こんにちは。
武田塾川西能勢口校です。
新学年になってバタバタしていた生活がようやく落ち着いてきた頃ではないでしょうか。
ということで本稿では「高校2年生のうちにやっておくべきこと」を紹介していきます。
受験はまだまだ先のことのように思われるかもしれませんが、思っている以上に時間はありません。
本稿を参考にして受験の準備をしてみてください!
①最新年度の共通テストを解く
リアルな目標を設定するために、実際に共通テストを制限時間以内で解いてみましょう。
点数の目標はたてる必要はありません。
目的は「本番の理不尽さを体感する」ことにあります。
実際に解いてその理不尽さを体験すれば、受験への覚悟がより鮮明になると思います。
「まだ全然勉強してないから...」と後回しにしたくなる気持ちも分かりますが、共通テストの存在を知っているのと実際解いたことがあるのとでは別物です。
早いうちに解いておきましょう。
②第一志望の過去問を見て情報を集める
・英語 英作文の有無
・国語 記述の有無
・必要な科目と各配点
・各科目の制限時間 など
の情報は学習の方針をたてる上で非常に重要です。
受験は本当に限られた時間しかないので、1日1日無駄のない勉強をしないと本番で勝利を収めることはできません。
また受験に詳しい受験生も注意が必要です。
例えば「私立大学の試験はマーク式だ」というのが受験についての話としてよく語られますが、実際に過去問を見てみるとそうでない大学も少なくないです。
・関西大学 国語 |50~70字程度の論述問題
・立命館大学 日本史|語句の書き取り(漢字必須)
少しの手間を惜しんで演習期まで過去問を確認しないと一生後悔することになります。
パスナビなどのwebサイトで無料で過去問を閲覧することができるので、ぜひ高校2年生のうちに確認しておきましょう。
3英語と数学の基礎を固める
英語と数学は大学受験の最重要科目です。
以下の理由から、高校2年生のうちに英語と数学の基礎を固めておきましょう。
①英語と数学は完成までに圧倒的に時間がかかる。
英語は、単語・文法と暗記量も多い上に、それらを活用できるようにするための演習もかなり回数を重ねなくてはなりません。
数学は、習得すべき事項がとにかく多いです。
またレベルが上がるにつれて1問を学習するに要する時間も増えてくるので、時間はあるだけあったほうが良いです。
難関大理系志望の高校2年生は何よりも優先して数学に着手しておいてください!!
②英語と数学の実力が受験大学を決定する。
英語と数学の配点の高い大学が非常に多いです。
裏を返すと、文系理系にかかわらず「英語も数学もできません」が許される大学はほぼありません!
この2科目は最重要科目ですから、志望校合格を叶えるためにも必ず着手しておきましょう。
高2のうちにやっておきたい参考書
英語
基礎的な単語・文法・構文を最低限固めておいて、高3からスムーズに長文に入っていけるようにしましょう!
オススメ参考書は以下の通りです。
・単語|「システム英単語」
・文法|「大岩のいちばんはじめの英文法」
→「英文法ポラリス1」
・構文|「肘井学の読解のための英文法」
どれも初学者でも取り組みやすい参考者なので今すぐ始めましょう!
数学
数学については文理にかかわらず高3までに
数学IAと数学IIBの基礎的な問題を解けるようにしておきましょう。
オススメ参考書は以下の通りです。
・入門レベル|「入門問題精講」
・基礎レベル|「基礎問題精講」
上記の参考書では、各問題について覚えるべきポイントが「精講」というかたちでまとめられており、「ただ解いているだけ」になりがちな初学者の勉強法改善に効果的な参考書です。
また、「チャート式」や「Focus Gold」に比べて題数がかなり絞られているため、挫折の可能性もかなり抑えられます。
英語よりも更に時間がかかるので、早め早めに取り組み始めましょう。
④スキマ時間の有効活用を習慣化する
部活や学校で忙しい人が、受験のための勉強を進めていくにはスキマ時間を有効活用することが不可欠です。
登下校の時間、休み時間、部活が始まるまでの時間など、生活を見渡してみると勉強できる時間はかなりあります。
こういった時間をうまく活用することが高校2年の間に習慣化できていると、高校3年生になってから周りと差をつけることができます!
受験生になっていきなり生活を一新するのは非常に難しいです。
そのため、高校2年生のうちに少しずつスキマ時間を勉強時間に変えていきましょう。
⑤復習のサイクルをつくる
前回の定期テストの内容覚えていますか?
高校1・2年生のやりがちな勉強法として「定期試験の勉強だけガッツリやって定期試験直後にすべてを忘れる」というものがあげられます。
こういう勉強を続けていると、高校3年生になったとき「何も残っていない」という状況になりかねません。
記憶を定着させるということが何にもまして大切です。
自身にとって効果的な復習の量・間隔などを今のうちに探しておくことも、高校3年生に向けて大事になってきます。
必ず復習のサイクルをつくっておきましょう。
⑥勉強を毎日継続する
受験において最も大切なこと、
それが「勉強の習慣化」です。
これが高校2年生の間にできているかいないかで、合格可能性に明確な差が生まれます。
具体的に言うと1日1時間の勉強を1年間続けられれば、最終的な志望校をMRACHから早慶に変更できるくらいの学習量になります。
特に部活で高校3年生の夏まで忙しいことが想定される人は、死にものぐるいで高校2年生のうちに習慣化させてください!
習慣化のコツとしては、
といったものがあげられます。
参考にしてみてください。
最後に
高校2年生は高3になる前にこの6点をまず1つずつ実行してみてください!
最後の「毎日継続」は1番難しいですが、合格に最も近づく手段です。
勉強習慣をつけて高3から本腰を入れられるように頑張ってください!!
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