今回は古文の苦手を克服できる驚異の参考書ということで紹介していきます。
ところで皆さん、古文の勉強できていますか? 「古文はまだやっていない!」 「古文をやるつもりはない!」 そういった受験生は多いと思います。
しかし、いつまでも先延ばしの状態ではダメですよね。
秋以降は暗記科目を中心に進めていく上に、過去問演習も始まります。
入試が近づくにつれ、古文の勉強に割くことのできる時間はどんどん減っていきます。
もし、ハロウィーンまでに古文の基礎が固められなかったら、演習を積むこともままならず、古文科目がない大学しか受験できないかもしれません。
ドキッとした人はぜひ最後まで読んでみてください!
古文単語のおすすめ参考書
「読んで見て覚える重要古文単語315」は入試に必要な古文単語が315語+慣用句が掲載されています。
赤シートで隠せる見出し語や解説のイラストが掲載されていて、「解説を読んで」「イラストを見て」覚えることができます。
僕のおすすめの覚え方は10個ずつ暗記していく方法です。
10個覚えたら次の10個…というように進めていきます。
古文単語にも英単語のように一つの単語に複数の意味があることが多いですが、まずは一つの単語につき、一つの訳を覚える「一語一訳」を意識して暗記を進めていきましょう。
また、古文単語には見出し語句の横に漢字でその古文単語を表すとどうなるかが記載してあります。
その漢字から推測して覚えるのも少し楽に覚えやすいのでおすすめです。
一通り覚えたという受験生でも、抜けている部分があると思います。
古典文法のおすすめ参考書
「文法なんてやらなくても単語が出来たら読めるじゃん!」と思ったそこのあなた。
確かに、文章の意味をなんとなく掴むだけならば古文単語を覚えただけで対応できるかもしれません。
しかし、受験における古文を攻略しようと思うと古典文法が必要になってくるのです。
具体的には、古典文法を習得することでこんな悩みを解決することが出来ます!
「文章の意味は何となく分かるけど、誰がこの発言や行動をしているのか分からない!」
「文章は読めるけれど、設問に正解できない!」
「登場人物の区別がつかない!」
以上のような悩みをお持ちの方は非常に多いと思います。
まずは、動詞・形容詞・形容動詞の活用を。
次に、助動詞・助詞を細かい点まで理解し暗記するようにしましょう。
「岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本」
「富井の古典文法をはじめからていねいに」
上記の二冊は、ただの暗記で終わらせがちな古典文法をきちんと理解できるレベルまで解説してくれる参考書です。
是非活用して古文をさらに伸ばしていきましょう。
文法の基礎を固められているかどうかで、問題演習に入った時の出来が大きく変わってきます。
今まで逃げていた人も、ここで終わりにしましょう!
古文は必要な古文単語・文法を覚え始めると一気に文章の意味が分かるようになり解けるようになる科目です。
正しいやり方で分かりやすい参考書を使って勉強すれば、ちゃんと成績は伸びます。
上で紹介した単語帳と、基礎を固める文法の参考書が終わっていないなら、危険信号です。
まずは単語帳と文法書を完璧にしましょう。
古文読解のおすすめ参考書
単語と文法を学んだら、いよいよ「岡本梨奈の古文ポラリス1・2」を使って長文に触れていきます。
「古文ポラリス1」の方が入門編ですので初めて古文の長文演習に入る人はまず「1」をやっていきましょう。
各14回分長文問題が収録されているので、しっかりと問題に取り組むことが出来ます。
また、この参考書の最大の特長は解説が非常に詳しく分かりやすいということです!
問題を解いて丸つけをして終わってしまいがちな古文の勉強…。
この参考書はそのような使い方をしてはもったいないぐらいに解説を読んで復習をする価値があります。
設問の解説はもちろんのこと、その文章自体の解説も詳しく載っているのでやることを推奨します。
文章自体の解説をもう一度読み返すことで自分が「正しい」と思って訳していた内容が「違っていた」ということに気付けるようになります。
一周やって終わらせるのではなく2~33やっておきたい参考書といえます。
古文は共通テストしか使わない人
「きめる!共通テスト 古文・漢文」がおすすめです。
この参考書は古文・漢文の共通テストに必要な知識がフルカラーで纏めてあって分かりやすいです。
「共通テストの古文って他の長文問題と一味違ってどうやって解けばいいか分からない!」
という方も多いでしょう。
この参考書では、どこをどのように解釈していけばいいのかが図解されていて、共通テストを解くときの考え方を学べます。
大切な知識や考え方が盛りだくさんに書いてあるので、一言一句全て読んでいくことをお勧めします。
1冊に共通テストに必要な情報が全て載っているので、共通テストになんとか間に合わせたいと思ってる人や、共通テストの解き方を学びたい人におすすめです。
取り外し可能な要点を押さえた別冊が付いており、通学中などに素早く復習もできます。
秋冬にかけて共通テスト対策をしていかなければならない今の時期にぴったりな参考書です。
最後に
・古文の基礎を固めるのは10月末まで!
・紹介した単語帳と文法の参考書、長文問題を仕上げて過去問や共通テスト対策を迎える!
・食わず嫌いを克服して古文を得点源にしてしまおう!
これらができるかできないかで、受験戦略も合格の可能性も大きく変わってくるので、ぜひ頑張ってみてください!
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