人に向け成績を伸ばす勉強法のアドバイスを紹介していきます。
1つの時代を完璧にする
まず紹介する勉強法は一つの時代を完璧にするということです。
世界史なら一つの国・地域の一つの時代、日本史なら鎌倉時代というニュアンスでとらえてください。
この時代は得意だ!自信がある!という分野を作ってみてください。
ここで初めて歴史科目のどうしたら伸びるかのコツがわかります。
皆さん、今、薄く広く勉強しただけの状態になっていませんか?
共通テストなどのマーク式の問題ではしっかり理解していないと正解できない細かいところまで出題されます。
ちゃんと理解していないと得点につながらないというわけです。
一度一つの時代を完璧にするという作業ができたら他の時代でも同じように勉強すればいいんだという自信にもつながります。
まずは一つの時代を完璧にすることで歴史科目の勉強方法のコツを早めにつかんでほしいと思います。
時代を選ぶときに最初はシンプルな時代を選択するのをお勧めします。
日本史なら幕末系です。
鎌倉、室町、江戸時代はそれほど政権が複雑ではないので勉強しやすいと思います。
外国が絡むと少しややこしいです。
暗記量は多いですが江戸時代がおすすめです。
世界史なら宗教改革や産業革命などおおよそ1つのまとまりで勉強していくのがおすすめです。
このように一つ単元を決めて「この単元ならなにを聞かれても大丈夫だ!語れる!」といえるほどに完璧に覚えることで、どのくらいの時間、労力があれば一つの単元を完璧にできるのかが理解でき、歴史科目を勉強する感覚をつかむことができます。
このためのステップとして以下の参考書がオススメです!
日本史なら「金谷の日本史”なぜ”と”流れ”がわかる本」。
世界史なら「茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本」などの参考書を読み込みましょう。
次に「時代と流れで覚える!日本史B用語」「時代と流れで覚える!世界史B用語」などで暗記、インプットしていきます。
そしてその単元を説明できるほどのレベルまで仕上げていきます。
またセンター試験過去問題集などを使いアウトプットの練習を行えば成績は伸びます。
人に説明できるようになろう!
前述のアドバイスと被る部分はありますが二つ目に紹介する勉強法は人に説明できるようになるということです。
歴史を勉強していて大きな成長を感じるときは流れを言葉で説明できたときです。
覚えるときに、すべてバラバラに覚えておくのではなくすべて関係づけた知識として覚えることで覚えやすさは変わってきます。
まず政治の中心人物の流れを抑えることで、歴史を中心人物を軸に考えることができるようになります。
参考書を一周した人の中に用語はある程度覚えたが歴史の流れがつかめず、頭に用語だけがごちゃごちゃに混在しストーリーをどころではないという状態の人もいると思います。
まずは中心人物をしっかり固定してこの中心人物はこのような流れでありこの時はこういう出来事が起きたというように関連付けて整理して覚えることで歴史がクリアになります。
頭の中を整理するという作業を行ってください。
世界史は日本史と比較すると軸が複雑で様々な事項が絡まっているため、伸び始めるのが遅いです。
しかし日本史と同様に中心人物や条約、戦いを関連付けて頭の中で整理できると必ず成績は伸びてきます。
オリジナル年表を作ろう!
三つ目に紹介する勉強法はオリジナル年表を作るということです。
例えば、白い紙を渡されたときに、鎌倉時代について、政治の中心人物、その人物が行ったこと、当時起きた出来事をまとめることができますか?
人に説明できるようになることと同様です。
白い紙にかけたら講義系参考書や「時代と流れ」と見比べて足りていない部分は、そこが自分の暗記不足な部分だということになります。
レベルの高い勉強法ですがある時代を完璧にできたという状態になったら、この勉強法に取り組んでみてください。
イメージとしては「時代と流れ」の参考書の左側の表や「金谷先生の”なぜ”と”流れ”の本」の年表くらいすっきりした表を書くことができるといいです。
図説の一番最後に載っている年表のように複雑にまとめてはいけません。
まずは歴史の中心人物の軸を作り知識の肉付けを最優先で行いましょう。
頭の中で整理し思浮かべるだけでも良いですが思い返して再構築する過程でとても記憶に強く定着します。
思い出す作業というのはとても重要な作業なのです!
隙間時間や日常生活を送る中で頭の中で思い出すということをしてください。
そこで出てきたわからない部分を確認するとより強く印象に残すことができます!
また暗記をする過程で便利なのが歌で覚えるということです。
みのりん准教授のyoutube やweb玉塾の玉先生のyoutube に掲載されているような替え歌に乗せて歴史を覚えるとリズムとして記憶に残りやすくなります。
最初はこじつけでも自分が覚えやすい方法でよいです!
アウトプットを早めに経験しよう!
テストや模試で思うような点数を取れなかったという人の中に「こんな出題がされるんだ!」というように出題方法を知らなかったために解けなかったという人がいると思います。
歴史の正誤問題は内容を正確に理解しておかなければ解くことができません。
今まで用語を覚えたし、用語テストもやってきたので歴史は大丈夫だと思いがちですが、共通テストやマーク式の模試、私大入試で求められる知識は、内容をしっかりと理解できているかどうかです。
そこで四つ目に紹介する勉強方法はアウトプットを早めに経験するということです。
抜けているポイントを把握し出題形式を把握したうえで勉強に取り組むことができるので、できるため早めにアウトプットすることが大切になっていきます。
アウトプットの勉強を遅くスタートすると自分の目線でしか勉強ができなくなってしまう可能性があります。
特に共通テストでは時代整序問題など用語の暗記だけでは解くことができない特殊な問題も出題されます。
用語の暗記だけに力を入れるのでなく時代の流れや流れの意味をおさえて、理屈を理解する勉強を行う必要があります。
文化史を飛ばせ!
最後5つ目に紹介する勉強方法は文化史を飛ばして勉強を進めていくということです。
飛ばさなくても問題ないという人はそのまま勉強を進めればよいのですが、文化史と通史で勉強スタイルを変える方が勉強しやすくなる場合が多いです。
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