今回は、なかなか英単語が覚えられない人向けの勉強法について解説します。
英単語は英語の基本なので、春から英単語の勉強を頑張っている人は多いと思いますが、それでも覚えきれないという人も多いと思います。
そんな人に向けて参考になる勉強法を紹介します。
今の時期はまだ英単語の勉強をしていても問題ないですが、これから受験が近づいてくると、「まだ英単語をやっているの?」といわれるタイミングが来てしまいます。
それなのに
「なかなか思ったように進まない」
「3カ月以上取り組んでいるのに完ぺきになっていない」
という人は、英単語の勉強に時間を割きすぎてほかの勉強の時間を奪ってしまう可能性があります。
武田塾チャンネルでは、今までも英単語の覚え方についてたくさんの動画を上げてきました。
実践してみたけど「なかなか覚えられない」、「暗記力がなくて困りました」という人は今回の記事をしっかり読んでください!
何回繰り返しても英単語が覚えられない
ここからは受験相談や実際の受験生から寄せられた相談・質問に答える形でいろいろな解消法、勉強法を伝えていきます!
「このページはしっかり覚えられたな」と感じる範囲がある一方で、「このページはチェックばかりついて全然頭に入ってこない!」と感じる範囲がある人は多いと思います。
そんな時はどうしたらよいのでしょうか。
オススメなのは、呪文のように朝・昼・晩に何十回も唱えることです。
また、英単語帳についているCDなどの音声を聞いて聴覚もしっかり使うのも一つの手です。
暗記のコツとしていろいろな研究で取り上げられているのが、五感をできるだけ使うということです。
受験生の中で、見るだけで覚えようとしていた人もいるのではないでしょうか。
今まで英単語の暗記に苦労していた人は、視覚情報だけで覚えようとするのではなく、聴覚も使って英単語を覚えていきましょう!
加えて、聴覚を活用する勉強法として音読が挙げられます。
自分で声を出すというアクションだったり、自分の声が聴覚を刺激するので、こちらも非常に有効な勉強法です。
単語を眺めるだけでは絶対に覚えられないので、何かしらのアクションを起こしてみてください。
ここで一つ注意点です。
英単語が覚えられないからといって、その単語を大量に書くのは最終手段として残してほしいということです。
スペルを大量に書くことは効率が良いとは言えないので、いろいろな方法を試してそれでも覚えられず、「もうこれしかないか!」となった時だけするようにしてください。
忘れたら今までの努力はすべて無駄になりますか?
英単語帳を進めてある程度覚えたときに、最初のほうを見てみると、忘れてしまった単語が多いと感じる受験生も多いと思います。
そんな時、今までの勉強は無駄になってしまったのでしょうか。
答えは、絶対にそんなことはありません!
英単語は忘れて覚えてを繰り返すものです。
覚え直して記憶に定着させていきましょう!
英単語を忘れたらラッキーと思ってください。
その単語をまた覚えれば、以前よりも記憶が強固になります。
忘れては覚えて、忘れては覚えてを何回も繰り返すことで、初めて自分の記憶として定着します。
努力が無駄になったと思う必要は全くありません。
受験生全員が経験することです。
僕自身も何度も何度も経験しました。
また、単語を復習したときに、「あーこの単語なんだっけ?」となったことがある受験生は多いと思います。
この状況では、「なんだこれ」となっている時点でどこかに記憶が形成されつつあります。
これまで勉強してきたことがしっかり形になってきている証拠です。
つまり、「成長の証」です。
すぐに思い出せなくて、何だこれと思ってつまずいたとしてもネガティブになる必要はありません。
むしろそれをプラスにとらえて、「もっと自分で完ぺきに言えるようになるぞ!」という気持ちをもって進んでいってもらえたらと思います。
似たような単語と混合してわけがわからない
「本当は違う意味なのに、似たような単語の意味を言ってしまう」という経験は誰しもがしたことがあると思います。
これはどうしたら無くなっていくのでしょうか?
オススメなのは、似ていたり紛らわしいと思う単語が出てきたら。
それを小さいノートに写すという勉強法です。
英単語帳の索引などを活用して、「似ている単語はどれだっけな」と振り返り、見間違えた単語をリスト化して比較しながら覚えていきましょう。
並べてみたら全く違う単語なんですが、単語帳でテストをしている瞬間や長文を読んだり解いている時は勘違いして入れ替わることがよくあります。
それを防ぐためにも、リスト化して比較することは非常に重要です。
自分が何と混合したのかは必ず明確にしたほうがいいです。
「この単語はこの意味でいっか」としてしまうと、また見たときに同じことを繰り返してしまいます。
必ず知識を整理しないと、いつまでたっても脳内に定着しません。
赤シートなどを活用して、似た単語を関連付けて覚えるのも一つの手です。
武田塾生は、毎週単語テストがあります。
そこで勘違いして似ている単語の意味を書いて間違えることがあると思います。
その間違えた単語は必ず残しておいてください。
間違えた問題は単語帳やノートにまとめて、復習できる体制を整えておきましょう。
地道な作業だと思いますが、この方法を実践するかしないかで単語の勉強の仕上がりが大きく変わってきます。
また、英単語帳をやるときに、できるだけ正解したいと思いませんか?
その時に、ある単語の意味を思い出そうとしたときに、2個迷って勘で正解し、「あってたよっしゃー!」というのは正解ではありません!
勘で正解しても意味がないので、迷った問題は比較してクリアしましょう。
まとめ
今回は単語を覚えられない人の原因と解決策について説明しました。
みんなが英単語を覚えられるようになってほしいと思います!
まずは
の動画を見て、英単語の覚え方の基本を身につけたうえで、それでも覚えられないという状況になれば、
①声を出す・聴覚も使う
②何度も繰り返す
③似た単語動詞をまとめる
といったことを意識してみてください!
夏以降は英単語の勉強をする余裕はありません。
今のうちに正しい方法を知って、英単語を早く覚えきろう!
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