こんにちは、武田塾川西能勢口校です。
今回は物理が苦手な人におすすめな参考書についてお話したいと思います。
物理が難しいと感じて苦しんでいるという人も多いのではないのでしょうか。
特に理系の受験生の場合、物理が受験科目に必須ということも多い為、対策は欠かせません。
物理は、イメージがしづらい抽象的な話が出てきたり、数学の知識を使ったりすることもあるため難しいと感じるかもしれません。
しかし、物理は化学などに比べて覚えることは少なく、教科書に載っているような基本的な原理や公式を覚えるのではなく、理解することができれば成績を一気に上げることができます。
そこで、原理や公式の理解につながるような分かりやすい参考書を6つ紹介していきます!
物理のエッセンス
この参考書の特徴は多く分けて3つあります。
1.小さな問題がたくさん載っており問題を解くときの考え方が解説されている
2.本質重視で物理が得意な人向けの解説
3.基礎としては良い参考書だが苦手な人には難易度の高い参考書
物理が苦手な人が買うことが多い参考書だとおもいます。
しかし、
1.問題と講義がセットになっている
2.本質に注力した解説である(イチから丁寧なタイプではない)
ため、物理が苦手な人にとっては難しいと感じるかもしれません。
決して簡単な参考書ではないので、ある程度勉強した上で基礎を固めるのに良いかもしれません。
宇宙一わかりやすい高校物理
この参考書は、物理が苦手な人の救世主となるような参考書です。
イラストが多く使われていることが特徴で、問題文から式を作るまでの手順が順を追って図で分かりやすく説明されています。
教科書や他の参考書では省略されがちな部分まで解説されているため、問題と出会ったときにまず何をやるべきか分からない人に最適な参考書です。
授業を聞いたり、自分で勉強したりしていてもなかなか問題が解けないという人は是非やってみてください!
とってもやさしい物理
この参考書はそれぞれのテーマに対して、「要点チェック」「確認しよう!」「解いてみよう!」の3つの部分に分かれた構成になっています。
「要点チェック」では公式と解き方の確認、「確認しよう!」では実際に公式に数値を当てはめる練習、「解いてみよう!」では易しめな大問で問題演習をするようになっています。
全体的に難易度が低いので教科書レベルから丁寧に勉強していくことができ、公式を覚えて基礎的な問題を解けるようにするのに特化した参考書です。
「公式がどうして成り立つか?」「どういう問題に使っていくのか?」という部分に関する理解は別途必要となってきますが、公式に当てはめていく練習には丁度良いです。
問題が解けるという成功体験を積める参考書なので、物理に苦手意識があって勉強のやる気も出ないという人にとっては最適です!
高校これでわかる基礎物理問題集
この参考書は大きく分けて3つの部分から構成されています。
最初は各分野で覚えるべきことが説明されているページから始まります。
続いて、「基礎の基礎を固める!」という部分になり、ここで前のページで覚えたことを穴埋め形式で定着させていきます。
最後は、「テストによく出る問題を解こう!」という部分で覚えた公式を上手く使いながら実際に基礎的な問題に取り組んでいくことになっています。
スモールステップで物理の問題が解けるようにされており、基礎の理解から問題を解く段階に進むときに躓きにくい参考書になっているので、問題を解く段階で躓いているという人にとって良い参考書であると思います。
物理が苦手な人にありがちなのが、式だけを覚えてその意味を理解していないということです。
この参考書の「基礎の基礎を固める!」の部分では、基礎的な考え方を言葉を通して理解することができるので、苦手意識の解消につながるかもしれません!
ひとりで学べる秘伝の物理問題集
『物理のエッセンス』が本質重視の解説であるのに対し、こちらの参考書は本質よりも分かりやすさを重視した解説になっています。
『物理のエッセンス』の解説があまり合わないと感じた人にとっては、こちらの参考書の解説の方が丁寧で合うと思います!
『ひとりで学べる秘伝の物理問題集』の大きな特徴は問題に解説動画が付いている点です。
物理が苦手な人でも自学である程度のレベルまで到達できる参考書であると思います。
ただし、公式を使うだけのようなとても簡単な問題は載っていないので、その部分に不安要素がある人は『とってもやさしい物理』などから入っていきましょう。
全レベル問題集2 共通テストレベル
この参考書はアウトプット用で、センター試験・共通テスト形式の問題がたくさん載っている問題集です。
他の参考書をやっていて本当に身についているのか不安になる人もいると思います。
実際に問題を解いてみるための参考書として、武田塾のルートでは『入門問題精講』『基礎問題精講』の後に採用しています。
ここで躓くということはあまり解き方が分かっていないということになり、上記の2冊がどれくらい身についているのかの判断になります。
問題数は絞られており薄い参考書となっていますが、基本的な形のよくある問題を押さえてある問題集となっています。
最後に
今回は物理が苦手な人におすすめの参考書を6冊紹介しました。
それぞれの参考書に特徴があるので、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
物理は基本の理解が難しく感じるかもしれませんが、覚えることは少ないので、基本を正しく理解することができればどんどん成績を上げることができる科目だと思います。
自分に合った参考書で成績をどんどん上げていきましょう!
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